大阪で設計事務所をしています。福味と申します。
総額5300万円で土地が2500万円であれば残り2800万円となりますが、内訳をどの様に配分するかですね。。。
店舗内装・設備で1000万円程度の予算組みをして残り1800万円あるのであれば、30坪程度の住居は可能かと思います。
ハードに要する費用はそれとして、別に開店資金も必要なのではないでしょうか。
広告宣伝費や当面の運転資金・人件費等です。
それらを考えると、土地代をもう少し抑える必要があるかと思います。
土地は売主と買主の合意で価格が決まります。チラシに掲載されている価格が取引価格では無い事を頭に入れておきましょう。2500万円の土地でも2000万円で買付証明を発行するのも一つの方法です。先方が売れないと云うのであればそれまでですが、売り急いでいれば2000万円で買える事もあります。但し買付証明を出して売主が売ると云ってしまえば、買わないと違約金を取られますので注意が必要です。
自然素材の考え方ですが、合板や新建材でない自然素材と云う意味であれば十分可能です。
木材を例に取ると桧の集成柱には節がありません。桧の柱は節があると値打ちが下がるのです。ですので安物の集成柱に桧の節の無い薄い板を張って、安物に少しだけ付加価値をつけた、桧の集成柱が出来上がるのです。
そう言った新建材を用いないと云うのであれば、節のない高級な無垢の桧柱を使うか安価な無垢の節のある桧柱を使うかの選択になるのですが、節のある桧柱を使えるのであれば、1800万円でも可能と言う意味です。
木材を例に取りましたが、内装仕上げ材全てに自然素材を持ちいるとなれば、木材と同様の発想が必要になります。
ローコストで自然素材を用いて家と造る概念をHPにまとめていますので、参考にして下さい。
http://www.green-h.org/oadon/sozai.html