建ぺい率や容積率の計算方法ってご存知ですか?
ややこしい部分も有るのですが、簡単に言ってしまえば
土地の面積に、それぞれの数値を掛けて出た数値が建てられる
「床面積」と「建物を真上から見た面積、建築面積」なんです。
厳密には床面積から除外されたりする箇所もあります。あと
天井が規定以下であれば「階」に含まれないので、工夫すれば
床面積を稼ぐことも出来ます。この辺りの計算になると流石に
建築士でないと難しくなりますから、住宅屋さんか、設計事務所に
相談となるでしょうね。
ただ実際のところ、用途地域と言って、敷地に目いっぱい建築が
出来る場所もあって、それには建築物の構造にも制約があります。
ご相談の地域では無いですね。40/80となると相当に景観に配慮した
地域となりますね。普通は住居系地域です。となると民法上でも
隣地から外壁が50センチ後退していなければなりません。工事をするにも
実際には壁の中心で60センチくらいは離れていないと特別な工事になります。
自動車の駐車には単純に1台あたり2.5m×5.5m位の面積を割り当てる
ことが多いです。しかし、敷地内に車を乗り入れて駐車ができる「間口」や
多少の転回が出来るスペースも必要です。ベランダの下に車を置くと、
なんにも建築物が無いのに、そこは「屋内的用途」扱いになり、なんと
床面積に参入しなければなりません(T_T)恐ろしいですね。1m以内の
張り出しならば建築面積から除外されるのに...
100㎡っていうと、まあ大体30坪くらいですよね。居室の数にもよりますが、
広々っていう計画なら2LDKですかね。4LDKも可能ですが、そうなると
あまり狭くて鰻の寝床のような敷地形状では採光の問題も出ます。
低層住居地域や厳しい高度地区に指定されていなければ3階建ても可能ですが、
これも制約が大変に多いです。間口一杯に計画しては天空率でも逃げられない
事が多いです。
車を縦列に置く方が計画は難しくなりますね。狭くても間口が広ければ、
法律をクリアするのが楽です。広さの問題もさることながら「接道要件」と
「敷地形状」が重要になってきます。間口が7m以下なら奥行きは18mくらい
欲しくなり、間口が18mなら諸々緩和を使って、奥行き6mくらいで
カタチにはなりそうな気がします。
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