災害による宅地や建築への被害は、梅雨時や台風時期は多いですね。
建物本体のコストは基本的には変わりません。基礎の下を補強したり、擁壁等の土木構造物をつくるコストがかかってきます。
地盤が建物を支えられないほど弱い土地は、補強する費用がかかります。
地盤改良工事か杭工事になります。数十万〜数百万かかります。
住宅レベルでの地質調査は、安価なスウェーデン式サウンディング試験が一般的ですが、悪いとわかっているならボーリング試験のほうがいいです。正確に出ますので。
斜面の土地には、いろいろありますので、一言では言い切れないと思います。
宅地として完成されており、地盤に問題がなければ基本的には追加費用は発生しないと思います。
斜面でも切土の土地は安心ですが、盛り土の土地は要注意です。新たに造成した土地であれば、造成図面のコピーを貰って検討した方がいいでしょう。中には70m盛り土という土地もあるようです。
山の斜面を買ってご自身で造成しようとするなら、当然造成費用も申請や工事の時間もかかります。
土地については、固有の状況によって条件が大きく違いますから、一般論が通用しにくい面があります。できることなら土地探しの段階から建築家に相談してアドバイスを受けておいた方が安心だと思います。