本体工事費に含まれる標準仕様

建築プロデュース事務所というのは、A○Jでしょうか。建設会社ではないのですね？グレードからしたら何となく高い気はしますね。

もう少し詳しくお伺いし拝見しないと確かなことは申し上げられません。
本体工事が１９００万でキッチンや照明などで６６０万、
十分予算内のようですが、施工床に対しての予算ということであれば
かなり安い印象です。

断熱材のグレードや作り方等にもよりますが、高気密高断熱と言って良いものかと思います。
Ua値等計算して提出して頂くと良いかもしれませんね！

大体坪80万でまずまずですね！しっかりとしたつくりで充分どこでも作れます。

同価格というのは建築本体工事についてでしょうか

洗面台やキッチンと照明などが別形状なので
1922万円であれば断熱はグレードアップできそうに思います。

ただ、契約解除の違約金がいくらかによりますね。

予算が土地建物合わせての予算なのか建築だけの予算なのか

建築だけの予算がまだ余裕があるなら
要望に合う高性能高断熱可能な委託先を変えてみてはと思います。

書いてあることから気が付いたことですが参考になれば幸いです。
具体的な質問があればメッセージにて対応しています。

マコト様

初めましてアトリエシーユー の竹石と申しましす。
東京都大田区の設計事務所です。

今回のご質問ですが、設備機器や照明器具で660万円のグレードアップとは、
元々標準品をどのように設定すればそうなるか疑問ですね。
しかしそちらはご自身で選ばれているので、
差額をはっきり開示してもらえば解決すると思います。

ただ断熱に関しましては気になります。
フラット３５Sの金利Aのことをおしゃっていると思いますが、
その場合の断熱性のは等級４を求められます。
滋賀県においては、ご提示されている断熱性能では不足です。
製品名や密度が分からないので正確にはお答えできませんが、
屋根の９０mmはどんな商品であろうと薄いです。
必要な熱抵抗値のためには、９０mmを2枚重ね程度となります。
もう一度正しい根拠となる資料の提示を求められるといいと思います。
１）必要な断熱性能の正しい根拠（フラットでもいいです）
２）１）に基づく断熱材の商品名と性能　
３）窓ガラスの性能も重要ですので、その性能の提示

そして断熱と気密に関しましては、施工管理が欠かせません。
正しい設計をしても、正しい施工が出来なければ性能も半減します。
事実プロの大工、工務店の管理者でも全然わかっていない人がいるもの現実です。
そこには正しい監理ができる設計者も大変重要です。

総合的に誰が正しい判断ができるのか見極めて下さい。
一度作る性能の部分は直せませんので。

株式会社アトリエシーユー 一級建築士事務所
竹石　明弘