図面最終決定間近です。ご意見お願いします

家の計画は設計士さんとの信頼関係が大切です。
まずは悩みをしっかりと伝えて相談してみることをお勧めします。
これまでのやり取りや、思いがあるはずです。
少し変えてよくなるというのはなかなか難しいです。

あえて言うと
玄関上のクローゼットを一番右の一コマ減らして、
ホールを玄関下に移動してはどうでしょうか？
ダイニングももう少し広くなるはずです。

水回りは動線がごちゃついているので
扉を減らすイメージでシンプルにできそうです。
階段の位置もよくないですね。
これを動かせば、水回りは使い勝手もよくなりそうです。

参考にされてください。

デッキについて思い切って建物幅とすることです。ただし奥行きはメリハリつけてリビング前の空間だけ奥行きを守るべきです。収納はリビング左壁全て3640長さで収納壁とすることです。奥行き606で充分です910までは不要と考えます。

間取りをご要望のようにするために、優秀な建築士の方にセカンドオピニオンを依頼してみてはいかがでしょうか。
今のプランで致命的なのは、キッチンとダイニングテーブルとの空き寸法だと思います。
ご参考まで。

このところ、このSuMiKaの質問ページは、ハウスメーカーのプラン決定前の駆け込み寺みたいになってきましたねぇ。こういう事例に対し、第3者がいろいろアドバイスしても、ハウスメーカはその意図を組んで検討してくれないと思います。プランを拝見して、気の付くところはたくさんありますが、それをアドバイスしても、それが生かされることは少ないでしょう。予算が決まっているから、これしかできない！と言われるのがおちです。本当は、予算とは関係なく、考えないといけないことばかりなんですが。

ハウスメーカーにも建築士はいますが、大体は営業を兼ねたような方が多いです。多くのケースの場合、早くプランを決めて契約したいという雰囲気がありありで、そういう建築士は、勢いイエスマンになります。つまり、建築主の要望のとうり、言われるままにプランを作るのです。変更を要望されたら、またその通り変更していきます。そうするうちに、プランはどんどん変な形になっていきます。それが変な形になろうが、先方は構わず、ひたすら早くプランを決めて、契約したいと突き進みます。これはハウスメーカーの方が悪いのではなく、そういうビジネスなのですから仕方がありません。そういうビジネスをあなたが選択された、ということです。

今までにそういう状態でうちの事務所に相談に来られたクライアントが何人かおられました。どのプランも見るなり、「これは変！！」というプランばかりでした。どうしてこんなプランになったのですか？と聞くと、ハウスメーカの建築士がこちらの言うとおりに作成したプランだと言うのです。要するに、早く契約したいイエスマンが作成しているので、そのプランが住みやすいかどうかは別問題なのです。建築主さんは素人ですから、好き放題に希望を述べます。本来その矛盾を含んだ希望に対して、建築士としてアドバイスして、反対すべきは反対して、良い方向に導くのが本来の姿です。しかしながらこうしたほうが良いのでは？というアドバイスをするHMの建築士は少ないのです。彼らは建築主に反対することをことさら避ける方たちですので。

そういう相談を受けて、私の事務所で一からプランを作り直し、結果プランを気に入っていただいて、設計監理までさせていただいたケースが多くあります。皆さん、あの時相談して良かったと仰います。それが現実ですから、今回のご相談も、細かいことをアドバイスして差し上げても、根本的な改善はできないような気がします。ハウスメーカに設計施工を委託された時点で、建築家に設計を依頼するような家にはなかなか近づかないということを覚悟されるしかないと思います。

なんか突き放すような物言いになってしまい、申し訳ありませんが、これははっきり申し上げたほうが良いと思いました。

muuu様
はじめまして
家づくりはほとんどの人にとっては一生に一度のもので、大変高価なものです。
また、一度造ってしまったら、リセットや容易に修正ができるものでもありません。

プランに行き詰まるのは、信頼できる設計者、さまざまな提案をしてくれる設計者と話を進めることができていない、ということに要因があるように思います。

現在、どのような状況にあるかは分かりませんが、万難の排してでも、じっくりと時間をかけて納得ができる形で設計を進めることが最も必要なことかと思います。

そのようなことから、この場ではプランの個々に関するコメントは控えさせて頂きました。
（提示された図面は、敷地の形状も図示されていないので、その点でもコメントは難しいものです）

最後に、
こちらではセカンドオピニオンサービスというものを業務の一環として行っております。
助言コースや改善案提案コース、別案提案コース等、さまざまな形での対応を行っています。
ご興味がありましたらご覧になってみてください。
https://www.atelier-n.com/business/s-secondopinion/

中川龍吾／中川龍吾建築設計事務所
〒177-0053　東京都練馬区関町南4-8-13
TEL：*****
E-MAIL：atelier.nak*****.ne.jp
URL：https://www.atelier-n.com/

muuuさん
お疲れ様です。

早速ですが、気になるところを列記させて頂きます。

■ダイニング、キッチンはひとくくりでリビングとは空間的に区別したい件

この内容が最も大きい課題かと思いました。

実際どの様な意味で、どこまでの縛りがあるのか判断つきませんが、もし「絶対厳守項目」であるのであれば、一度これまでの事を全て忘れて、何が最優先かを整理し、全体配置から考えなおす事をお勧めします。

そうしないと、このままの配置の中でいじろうとするがために、様々な不満が噴出しているのだと思います。

■リビング後ろの空間

何に使おうとイメージされているのかわかりませんので何とも言えませんが、一度使い方に必要な物を配置される事をお勧めします。

■2階フリースペース

階段との関係がしっくり来ない印象です。
吹き抜け形状含めて再考される事をお勧めします。

以上です。
素晴らしい家になります事を祈念しております。
どうぞ頑張って下さい。