間取り診断お願いします。

耐震性が劣るというよりは、ちょっと怖い間取りという表現が適切かもしれません。大きな吹き抜けもありますし。
あとは好みの問題だと思いますが、
玄関脇の土間収納は、ウォークインでつくっても、普通につくっても収納量は変わらないような気がします。

４mを超える吹き抜けは耐震壁通常の１．５倍が必要です。材料が4ｍで継ぎ目が入るからです。２階にトイレ欲しいところです。夜間トイレが遠いいです。シューズクローゼットは1365最低欲しいです。玄関と廊下の二面出入口ないと使えません。

木造ではないんですよね?

自分が気に入っていれば、好きな間取りに
すれば良いです。
寿司屋に行って、お任せで寿司を食うって
ことは、「今日一番美味い魚」を最も美味い
状態で食うことが出来る手段ですよね。
でも、自分で好きなネタで沢山食べたければ
回転寿司に行って、誰に気兼ねする事なく、
好きなだけ食べれば良いです。

どっちも美味いものを食って大満足です。
でも違いがあります。美味いものを食うと
いう目的は同じですが、もう「好物」だけを
食うのは飽きた、想像を超えるような
美味い寿司を食わせて欲しい
ってのが、
立ち食いの寿司屋で、お任せで寿司を食う
ってことなんです。

私達は住宅の設計をするときに、この
「お任せの寿司」と似たようなプロセスで
設計をしています。恐らく殆どの建築家が
同じ事を言うと思います。お客様の気持ちを
伺って、最善のアイデアを提案します。

寿司を食べ終わって、がっかりすることも
あるかもしれません。同じように提案を
見て、希望と「乖離」していることも充分
考えられます。
それでも本職が考える計画は、一つ何とか
すれば、体裁が整うという程「すきだらけ」
の計画ではありません。

言い方は悪いですが、所詮は素人が考えた
計画です。ご指南くださいと言われても
返答に困ります。この計画で良ければ、
このまま建てれば（作れればですが）良いし
不安ならば、住宅屋でも設計事務所にでも
相談すれば良いと思います。
経費をどうしても浮かせたければ本を買って
きて、気に入った間取りをパクっちゃえば
良いと思います。

URBAN GEAR 本多

大きな吹き抜けや大スパンの空間は、木造であれば構造計算を入れるか、特殊構造（ＳＥ工法など）にしないと心配です。坪単価が10万円以上あがると考えましょう。
（ご承知とのことですが）
玄関脇の収納はあと30センチは奥行きが必要です。人の入るスペースがないので蟹歩きになります。

この間取りが良いのであれば、これで構造的に問題がないように
工夫をして建ててもらえばいいと思います。

建築家はクライアントの思いを図面や模型を通して
形にするのが仕事です。
クライアントが理想を形にしているなら
僕たちにできることはないと思います。

ただ建築家にお願いされた方が、
さやかさまの思いもよらない、もっと素敵な家になると
思いますが。。。

もしお手伝いできることありましたら
お気軽にご連絡ください。

先日広島でカフェを竣工させました。
素敵な工務店さんもご紹介できるかもしれません。

こんにちは。
多分の話で恐れ入りますが、さやか様の主なご希望は下記のような事でしょう
か。
1、広いリビング
2、大きな吹抜け＋リビング階段
3、アイランドキッチン＋キッチン横のダイニング
4、キッチンで食事の支度をしながらテレビを見たい

間取りを見ると上記のようなご希望が浮かんできます。
このようなご希望をされる方は、最近とても多いと思います。

建物はバランスがとても重要だと思います。

大きなリビングですが、間が開き過ぎて少し「寒々感」が感じます。

また建築雑誌などには当たり前のように在来木造住宅でも大きな吹抜けがある
お宅の写真が載っています。
在来木造住宅では、大きな吹抜けは現在の「建築基準法」では建築違反ではあ
りません。
しかし構造も重要視している「賢明な建築家」は「大きな吹抜け」は地震時に
おける大きな弱点になる事を知っていますので、建築主の資産を守ると言う意
味でも、在来木造住宅にはこのような「大きな吹抜け」は設けません。

もちろん他の構造で「構造計算によって安全を確認した建物」は問題はありま
せんが、在来木造住宅でのこのような大きな吹抜けは「構造計算＝許容応力度
計算」をしたら完全にNGとなるでしょう。

ご希望のデザインを形にする事とても重要ですが、資産を守るという事もとて
も重要だと思います。

参考にして下さい。
アース・アーキテクツ一級建築士事務所　鷲巣（ワシズ）