対策は様々ありますよ。
・床を張らずにベタ基礎の上に直接床仕上げ(タイルや直貼りフローリング)する。(この場合土台下は気密工法で基礎立ち上がり内部に断熱する事になります)
・水が溜まらないようにフルフラット基礎とする。通常ベタ基礎立ち上がり天端までコンクリートを持ち上げるのです。(配筋の計算と配慮が必要です)
・通常ベタ基礎で床下を室内と空気的に一体空間とする。床にガラリなどを設けて空気を自然循環させるのです。
・給排水はベタ基礎の外側で配管させるようなルートとして水漏れしてもベタ基礎内部に侵入しないようにする。
・断熱性能と気密性能を高めて床下にエアコンを設置して床下に吹き出し床ガラリ等で居室を空調する。森建築設計では中間ダクトファンを使って効率的に空調できるような研究もしています。
・シロアリ対策としてホウ酸散布を行う。ホウ酸は揮発しないのでシロアリ効果が長期間保持され再散布が必要ありません。また木部の劣化対策にもなります。
・そもそもシロアリ被害を受けにくい材を選定する。土台はヒバ材。上部構造材は天竜TS材という月齢伐採・葉枯らし天然感想材を使っています。ネットで調べてみてください。シロアリ、腐れに極めて強い天然乾燥材です。
・雨漏りが床下に溜まるなんて知識と技術力のある所ではあり得ません。雨漏りが床下に溜まるような設計をする設計事務所や施工をする工務店には頼まないでください。
・内部の構造材が全て見える構造にする。万万が一シロアリ被害にあった時に発見が早いです。
では、参考にして信頼できる設計事務所や工務店に依頼するようにしていください。