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地下室の費用について

こんにちは、皆様のお知恵をお借りしたいです。

現在60坪の土地(建坪率60%)の土地に、地下室付きの家を建てようと考えています。
地下室は趣味の関係で広い空間を作りたいと考えています。

そこで質問ですが掘る深さによって地下の費用は大きく変わるものでしょうか?
例えば面積は同じで深さが2.8mと3.5mを比較した場合。
水が多くあふれる地域ではないと聞いています。

専門家の回答

4件

2022年 7月 6日
初めましてアーキネットデザインLLC代表の市川均と申します。ご質問の件ですが、地下室は深さや敷地条件によって素人の皆様が思うよりずっと費用が変わります。主な費用を左右するポイントは以下の通りです。
1、地面を掘削する事は隣接する土地、建物に大きな影響を与えます。敷地へのアクセス道路条件、周囲の建物状況によって掘削機械の大きさが変わりそれによって費用は大きく変わります。要は、大型重機が使えると安く、使えないと高いという事です。
2、深さによって、掘削のための土留方法が変わります。要は深さによって土留杭(鉄骨)の太さ、杭を打ち込む機械が変わり、その振動が周辺に与える影響度合いも変わります。これも大型重機が使えると安く、使えないと高いという事です。
3、掘削した土の処分費は当たり前ですが土量によって増え、また土質や地域や業者によって処分費の単価も大きく変わります。都心部や悪い土は高く、郊外で良い土は安いという事です。
このように土工事の費用は条件によって大きく変わり、そもそも皆様が思っているより高額です。
アーキネットデザイン合同会社代表
早稲田大学建築学科非常勤講師 市川均
矢印
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2022年 7月 6日
建築基準法では、地階とは、床が地盤面下にある階で、床面から地盤面までの高さがその階の天井高さの1/3以上のものと決められています。ですので、地階の天井の高さが3mとすれば、地階の床面が地盤面から1m以上深ければ地階になります。地下室であっても、地盤面より上の外壁部分では、窓を設置することもできます。

何が言いたいのかというと、地下室を造るのに2.8とか3.5mも掘る必要が無いということです。基礎も含めて2mほど掘れば、地階が出来てしまいます。当然、掘削量が少ないほど、工事費は安くなります。

住宅の地下の部分は、容積率に不算入になります。(その用途の合計の1/3を限度として)ですので、都市部では非常に有効な手法と言えます。

ワクワクするような趣味のための地下室が出来ますように!

矢印
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2022年 7月 6日
結構変わりますよ。残土処分費は、熱海の土石流を受けて、処分が非常に厳しくなっております。なので、現在金額が結構上がっております。また、建物本体のRC造とかも高くなってますからね。たった60cmとはいえ、そこそこ上がると予想されます。
また、これはケースバイケースですが、土圧計算によって、矢板だけでもたない場合もありますし、支持地盤がその間に無くなっていたと言うこともありますので、そうなると一気に跳ね上がったりします。
とはいえ、早々に諦めずに一度見積もり取ってみたら如何かなとは思います。建築の変更はたいした話では無いので。構造もそれくらいはやってくれると思いますし。
矢印
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