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木造ピン工法における三角、L字型のバルコニー施工について

注文住宅にて、以下の画像にあるように、2階の部屋①、部屋②との共有バルコニーを作りたいと考えています。隣地境界も近いですが、可能であれば、三角形型のめいいっぱいのバルコニーを作りたいです。
しかし、ハウスメーカーからは、バルコニーの下地の梁を作るために、両側から羽根出しを作れないため構造上(重なる部分を削らないといけないので、構造上弱くなるため)、三角刑もL字型も、幅広なバルコニーも難しいと言われています。
※後付けのアルミバルコニーを提案されてます。個人的にはカッコ悪いので嫌です。

ただ、幅広や、L字のバルコニーはよくみかけますし、今回は、2階建てですが、LDKの壁や柱を減らすため、構造計算もする予定であるため、バルコニーくらい何とかならないもんなのかと思いとても困っている状態です。

※判断するため、足りない情報があれば、ご指摘ください
  • 木造ピン工法における三角、L字型のバルコニー施工について

専門家の回答

3件

2017年 4月22日
注文なら、おそらく、
そのHMでも何とかなると思います。
再度、交渉してみて下さい。
鶴崎より
矢印
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矢印
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2017年 4月22日
出の深いバルコニーにすれば、はね出し梁の梁丈は大きくなりコストアップになりますし、計画上も1階の天井や開口部に影響し、合理的でありません。とくに左上の三角バルコニーでは深いところで梁丈は400くらいになるんではないでしょうか。無理せずバルコニーを支える柱を設けることをオススメします。
計算上成り立っても床がたわんだという例はアクロバティックな構造の某有名建築家であったというのを施工会社から聞いたことがあります。

また、建蔽率に影響しないのが唯一右下です。建蔽率が厳しい場合は法制約上右下となります。
どうしてもはね出しで出の深いバルコニー造ることが第一条件であり、そのためのリスクやコストアップを許容できるならば話は別ですが、ハウスメーカーでは対応は限られると思います。
矢印
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2017年 4月22日
気持ちは分かりますね(笑)
まぁ色々なしがらみも有るでしょうけど、どれも
やってやれないことは無いですよね。ただ、これを
木造の軸組みで建てるんなら、となりますと。
僕は左の下のヤツが良いかなと思います。ちょっと極端な
書き方ですけど、言葉で分かっていただけるか疑問ですが、
まぁ話しますけどね(笑)

左の出隅からY方向に3尺入ったところの床梁をキャンティ梁にして、
あと右端の出隅からX方向に入った床梁をキャンティ梁にします。
張り出しは3尺程度にして、その端部を結ぶ斜めの梁を架けますかね。
菅原さんの指摘の通り、この梁が長期の荷重で垂れてくることも
十分考えられるので、出来るだけ他の床梁も張り出して、斜めの梁を
支える格好で床組みを作りますかね。

っていうか、容積率や建ぺい率が解決できるなら1階も斜めの壁にした
居室とか壁を設けるかな、僕なら。
ちなみにキャンティ梁を3尺以上出すと、梁せいが高くなって、菅原さんの
言うように1階の窓の高さが高く取れなくなりますよ。最悪今度は採光が
満たされなくなると。口で言っても分からないと思いますが、胴差という
水平材料を他の胴差よりも下がるとかして張り出しの梁を掛けますので。
そこにまたサンドイッチするように胴差を余分に入れる場合もありますしね。

いずれにせよハウスメーカーに諸々言っても厳しいのは否めませんな(T-T)

URBAN GEAR / アーバンギア 本多 信章
at*****geardesign.com
http://www.urbangeardesign.com
054-206-4343
矢印
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