鉄骨と耐火木造

一概にどちらがベターかは断言できませんが、
進言された意味をより正確にいうと、
（恐らく重量）鉄骨造だと部屋の角などに
大きな出っ張りが出来て、
上手く設計しないと邪魔に感じ、圧迫感がありますよ、
それに引き換え、木造耐火で計画すれば、
全体的に壁厚が大きくなりはするものの
(結果、面積的には場合寄っては鉄骨造より大きな面積ロスもありうる）、
外部に柱型がでてくることはありません、ということだと思います。
いずれにしても、計画や設計をうまくやれば、
どちらでも選択肢としてはありえるのではないでしょうか？
予算、耐用年数、プランも含め検討されればいいと思います。
個人的には、計画やプランニングで柱型をうまく
処理しつつやることを前提に重量鉄鋼(軽量でもいけるかな？）かな、と。
後々のプラン変更(リフォームなど）やら
耐用年数などの点で有利なので鉄骨造を薦めますが…。

木造耐火は木の柱や梁を耐火被覆するため、分厚いプラスターボードを貼って着膨れにします。水や湿気にあまり強くないのが弱点で、どちらの選択可であれば鉄骨造が良いと思います。

下記は鉄骨２階たての賃貸併用住宅の事例ですが、参考になれば幸いです。

↓上高井戸の家
http://www.atelier-spinoza.com/works/house/10_kamitakaido/10_kamitakaido.html

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はじめまして。茂木と申します。
鉄骨造でも柱の数は増えますが100mm角程度の柱を使用すれば木造と変わらない壁の厚みで計画出来る場合もあります。
17坪ということなので部屋の四隅に大き目の柱をおいて、無柱空間を作った方が鉄骨造らしい建物ができるかもしれないので、どちらが良いかは目指す空間構成とコストによるかと思います。