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新築戸建て耐震補強土地

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新築の基礎を一部深基礎にすべきでしょうか。基礎の深さはいくらがよいでしょうか。補足

お世話になります。変形地に木造2階建て、べた基礎の新築を建築予定です。西側の土地は田んぼになり、境界に土留めコンクリートブロック(根入れが2段、上が3段あります。)があります。地盤調査にて地盤改良不要との調査結果でした。工務店も必要なしとのことで隣の新築は改良なしで基礎が立っています

①L型の建物のうち、図の赤い部分はコンクリートブロックより1.7m以下になりそうなので、深基礎のほうがよいのかなと考えています。コンクリートブロックの根入れの部分からの安息角にかかるためです。これは正しいでしょうか?工務店からは特に深基礎にするようには提案されていません。
②地盤調査の結果が図のようになっています。深さ0.5m以上の部分ではN値がだいたい3以上になっていますが、それ以下では3以下です。普通のべた基礎の根入れ深さは12Cm以上とのことです。工務店では地盤補強は必要なく普通のべた基礎で大丈夫とのことでした。基礎の根入れ深さが20cmとしても30cmはふかふかな土の上に基礎が乗ることになります。べた基礎は面で支える構造なので大丈夫なのでしょうか。それとも根入れ深さを50cmにすべきなのでしょうか。
③長期許容応力度が62ということはベタ基礎で大丈夫ということらしいのですが、0.5m以下のN値が低いのが気になります。

申し訳ございませんがよろしくお願い申し上げます。
  • 新築の基礎を一部深基礎にすべきでしょうか。基礎の深さはいくらがよいでしょうか。補足
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専門家の回答

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2019年 4月14日
〇基礎の根入れは、
 建物周囲の基礎の下の地面が雨水によって掘られて無くなってしまうことを防ぐためのものです。
〇べた基礎は不同沈下に有効な形式の基礎です。
〇地盤調査結果からは地盤改良が不要と思われますが、ハウスメーカーなどでは、社内規定で地盤改良を義務付けていることもあるので、ご心配なら地盤改良されてはいかがでしょうか。
〇地盤改良は、不同沈下を防ぐためだけではなく、地震時に建物にかかる地震力を軽減させるためのものです。どちらかといえば、こちらの役割の方が大きいです。
 地盤改良をした家としない家を比較すれば、した家の方が地震時の損傷が少ないです。
〇地盤改良しない場合において、安息角という考え方は理解できます。
 ブロック擁壁に対する長期的な影響も無視はできません。
 ブロックの損傷を気にされるのであれば、ブロックに近い部分を一部深基礎にする案も良いでしょう。
〇このような事例は日本各地で多く見られますが、ほとんどの場合が深基礎にすることなく、ブロックの損傷も長期的にみてもほとんど無いのだと思います。
〇参考までに、浄化槽などの地中埋設物が安息角にかかる場合は防護措置が必要です。
〇家づくりはメンタルな側面が実はとても大きいです。
 「怖くて心配で夜も眠れない」など健康に影響を及ぼすこともあります。
〇心配なら地盤改良をされてはいかがでしょうか。
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2019年 4月14日
ベタ基礎スラブ下をGL-400に設定すれば良いです。スラブ下は捨てコンクリートt=30その下砕石t=120で合計15㎝改良されることになります。地表より合計55㎝改良され地盤が良いとされる位置より5㎝深い位置まですれば良いです。
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