くまさんへ
3階への増築ではなく3階建ての家の新築ですね。
建物が建っている土地は用途地域といその場所に建てれる建物の用途の制限(住宅、工場、店舗等)、大きさ(面積、階数、高さ等)が決められています。
現在の敷地がどの地域になっているか調べなければなりません。
すべてを調べるのは大変ですが、希望の階数が建てれるかどうか程度を調べるのであればその敷地場所の市役所に聞けば教えていただけます。
最近では下記HPのようにネットで用途地域を調べることが出来ますが、基本的な知識がないと理解が難しいことも多く、市役所にいって直接説明してもらったほうが良いでしょう。
その際に受付にて「用途地域について教えてほしいのですがどこに行けばよいでしょうか?」と聞け案内していただけると思います。
とりあえず簡単に説明しますので下記HPを見てください
http://tanpopo.nishi.or.jp/keikaku/main.asp?szZoom=1&strJCD=30400000000これは西宮市役所のHPですがネットにて用途地域が調べれます。
右の地図の丸が3分割されていますが、赤い矢印の部分が[200-1中高(3)-60]と書かれています。
左の用途地域をクリックすると詳細が現れます。
60が建ぺい率で200が容積率、用途地域が第1種中高層住居専用地域というのが解ります。
簡単に200÷60=3.33 また用途地域は高層住宅が建てれる
よって3階は建てれます
(ものすごく簡単な説明です。これだけで判断することは普通ありませんが、あくまでも目安として考えてください。3階を建てるには色々な方法がありますし、ほかの法規もかかります)
市役所にて以下を聞いて
建ぺい率
容積率
用途地域
率直に3階建てが建てれるかどうか聞いてください。
市役所は市民に説明するのが仕事です。解るまで聞いたほうが良いです。
行く前に電話にて担当がいるかどうか、いつ行けばよいかどうかを確認したほうが良いでしょう。(不在が多いので)
面積は法務局に行けば調べれます。
これもまず電話にてその土地の場所がそこの法務局で良いかどうか確認したほうが良いです。
ここで難しいのが、法務局では住所ではなく地番で登記簿謄本を確認しています。
地番は住所と似ているのですが、すこし番地の数字が違ったりしています。
この場合も職員に『地番は?』と聞かれますが『住所しかわかりません』と言って調べてもらってください。
書類は持ち出しできませんので有料にてコピーしていただくことになります。
「敷地面積が知りたい」との旨を伝えれば教えていただけると思います。
古い土地で登記簿が無い場合は他の方が書いてあるように大体を図るしかないです。
これで 面積 建ぺい率 容積率 用途地域 がわかります。
あくまでも簡単な説明ですので、これだけで決まることではありません。
どんな状況でも色々な方法があります。それをするのが設計事務所ですので、自分で判断せずに、調べて再度ここに質問すれば良いと思います。
林泰介