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6件

建築家さんを選ぶ基準

これはと思う建築家さんが十数人おります。HPで作品や略歴、建築に関する考え方などを検討しましたが、なかなか絞りこみできません。遠方に住んでいることやあまり自由に時間をとれないこともあり、面談は5人程度しか時間をとれないのではと思っております。そこで質問です。
?上記以外に絞り込む基準等があればご参考として例をあげて下さ い
?面談する際には、失礼にあたるとは思いますが他にも面談する予
定の建築家さんがいることをお話いたします。その場合、建築家
さんとしては「相見積」として真剣にお話を伺ってくれないので
しょうか?

このアドバイスは、旧HOUSECOの家づくり相談のアーカイブを移行したものであり、現行SuMiKaが提供する機能と齟齬がある場合があります。

専門家の回答

6件

2010年 2月 1日
匿名様 はじめまして、板垣と申します。
1:他の絞り込む方法ということですが、既に候補者が十数人いて、そこから絞りこもうとするわけですから、HPだけでは見えてこない対応や、打合せの感覚を予測する為に、
今考えていることを、メールで問い合わせては如何でしょうか?その際に、建てたい規模や、予算も含めて具体的に相談すれば、『それでは無理でしょう』と後ろ向きな片と、『是非計画してみたい』と前向きな方に分かれると思います。後ろ向きな方には、もうちょっと自分達で考えてからにしますと、報告すればいいし、前向きな方で、匿名様がメールでの受け答えもいいなと思った方にお会いすれば宜しいかと思います。
5人くらいお会いすれば、気に入った方はたいていいると思います。いない場合は、匿名さんの最初の選定基準が、ずれているということだと思うので、(例えば、建てた物件のイメージだけを優先させていたり)再度基準を見直して、選んでみるしかありません。

2:お会いする際に、他の方とも面談することは、やはり伝えるべきと思います。設計士は、もちろん自分だけに頼んで欲しいものの、施主の立場になれば、それは難しいと分かりますから。自分だけに頼んでいるとおっしゃっていたのに、後で、実は別の人とも相談していて、そちらに決めました。と言われると、やはり残念ですし、後味の悪い印象になります。
自分だったらむしろ、数人と相談していて、自分が選ばれたとなったほうがすっきり進められるような気がしますので、相見積(相相談?)は全然かまいません。しかし、正直に伝えた上で、難色を示す人も当然いるかと思います。最初にこういう条件ですが、如何でしょうと伝えて、前向きな人とだけ会えばよいわけです。逆に匿名さんが絞り込む過程をここでもやってくれるわけです。

満足する人と出会って、素敵な家を建ててください。
矢印
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ユーザーの返答

2010年02月02日

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朝早いうちから、ご回答ありがとうございます。
?アドバイスのように、メールにて自分達の考え方や希望などをメールにて
問い合わせて、その回答内容から更に絞り込む、もしくは面談する優先
順位をつけるということにしたいと思います。
?正直に伝えたいと思います。また、そのことを真摯に受け止めてくださる
建築家にお会いできることを願います。

2010年 2月 1日
匿名様

『上記以外に絞り込む基準』ですが、PINさんと同じ答えですが相性です。

正直、能力的な差異はほとんど無いと考えて頂いて良いかと思います。誰に頼まれてもそれなりに良い住宅が出来ると思います。
建築家の世界も狭いので、お施主さんが辿った建築家を聞いてみると知り合いの建築家の名前がよく出てきます。その方自身も知っていますが、大変有能で、性格的にも問題がない方です。
ちょっとした事が決定に左右するようで、「すこし話がしやすかった」レベルです。
解らない事だらけで不安だと思いますが、悩む前に行動してみましょう。
『ちがうかな?』と思ったらお断りをしてください。
直接会って話してみれば色々と解るはずです。

「相見積」について
建築家は工事金額の見積りはしません。
建築家の仕事は設計ですので、設計料+監理料を各々設定されています。
ハウスコのコンペでも「概算見積り」を提出しますが、これはあくまでも概算ですので、簡単な図面で、「おおよそ中ぐらいの仕上げで。外壁は比較的安く、、」レベルを想定して工務店さんにして頂いたり、自身で今までの経験値による数字を出したりしています。
これらの図面内容には絶対的な打合せが欠けていますので、ある程度「目標金額」として考えて頂いた方が良いと思います。
実際は打合せにて内装材を細かく決めたり、キッチンや浴槽等の設備を細かく決めて描く図面を「実施図面」と言いますが、これを基に見積りを取ります。
実施図面を描くのは設計契約後ですので「相見積り」を設計契約前に行うのは出来ません。
簡単な図面と概算見積りをと考えてられるのであれば、その見積りのはあまり意味はありません。正直にご予算を伝えてご希望の内容の住宅が可能かどうかを確認することが大事です。
たぶんほとんどの建築家の方はすこしでも可能性があれば全力で力になって頂けると思います。その場合、出来る事と出来ない事をちゃんと説明することで、現実的な問題を予算に合わせてクリアーにして行きますので、お施主さんの判断力が問われます。

それらを気軽の相談出来る必要があるので、相性が一番大事です。

林泰介
矢印
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ユーザーの返答

2010年02月04日

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ご回答ありがとうございます。
私達夫婦と相性のあう建築家にめぐりあうことを期待して、お会いしていこう
と思います。できればリラックスして面談できればと思っています。

2010年 2月 1日
1.について
そこまで選考が出来ているなら面談された方が良いです。一番大事なのは相性です。言いたいことが伝わり理解してくれる人を見つけましょう。そして、過去の実績も見ておくことをお薦めします。

あと、完成までどの程度期間を見ているか解りかねますが、スケジュールから面談する人数を限定するのは止めた方が良いです。まず5人ぐらいリストアップで良いと思いますが、そこで納得できない場合はもう何人か会うのが良いです。根気よく面談をしてください。

2.について
合い見積もりでも相談してかまいません。ただし、設計時点での見積もりは概算であることご理解下さい。また、他の方も書いていますが何社か比較して相談している旨は必ず伝えてください。そして、そう言う条件で対応が納得できない建築家は頼まない方が良いです。

建築家を選ぶ基準は
1に依頼者との相性、2に技術力、3にデザイン力とおもいます。
住まいは建て主の財産ですので納得できる方を見つけてください。
良い出会いがあることを願っています。
矢印
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ユーザーの返答

2010年02月04日

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ご回答ありがとうございます。
「言いたいことが伝わり理解してくれる」ことが相性ですね。
わずか1〜2時間の面談ですが、こちらの要望を理解してくれると感じられる
ことが相性の良さ、価値観の共有だと思いました。

2010年 2月 2日
はじめまして、アーキネットデザインの市川均と申します。
建築家を選ぶ時のポイントについてですが、もちろん相性が合えば良いのですが、一二回あっただけで相性が合うと思い込むのは危険ですし、相性が合うことを価値観が合うこととはき違えないようにしてください。大切なのは相性でなく、コミュニケーションだと思います。私も過去に一度だけ失敗したことがありそれ以来このことを肝に命じています。その時は、始めてあった時に建て主さんは私のことを大変気に入ってもらい、直ぐに設計をスタートしたのですが、設計が進むにつれて私の建築に対する思いとずれを感じてきた様でした。内容は私は職人の技術や思いをとても大切にするので、無用な職人同士の価格競争はしないことでした。そのかわり、建築家として材料調達にはとても詳しいですし、職人の人件費についても厳しく査定します。理由は良い職人は仕事が速くてきれいなことを知っているからです。でも、建て主さんはとにかく価格競争を求めました。結果、設計が完了した際にそのことを話し合って、設計は気に入ってもらってましたので、建て主さんがご自身で建設屋さんを回って見積を取り直すことになり、私の仕事はそこまでで終わりにしました。
このことから、私は相性が合うと、建て主さんに言ってもらうのはうれしいのですが、それに甘えずに、建て主さんが何でも我々に話せること、我々も説明に時間をかけること、など、設計がはじめってからこそ、お互いに信頼感を深め合うことを気にかけています。
ですので、面談するのは多すぎても訳が分からなくなってしますと思いますので、5人が適切だと思います。ただ、5人に絞る際には、実例の見た目だけに左右させず、(無意識に自分本意の設計をしてしまう建築家かどうか)設計を建て主さんと共同作業という意識で進めているかどうかを、その実績から読み取ろうと意識されるといいと思います。
長くなってしまい恐縮ですが、建築家のセミナーに参加したり、建築家の集まる会に顔を出してみるのも良いですよ。最後に宣伝ですが、今週末(2月6日)に新宿初台で開催の材木屋さんの住まいの相談会があります。その日は私の担当です。よかったら参加しませんか。オープンハウスのお知らせにも告知しています。
乱筆乱文申し訳ありませんでした、これからの家づくりがんばってください。
矢印
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ユーザーの返答

2010年02月04日

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ご回答ありがとうございます。
相性があうと感じられることの他に、何でも話してもらえる、こちらから何でも
話せる関係を築ける建築家さんをわずか1回、2回の面談で見極めることは難しいとは思いますが、面談の際には留意したいと思います。

2010年 2月 6日
はじめまして。デザインラボ一級建築士事務所の河野と申します。
いろいろ悩んでおられること、よくわかります。
まず、十数人の方それぞれについて、何について悩んでおられるのか考えてみてはいかがでしょうか?

プランについて、この辺が少し・・・とか。たとえば、特命さまが考えておられることと、この辺が少し違っているのだけれど、このように考えられないか・・・とか。なぜ、このプランはこのようにしたのか・・・とか。その場合、気持ちを率直に伝えてみてはいかがでしょうか。電話で、緊張するようであれば、メールでも。(設計者も、結構緊張しています。じっくりと考えてご回答できるよう、もし、私であればメールがうれしいです。)
その上で、面談することをおすすめします。

また、案が気にって入るのだけれど遠方で・・・ということであれば、すぐ設計者に連絡を取ることをおすすめします。設計者も、ぜひやらせていただきたい仕事であれば(私たちの場合、敷地が魅力的とか、いろいろあります。)、クライアントさんにご負担を与えないよう、お会いする方法を考えることでしょう。

設計者を決める場合、いろいろな理由があるかと思いますが、最終的には相性かもしれません。相性が悪いと信頼関係を築くことができません。
『家を建てる』ということは、人生のうちでそうあることでもありません。後悔しないよう、時間は短くても、多くの設計者と面談することをおすすめします。
その場合、他の設計者さんをお考えでも、話を真剣に聞かないということはないでしょう。安心してください。

では、良い設計者と出会えますよう!
矢印
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ユーザーの返答

2010年02月07日

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ご回答ありがとうございます。
「何について悩む」・・・はっとさせられました。
何かひっかかるから決められない、先へ進めないわけですよね。
その建築家さんがいいと思える理由、決められない理由を顕在化させて
検討したいと思います。
そのひとつにやはり建築家さんの事務所と当方の距離という問題が
あります。これから打ち合わせが何度も入るなかで、やはり距離が遠い
ことは躊躇する理由となるからです。また、施工管理においても施工現場
訪問が少なくなるのではとの心配があるからです。
このようなことも面談するうえで建築家さんに質問してみようと思います。
大変参考になりました。

2010年 2月15日
匿名さん。はじめまして建築家岡善久です。
建築家の見つけ方について
一番大切なのは「この人(建築家)なら信頼できる・・・・」という気持ちが持てるようならその設計は住みよい建築のはずですし、オヤ!と思う部分が少しでもあったら絶対に設計依頼しないことです。
一級建築士というのはただ一級建築士の試験に合格したという意味でだけで優れた建築家の設計者であるという何も保証でもないことをご存知ですか。
建築家とは職能として全ての知識において設計から完成まで統括することができるのが建築家です。(デザイン力・構造・設備そして施工及びコストなどすべて理解していなければ建築家は言えない。)

建築家を信頼することとは
(1)統括力(2)デザイン力(3)技術力(4)情熱(5)人間性その他色々なことを総合した知識を持った建築家が「信頼される建築家」です。
(1)相性も大切かもわかりませんが総合的に決める時の手段だと思います。相性を男女関係に例えると初めはよくても段々付き合っていくと相性が合わないときも多々あるのではないでしょうか。また逆も真有りです。
(2)コスト面を理解していない建築家は有り得ないとおもいます。本来建築家は設計見積りをつくることができます。ただし最終的につくっていただく人の見積りが一番正確ではないでしょうか。(コスト調整)
(3)建築家は施主の財産を守る義務があります。高い買い物(お金)の工事金額を信頼されてすべて任されるのですから責任が重大であります。その報酬として設計監理料を頂くのです。

本論に戻って
これはと思う建築家さんが十数人おられるみたいですが、HPで作品等を検討されて絞込みに悩んでいられるようです。遠方とか打ち合わせの時間が取れないならば。建築家を3〜4人に絞り遠方とか関係なしに「信頼できる建築家」から事務所に訪問して話し合いをし「時間をじっくり掛けて」決めるべきであると思います。高い買い物ですので一ヶ月や2ヶ月そして3ヶ月ぐらい掛けても短いと思いませんがいかがでしょうか。これから長い人生において「住まいと共に」歩んでいかなければならないのであります。大切な財産をじっくりと根気よく信頼できる建築家を全国から(世界から!ちょっと広げすぎやでェ!探してはいかがでしょうか)狭い視野で考えないで大きく物事を考えましょう!
逆の考え方をした場合遠方から以来され建築家は意気に感じて一生懸命に施主のために頑張るのではないでしょうか。グローバルにものを見て・考え・行動することを育てていって欲しいですね。
例えば
ショールームに自分が気に入った物があるとしましょう。どうしても欲しい店員に値段を聞くと高い。それでも「買いますか」「やめますか」ここが大切なところです。値段で「もの」決めるのではなくて気に入った品物を買うのが普通です。これが信頼することです。皆さんはブラインドでもの決め手いらっしゃるのではないでしょうか。自分の価値観で自分の責任において決めるべきであると思います。(自己責任)
建築は高い買い物ですので遠方の建築家にもお会いしじっくりと時間を掛けて自分が信頼できる建築家を探し求めるべきではないでしょうか。莫大なエネルギーがいります。(時間をかけた分だけ自分にかえってきます)建築家も家を造るのに莫大なエネルギーを施主のために時間を掛けております。「時間をおしんではなにも残らない!後で後悔しないようにしましょう!」
最後に訪問して断るときは出来るだけ精を尽くしてください。一番コレが大切であります。建築界は狭いです!
「追伸」わからないことがありましたら何でも聞いてください。わかる範囲はお答えしましょう!
矢印
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矢印
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ユーザーの返答

2010年02月16日

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懇切丁寧なご回答ありがとうございます。

一度か二度の数時間の面談のなかで、信頼できるかどうかを判断するのは難しい
ですね。これは建築家さんを決めるだけでなく、一般にも言えることですよね。

面談の際には信頼する基準の(1)から(6)をチェック項目として信頼できる建築家たるかを判断する材料とさせていただきます。

これはと思う方が十数人おりますが、お願いする方が決まればあとは全員お断りしなければなりません。ビジネスと割り切れば簡単なのでしょうが、自分のために時間を割き、アイデアを出していただいたのにお断りするのはかなり辛いものがあります。

面談する人数を絞れば、お断りする人もその分減り、ご迷惑をかけないことができるのではと思い、質問をいたしました。

お忙しいなか7名の皆様にご回答いただきありがとうございました。

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