建築家と家づくり 好きに暮らそう SuMiKa
家づくり相談

長期優良住宅 床面積

過去に何回か質問させて頂いた者です。
今年後半に夫婦二人で住む平屋を建てようと思っています。
どうせならば長期優良住宅にして補助金を受けようと思っているのですが、
認定基準を調べると「戸建の床面積は75㎡以上」となっています。当方隠居後に夫婦二人で住む、手が行き届く大きさの2LDKにしようと思っていて、自分で考えた間取りで計算すると20坪の66㎡になってしまいます。
ここからが質問なのですが「夫婦二人」と居住人数が少なくてもやはり「75㎡」以上無いと認定されないのでしょうか?認定のために不必要な広さを作ると言うのはエコな面から見ても金銭的な面から見ても無駄と言うか本末転倒な様な気がしてなりません。しかしやはり「決まりは決まり」で融通は利かないのでしょうか?

専門家の回答

7件

2022年 1月30日
長期優良住宅は75㎡以上の床面積が必要です。さらに階段を除いた居住室の床面積などの決まりもあり融通は利きません。「長期優良住宅=エコな家」という趣旨の認定ではないのです。
グリーンポイントやグリーン化事業の補助金でしたら「低炭素認定住宅」でも活用できますよ。また断熱性能等級と省エネ等級の見直しがあるので4月以降に新たな補助金制度が創設されるかもしれません。計画を進めながら情報収集されてはいかがでしょうか。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2022年 1月30日
はじめまして
東京都内で設計事務所を主宰しております前田敦計画工房の前田と申します。

国土交通省の決めた基準ですから、融通は利きません。残念ながら・・・

長期優良住宅の制度見直しとして共同住宅の面積は検討対象となっているようですが、個人住宅は対象になっていないようです。
また、長期優良住宅の基準を満たすために建築費用が増えてしまうこと、そのための申請費用や申請手数料も加算されますので、無理して面積を増やしてまで補助金を受け取るメリットがあるとは思えません。

参考まで

■前田 敦 / atsushi-maeda   
一級建築士事務所 前田敦計画工房合同会社
〒108-0072 東京都港区白金2-1-1 パセオ三光坂408
URL: www.mac-atelier.com
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2022年 1月30日
住宅ローンだって面積の制限があります。どのような住居を今後増やしたいのかがそこに表されているから補助金となります。
公的資金との思惑はそのために使われるものです。
自分スタイルで良いではないですか!
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2022年 1月30日
融通はききません。

長期優良住宅の認定制度はそもそも住宅の量生産型からストック型への国が方針を変えた時に生まれたものです。そのため、住まい手がいなくなった時に一般平均的に求められる住宅面積や性能など基準を定めています。
住宅取得補助や低炭素を目的にした制度ではありません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※ 「地方への移住をデザインする」 をテーマに、自然環境の中で理想の暮らしをお持ちの方々を対象として、移住先の土地探し、住まいの設計、既存住宅の調査、暮らしの相談を通じて「あなたの現在地から移り住む」ことをトータルにサポートするサービス・『イジョーハウス』を提供しています。
https://iju-house.com/
https://www.facebook.com/ijuhouse
https://www.instagram.com/ijuhouse/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
MERAKITECTURE ARCHITECTS STUDIO
メラーキテクチャ アーキテクツ 建築研究所
http://www.merakitecture.jp
矢印
この専門家のプロフィールを見る
2022年 1月30日
夫婦で住む、一人で住む、いづれにしろ60㎡が一番住みやすいそうです。
補助金のために4坪増やしても数百万円余分に建築費はかかるため、
本末転倒と思います。
リフォームなどで多くの住まいを見てきましたが、
すっきりシンプルに住む難しさを感じています。
物に埋もれどんどん納戸を増やし、足の踏み場もないお宅は多いです。
最小限で暮らしやすく、居心地よく、美しく…。
そういう暮らしに憧れます。
話がそれてしまいましたが。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2022年 1月30日
国は補助金を出して、社会的資産として残る家を建ててもらおうとしているのです。補助金を出すのは、将来あなた方ご夫婦が住まなくなった後のために出すのです。そんな補助金、もらわないほうが良いのではと思います。ご夫婦の生活を最優先されることをお薦めいたします。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト

ユーザーの返答

2022年01月31日

ひがちゃんのプロフィール写真

ご回答ありがとうございます。
「社会的資産」なるほど納得です。「個人資産」では無く「社会的資産」にするために認定基準を設け、
「社会的資産」だから補助金を出すのですね。
凄く嫌な言葉になってしまうかもしれませんが「自分のお金で自分の納得いく家を建てる」事にします。
アドバイスありがとうございます。

2022年 1月30日
ひがちゃんさん
はじめまして、設計事務所主催の松下と申します。
文面から想像する限り、隠居後とありますので長期優良住宅にこだわらなくても良いのでではないでしょうか。30代、40代の方がローンでの金利優遇や補助金などメリットを考えた場合はおすすめしますが、昨今、材料価格も上がっていますし、不必要な床面積を増やすのは好ましくありません。また、長期優良住宅にはある程度のスペックが必要で、断熱材などスペックの最低ラインがありますので、初期投資に費用がかさみます。
また、申請費も無料ではありませんよ。もちろん設計事務所にだいたい30万円~の申請書類作成手数料をお支払いし、その為の検査費や申請料も追加支払いが必要です。
多くの先生方もアドバイスを書かれている通り、ご自身のスタイルで宜しいかと思います。ご参考になれば幸いです。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
この家づくり相談「長期優良住宅 床面積」をfacebookでシェアする

関連する家づくりカテゴリー

おすすめ

同じカテゴリーの他の相談

悩みや疑問を専門家に聞きたい方はこちら

作りたいものが決まっている方はこちら