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地盤解析結果について

神奈川県の170平米ほどの土地の購入を検討しています。
業者に地盤調査を実施していただいたのですが、測定箇所数や深さが十分に足りているのか、素人では判断できませんでした。
問題がないか、ご確認をお願いできますでしょうか。

<土地の概要>
その土地は崖の上に所在しており、すぐ横に急な斜面があります。
※添付写真1、2参照
崖の高さは2階建ての住宅もすっぽり入り、3階建ての建物の高さくらいあるのでは
ないかと思います。
崖の所有者は土地の購入者となりますが、崖のメンテナンス(コンクリートで
覆われています)は県が行う取り決めとなっています。

<調査内容>
◆調査方法
スウェーデン式サウンディング試験

◆測点箇所
8箇所
添付写真2の①~⑧

◆最終貫入深さ
①  0.7m
②  0.9m
③  0.4m
④  1.0m
⑤  0.6m
⑥  0.6m
⑦  0.7m
⑧  0.6m

宜しくお願い致します。

専門家の回答

5件

2020年 1月15日
ゆみさま

こんにちは、九州熊本のFAD建築事務所古市と申します。
土地購入の判断材料として地盤調査を行われたということかと理解しました。

”測定箇所数や深さが十分か?”とのご質問かと存じますが、ここのデータだけを拝見すると、測点の数は多いけど、貫入深さが異様に浅いと感じました。熊本では経験のない浅さです。

この貫入深さは、実測時に調査ロッドを地面に挿していった際、それ以上挿入できない(硬い)層で決まります。今回のデータを見ると1m未満でとまっているようです。実際そこに強固な層があるということであれば、この数値は正しいと思われますが、ここの情報だけでは確定はできません。

調査者さんや、ほか専門家へ直接解説いただいた方が良いかと思います。ちなみに、地盤調査を実施する趣旨は、「その土地が安全かどうか」を判断するのではなく、その土地に建築物を乗っける場合、その建物を支えられる強度があるか、ない場合にはどのような補強を行うべきかを設計するために実施するものです。

建物の重さが軽ければ、比較的弱い(柔らかい)地盤でも大丈夫ですし、建物重量が重くなれば当然地盤への補強が必要になります。

その辺りの判断のための地盤調査なので、そこに建てる建物次第で、土地を選んで良いと思います。

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ユーザーの返答

2020年01月18日

ゆみのプロフィール写真

ご回答頂きありがとうございました。
大変参考になりました。

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2020年 1月15日
こんにちは!
神奈川県の鎌倉にて事務所があります
同じ県内だということでコメント致します

SWによる地盤調査は非常に簡易的なもの
です
故にデータの信頼性などはあくまで調査結果
の一つとして考えるべきです

急な崖が近くにある場合は
崩壊地域などの確認やその他周囲などの
情報などが必要になります

建築プランなどによっても変化します
故に土地選定から相談する事をお勧めします

プロフィールを見るから確認して
メールを送るで連絡して下さい
細かいアドバイスをお伝え出来ます

ユーザーの返答

2020年01月18日

ゆみのプロフィール写真

ご回答頂きありがとうございました。

確か土砂警戒区域だったと思います、、
土地の選定から慎重に検討したいと思います。

2020年 1月15日
はじめまして。
メラーキテクチャアーキテクツ建築研究所の吉松と申します。
ご質問内容を確認致しました。

基本的に住宅程度の規模でしたら、スウェーデン式サウンディングが一般的ですし、コスト的にも最適です。
しかし、最終貫入レベルだけでなく、土質やその堆積の仕方、計画する建物にもよりますので、なんとも申し上げにくいです。
地盤データ一式を頂ければ構造担当と共にアドバイスすることも可能です。

また、敷地を決めた時点で建てられる建築ボリュームは決まっており、後々希望の生活感やライフスタイルが実現できないというケースもあります。土地探しから建築家を入れる方がベターです。

当社では以上のこと全てを業務範囲としていますし、無料の相談会も定期的に実施していますので、お気軽にご相談下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
MERAKITECTURE ARCHITECTS STUDIO
メラーキテクチャ アーキテクツ 建築研究所
http://www.merakitecture.jp
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ユーザーの返答

2020年01月18日

ゆみのプロフィール写真

ご回答頂きありがとうございました。
大変参考になりました。

2020年 1月15日
写真添付がありません。メーッセージを通して資料を送っていただければ明快にお答えします。もう一つの質疑においてがけ地のようですね=盛り土は考えにくいので岩盤があり掘削不可で地盤は良いと思われます。手堅くいくなら住所を教えてください=近隣地盤を調べ同じく岩盤地盤だと類似の結果が近隣から出ればまちがいはございません。また、写真等あれば地形等に掘削等の可能性があるか無いかを予測できます。気が向きましたらお試しください=耐大災害住宅の特殊設計をメインテーマにしているため詳しいです。
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ユーザーの返答

2020年01月18日

ゆみのプロフィール写真

ご回答頂きありがとうございました。
よい地盤なら良いのですが…。
崖地のため、耐大災害住宅の設計は興味があります。
もし必要になりましたら、調査を依頼させて頂きます。

2020年 1月15日
はじめまして、アーキネットデザインLLC代表の市川均と申します。
崖の上の宅地の場合、大きな問題は以下の2点です。
1、崖(擁壁と言います)の築年数を確認し、耐用年数を迎えた場合の再建築(造りかえ)の費用を予め把握する事。(一般の方が考えるよりRCの耐用年数は短いですので)
2、そもそも擁壁の近くは造成工事の際に土を入れているので地盤耐力は低いです。さらに、造成前の土地の地形を知り、盛り土造成地か切り土造成地かを把握する事。いずれにしても元々が斜面地である可能性が高いので、不同沈下(家が傾く事です)の計算をする事。SS試験はこの計算のために必要な調査なのです。
以上を、専門家に検証してもらう事をお勧めします。
弊社でも対応する事は可能ですので、良くご検討ください。
アーキネットデザインLLC
http://www.doctor-life.jp
http://www005.upp.so-net.ne.jp/ArchiNet/
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ユーザーの返答

2020年01月18日

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ご回答頂きありがとうございました。
大変参考になりました。

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