ガルバリウム外壁の凹みについて

ガルバの横葺きいいですね。ご質問の件ですが、この手のものには大きく2種類あり、①ガルバ単板を横葺き断面に加工したもの、②断熱材などの基材を持って表面をガルバで覆っているもの。

ご希望の仕上がりを求めるのであれば後者を選ぶべきでした。前者は施工者が言われるようにペコペコになる事あります。

うちの設計では、前者の板金感がらしくていいと思ってるので、好んで使ってます。後者は偽物感が否めないと感じるからです。

ちなみに、後者はメーカーでいえばアイジー工業（https://www.igkogyo.co.jp/syohin/detail/spi1.html)のものが該当するかと。

今回の外壁も下手に補修などせず、味だと思って誇っていいと思いますよ。

事前打ち合わせの不足が原因です。クレーム対応には残念ながらなりません。

断熱材が裏打ちされた既製品は歪みがありませんが、向上や現場で折り曲げ加工したガルバを張る仕様ですと歪みは避けられません。添付写真のように歪み位置が連続すると変な模様のように感じますね。施工不要でもないし施工後の補修は難しいです。しいて言えば施工中に板金屋さんが気を利かせて張る前に裏から叩いて歪み位置をランダムにしてくれていればと感じるくらいです。

当事務所の設計事例で、工場曲げ現場施工と断熱材裏打ち既製品の住宅があるので参考に違いをご覧ください。
１，工場曲げ現場施工
https://kanlabono.com/%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%AB%E6%87%90%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%84%E5%A4%96%E5%A3%81%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%90%E3%81%AE%E5%AE%B6
２，既製品
https://kanlabono.com/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%96box%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9/