透湿防水シート施工後の水漏れ

残案ながら外側の写真も無いと施行進行状況が状況が把握できません。

はじめまして、アーキネットデザイン主宰の市川均と申します。私は宮崎産の飫肥杉をよく使うので宮崎の環境は良く存じています。木材のカビや腐敗には注意が必要な環境です。だから飫肥杉は腐りにくいのですから。
この写真と文章から推察する範囲でお答えします。
１、この状況で何の改善もしない施工者は問題があると感じます。
２、濡れた合板等は充分に乾かせば大きな問題ありませんが、この状態で自然に乾かすのには充分な時間が必要だと思います。一度、工事を止めてその処置をする方がよいと思います。特に壁の中に注意して下さい。断熱材を充填してしまっているようですのでそれを取り除かないと内部が確認、乾燥させられない可能性もあります。
３、いずれにしても今回の漏水の原因を特定しそれを止水しなければ始まりません。
不安にさせたくはないのですが、家は生命と生活を守る大切な物です。また、大金を投資するのですから。きちんと施工者から説明を受けて下さい。
アーキネットデザイン市川均

屋根の防水シート(ルーフィング)、水切り板金(もし水切りが付いていたら、透湿つ防水シートが水切りにか被っていない)、サッシ周りの防水テープ(サッシのツバにはコーキングをしてから防水シート)の未施工、そして透湿防水シートの重ね幅が少ない、などが考えられます。屋根の防水シート前に断熱材を吹くのはどうかと思いますが、工程が違うような気がしますよ。
一度工事を止めて、上記した項目を確認してください。