基礎ベースと立ち上げの　床下水溜まり

基礎ベース或いはコンクリート土間高さは基本的には地面より50ｍｍ程度高く設定されなければならないはずですがどういう経緯でしょうか？特に瑕疵担保保険制度が設定されてからは地面より低いものは論外です。ベースと立ち上げを一体打ちしてない限り、雨水等が外部から打ち継ぎ部を介して侵入することになります。一時的には外部から塗布防水をして止水することは可能になりますが解決には至りません。

床下一面全てを防水モルタルで増し打ちしてＧＬより5センチ高くするしかなさそうで外側を表面だけ防水モルタルするのは没です。

はじめまして、アーキネットデザインLLCの市川均と申します。このような事は比較的起こり易いです。弊社の場合は床下空間は将来のメンテナンスやリフォームの為に人が入れる事を大切にします。止水の仕方は色々ありますが、ききんとした外防水する事が望ましいですね。
実はそれ以外にも大切な事があります。それは、土台の腐れです。法律では土台は地面より３０cm高くする事を最低限求めています。現実は、その場所場所で環境は違います。もし、基礎の外周が狭く風通し悪いとなるとリスクは高くなります。その場合は、水はけを良くする対策をされることをお勧めします。これは、木の家のシロアリ対策や耐久性向上において極めて重要です。