わんた様
こんにちは。中野区で設計事務所をしている山本と申します。
(1)
クリプトン・ハロゲンは、他の方がおっしゃっているとおり、明るさによって使い分けることが多いと思われます。また、蛍光灯でもオレンジ色もあります。ただ、スイッチを入れてから、実際に点灯するまで、コンマ数秒程度のずれが発生しますので、トイレや洗面などの小さな部屋では不向きのようです。逆に大きな部屋では、ランニングコストの面でそちらを採用することも多いです。最近はLEDという選択肢もありますね/
(2)私たちは、お客様からお聞きしてる生活のイメージや空間のイメージから、先ずはデザイン的な素案を当方で立案し、それに基づいてメーカーなどの専門家と一緒に照明計画を作成するようにしています。それをもとに、お客様と2・3回お打ち合わせをして、確定してゆくことになります。
器具の種類による照度分布などの特性の違いや、センサーとの相性、メーカーによる基準の違いなどは、メーカーの意見を聞きながら決定します。
(3)写真を拝見する限り、この計画は、天井面に照明器具を付けないように配慮しているように思います。天井面に器具が無いと、とてもスッキリと見えますよね/また、照らし出すエリアを限定することによって、3つの箱型(2階&1階&プール)の空間を強調することにもおそらく配慮していると思います。
照明計画次第で、昼の顔と夜の顔が全然別物になって、より一層すまいの魅力を引き出すこともできますので、ぜひ、楽しんで計画していただければと思います。
私たちもブログなどでそのようなことを書いていますので、
よろしければ覗いてみてください。
http://www.kplus-arch.com/about_us/about_us003Blog.html