防湿シートの破れ

引渡し前ですよね。
柱の傷は、ボードをはがしてできたものではないと思います。工事中にぶつけたか何かだと思います。構造的には問題ないですが、何でできた傷なのか？書面にて回答をもらってください。家は工場でつくるわけではなく現場で職人がつくりますので100％完璧というわけにはいきませんが、これはまあまあの傷です。

車と同じではありませんが、新車を傷のある状態であなたなら買いますか？と聞いてみてください。建売だからといって傷がついてても現状購入です。という約款はついておりません。

それと断熱材のシートの破れ。破れたのはいいとして新しいものを入れ直せばいいだけの話です。この営業さんの会社が施工してる建物でしょうか？いずれにしましても断熱材を入れてる大工さんは外部委託です。材料を支給されて一定の工賃を決められてこの断熱材をいれてます。

この断熱材を入れ替えるには新たに材料を入れ大工を呼ばなければなりません。それが嫌なのか営業に力がないのかわかりませんが、ダメなものはダメですから。大きな買い物ですので嫌な気持ちがこれで終わると良いですね。頑張ってください。

・防湿シート
防湿シートは連続させないと意味がありません。シート同士は３センチ以上重ねる。重ならない場合は木部下地に１０センチ重ねなくてはいけません。それも無理なら防湿テープの後張りが必要です。
上記が原則ですが、施工制度はハウスメーカー、もっと言うと職人のレベルによりバラつき大きいのです。
この面だけの補修であれば防湿シートを一面張ってもらえば大丈夫です。

・柱の傷
写真見たところ問題ありません。

当事務所の特徴は、快適性や心地よさを第一に考えたデザインと住宅性能の融合、バウビオロギー講座で得た知識を取り入れた健康住宅にあります。これらの要素を取り入れたご提案をしています。

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一級建築士事務所　感共ラボの森
代表　森健一郎
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横浜市中区海岸通4-22-302
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全てがこのようなレベルで造られた現場に思われます。

このように袋に入ったグラスウールを使用すればどうしても筋交いのところで破れます。
この上からもう一度防湿シートを貼ればいい事ですが、他の筋交い部分も全部同じような状況だと思いますので、それを今から直すとなると大変なことですね。
御愁傷様です。

本来なら、袋に入っていないグラスウールを充填し、その上から防湿シートを大きく隙間なく貼ればいいのですが、温暖な東海地方はそこまで気を使っていないのでしょうか。
断熱施工のレベルはまだまだのようですね。