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傾斜地における石積み擁壁について

現在擁壁(石積み、高さ4m程度)を伴う土地の購入を考えています。
敷地面積が広く高台にあるのが魅力なのですが、古い土地で擁壁も相当に古いため崩落しないか懸念しています。
さらにハザードマップでも土砂災害警戒区域にぎりぎりかかっており、やめておくべきかどうか判断に迷っています。
石積み擁壁の反対側は隣地のコンクリート擁壁も立っています。その擁壁も古く、木の根でクラックが入っているような状態です。
しかし他にはない魅力がやはりあり、なんとか安心して建築できないか検討しています。
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専門家の回答

3件

2022年 4月26日
文面と写真からではなんとも言えませんが、建築に際し、擁壁に対応するための費用がかかると思います。

ピンチをチャンスに、逆に良いものになりチャンスでもありますから、しっかり建築家に相談してください。
矢印
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2022年 4月26日
兵庫県では各市町村で崖の取り扱いについての
条例があり、又古い擁壁についての取り扱い基準も
あります。
例えば
下記のように
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擁壁に外見上支障や異常があった場合は、設計者において造り替えまたは適切な改善の方策を検討しなければなりません。
また、現時点で擁壁に外見上支障などが見られなくても、これからも大丈夫とは限りません。新たに建築することによって既存の擁壁に負担をかけないように次のような措置を講じる必要があります。

がけ上建築物:建築物の基礎を擁壁に影響を与えないところまで根入れするなど
がけ下建築物:がけ崩れから建築物を守るため防護壁・擁壁を設置するなど

設計者が、建築物の確認申請に先立って、過去の造成履歴や擁壁の外見、断面および水抜き穴の状況などを調査し判断していただきます。

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以上のように設計者の判断にゆだねられています。


 目視による基本的な判定の方法は、国土交通省HPで公開されています。

【住民向け】『我が家の擁壁チェックシート』
【専門家向け】『宅地擁壁老朽化判定マニュアル』

以上設計事務所の具体的にご相談されることを
お勧めします。


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