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家づくり相談

平屋での構造計算について

耐震等級3には、許容応力度計算と品確法による性能表示計算の2種類があることを知りました。
平屋で建てることを検討しているのですが、許容応力度計算を行ってもらったほうがよいでしょうか?
工務店からは、許容応力度計算を行うには、計算(+30万くらい)、申請(+30万くらい)の追加費用が掛かるとお話があります。
2階建であれば、許容応力度計算を行ってもらいたいのですが、平屋のため、費用との兼ね合いもあり、そこまで行うか悩んでます。
どうか、ご意見願います。

専門家の回答

4件

2021年 9月28日
必要有りません。平家は何やっても持ちます。耐震等級より揺らさない構造が好ましいです。
矢印
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2021年 9月29日
はじめまして。栃木で設計事務所をしている松下と申します。
先ずは、今どの段階なのか確認ですが、プランに取り掛かる前でしたら耐震等級3でお願いします、と要望されてはいかがでしょうか?安全性では想像する限り、平屋でシンプルなプランであれば許容応力度計算も品確法でも大差はないように思います。
弊社はどんな小さな住宅でも許容応力度計算で確認しているので、その感覚でお答えしています。
耐震等級3でお願いすれば、おのずと品確法のクリアするものにはなります。
申請でプラス30万円という事は長期優良住宅申請にするかフラット35をお使いになるのかな?と想像しますが、のすけさんの年齢はわかりませんが、この先も資産価値を保つ意味でも耐震等級3は取っておくことはおすすめします。何より地震後でも住める安全な耐震性は必要です。
許容応力度計算に30万円は妥当です。恐らく構造事務所に計算を外注する時の金額ではないかと思われます。
最後に平屋は瓦屋根などの重さがない限り、大地震での大きな被害は見られませんが、それは結果論の話しでこの時代は耐震性はきちんと設計時にしていただく方が宜しいと思います。
ご心配なら許容応力度計算まで依頼されるのも良いと思います。
業者さんサイドからお話ししますと、プランが決まった後からだと変更が多くなる可能性があります。プラン検討前にしっかり依頼を話され家づくりをスタートされるのが良いかと思います。
矢印
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矢印
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2021年 9月29日
はじめまして、アーキネットデザインLLC代表の市川均と申します。平屋の場合は、規模が大きいと注意が必要です。目安としては20坪です。これを越える大きさの平屋の場合、壁量計算の検討だけでは不十分だと考えて良いと思います。許容応力度の計算も悪くはないですが、平屋の場合屋根形状が複雑だとコンピュータソフトによる計算が不適当な場合もあります。一番確実なのは設計者の知識ですが、これでは元も子もないので、気をつけなければならない事をアドバイスするとそれは屋根面の剛性です。屋根がたわんだり、変形する事は、雨漏りに直結します。屋根の設計は、耐震等級では善し悪しが判断出来ません。
もし、20坪以上で、複雑な屋根形状だと思われた場合は、きちんとした建築士さんに相談した方が良いと思います。意外と平屋は難しいです。
矢印
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矢印
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2021年10月 5日
福島県にて設計事務所、工務店をしております。耐震等級3は必須と考えます。構造計算は許容応力度計算による耐震等級3がベストです。品確法による計算はスパン表による梁せいの検討がベースのため実情と合わないケースが多々あります。平屋でも2階建てでも、耐震等級3の家は繰り返しの地震に対して住み続けられます。許容応力度計算で行う、耐震等級2、耐震等級3の計算も作業量は同じです。計算過程の中で求められる存在壁量の総量が変わる程度です。構造計算費用20~30万が妥当と思われます。申請というのは、長期優良住宅等の申請なのでしょうか?私は自社で許容応力度計算を行っています。現在、多雪地域での耐震等級3、長期優良住宅等の申請手続き中です。是非とも、許容応力度計算による耐震等級3の住まいの新築をお勧めします。
矢印
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