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家づくり相談

旗竿地での非常用進入口について

川崎市川崎区にて気になっている土地があり、不動産で案内していただいた際にイメージしやすいよう簡単な間取り例をみせていただきました。

家を建てるとしたらベランダ(ないしバルコニー)無しが希望なので、その旨を伝えたらそれは多分無理ではないか?と言われました。

気になっている土地は以下のとおりです。
・旗竿地(幅員20mの道路に2.9m接道)
・準防火地域
・3階建ての予定

自分なりに調べてみたところ、ベランダでなくても代替進入口?であれば窓だけでも良いようですが素人のためよく分かりません。

狭小地なのでベランダがあるだけでかなりスペースをとられてしまうので、必須であればこちらの土地は見送ろうかと考えています。ぜひ教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

専門家の回答

9件

2020年10月30日
すいか様

初めまして。
東京世田谷のアトリエ スピノザの井東と申します。

おっしゃる通り、ベランダがなくとも、道路に対面する壁面に、1mの円が内接する窓、あるいはw75cm×120cmの窓を代替進入口として設ければ大丈夫です。

HP等ご覧いただき、私達の建築に興味を持って頂けましたら
お手伝いさせて下さい。

それでは宜しくお願いします。
アトリエ スピノザ 井東
〒158-0084 東京都世田谷区 東玉川2-29-12-201
***** / *****
*****er-spinoza.com

↓ HPです。
http://www.atelier-spinoza.com/index.html
(HPのCONTCTの頁からメール送信できます)

↓ 白金の家(狭小の3階建住宅。ロフト、ルーフテラス付。3階の真四角の窓は代 
替新入港)
http://allabout.co.jp/gm/gc/454563/

↓ 上鶴間の家(3階建住宅。ロフト、ルーフテラス付。3階の真四角の窓は代 
替新入港)
http://www.atelier-spinoza.com/works/1private_house/20kamituruma/01.html

↓ 上池台の家(これも3階建てで、3階の真四角窓が代替新入港)
http://www.atelier-spinoza.com/works/1private_house/5kamiikedai/01.html
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2020年10月30日
接道する道路から敷地を見て「進入口」だと認識できなければ駄目です。
絶対大丈夫だとは言いません。行政窓口で確認が必要ですが、
「ただの庇」だってOKを出す場合があります。ちゃんと人が乗って
大丈夫な構造になっている飛び出た庇が道路から見て分かればOKになる
場合が殆どです。1m以内なら建蔽率にも引っかかりません。

でも馬鹿馬鹿しい話だと思いませんか?折角作るなら、利用価値の有るものを
計画した方が良いと思いますが。私は人生で一度だけ「ただの庇」の先に
進入口を設けて実施した経験が有ります。

土地の資料を拝見しないことには流石の専門家も意見を言えません。

URBAN GEAR / アーバンギア 本多
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2020年10月30日
すいかさん
はじめまして、日比生寛史建築計画研究所の日比生と申します。
変形敷地や傾斜地、狭小地など敷地の特性を活かし個性的な建築を数多く手掛けております。
「渡辺篤史の建もの探訪」やTV東京「完成!ドリームハウス」には度々出演しており、余談ですが、数年前に終了しましたフジテレビの月9ドラマ「恋仲」(主演の福士蒼汰君が建築家を目指す卵で、本田翼さんとのラブストーリー)の模型や図面の資料提供、建築関連のアドバイザーも努めておりました。
旗竿敷地は難しいので、既成概念に囚われた固い頭で考えると凡庸な住宅しか出来ません。弊社作品のW1128 Tunnel Houseを見て下さい。一般的には竿形状の敷地がネックだと思われて、普通の設計者は駐車場にと考えますが、弊社ではこの竿状部分が、旗竿敷地の個性だと解釈します。
この旗竿敷地にとっての特徴的な竿状ギャラリーの屋上(ルーフガーデン)が非常用進入口替わりとなっているのです。
なお、2015年は木造の暖かさを強調したサービス付高齢者賃貸住宅がグッドデザイン賞にも選ばれました。
もし手掛けた建築の事例に興味をもって頂きましたらご連絡下さい。
長年に渡り愛され続ける建築を創り出したいと思っておりますので、是非、微力ながら夢のお手伝いが出来ることを願っております。

日比生 寛史/日比生寛史建築計画研究所
http://hha.bz/
矢印
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2020年10月30日
ご推察の通り代替進入口でOKです。
代替進入口は幅75cm×高さ120cmもしくは直径1m内接円が取れる大きさの開口と決まってまして、進入口の表示をその開口(ガラス窓で無くても良い)に付ける必要が有ります。
ベランダは不要です。
矢印
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2020年10月31日
ベランダがなくても非常侵入口で対応できると思います。
計画の仕方によってはそれすらつくらない方法もありますよ。

不動産屋さんは土地を売るとこまでが仕事ですので
そのあとのことを真摯に考えてくれている方は少ないです。
当然建築についても詳しくない方が多いですので
そのような回答しかしてもらえないわけですね。

どんな敷地でも、ご要望を伺って、それに沿うようにご提案するのが
建築家です。詳しくお伺いして敷地拝見すれば、ご要望に沿うもの・それ以上のものがご提案できると思います。
ぜひ一度お話お伺いさせてください。HPもぜひご覧くださいませ。
矢印
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2020年10月31日
狭小で家を狭くしたくなかったら旗竿部分で侵入口処理すれば道路から見え問題なしです。バルコニーであれ庇であれ窓だけでも問題なしです。
矢印
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2020年10月31日
代替進入口は法令上は窓前に足掛かりは必要ありませんが、網入りガラスや防犯ガラス等が使われている窓については破壊するための作業スペースとしてのバルコニー等を要求されることがあります。

今回は準防火地域・狭小地ということで防火対策として網入りガラス等にする必要があるので(隣地境界から3m以上離れていれば不要)、上記に該当します。

行政庁によっては柔軟に足掛かり無しでも認めているところもあるので、確認する必要があると思います。
矢印
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2020年10月31日
すいか様

参考になればと思い、コメントいたします。
現在、川崎市内で、旗竿地の3階建て住宅の確認申請を出しております。
川崎市では、旗竿地のような土地での計画では、条例で、確認申請前に、川崎市に、届出が必要です。この届出は、3週間ほどかかり、消防にも図面が回ります。
設計の家では、ベランダが計画され、避難はしごの設置も指導されております。
この認可がに下りてからの、確認申請の受付となります。

基本的には代替進入口は必要で、事前の関係機関との打ち合わせで、ベランダや避難はしごが求められることがあるということになります。

参考になればと思います。
ご相談もいただければと思います。

イデア建築デザイン事務所 吉村
矢印
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2020年11月 5日
すいか様

初めまして、アトリエシーユーの竹石と申します。

こちらのご質問目にしまして、遅ればせながら回答いたします。
川崎市は建築基準条例がありまして、旗竿地(路地状敷地)に関しまして、
その部分の長さや幅に関し細かなルールはありませんが、
3階建ては基本的に建てることができないというスタンスになっています。

しかしながらただし書がありまして、避難状有効なバルコニー(大きさが決まっている)を設ければ建築可能となります。その他細かな規定がありますが、大きな問題はバルコニーがあるかどうかということになります。

よって不動産屋さんのおしゃっていることは正しいアドバイスです。

株式会社アトリエシーユー一級建築士事務所
竹石 明弘
http://ateliercu.jp/
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