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家づくり相談

玄関周りと風呂の断熱・気密について

お世話になります
京都市内で新築建築中です。先日上棟後に工務店のミスが発覚し、復旧方法を提案されているのですがそれが妥当なものなのか専門家のご意見よろしくお願いします。また、当該部位の断熱仕様についても疑問が出てきたので合わせてお答えいただけたらと思います。

構造:木造2階建(建坪36坪) ベタ基礎 床下断熱(カネライトフォーム90mm) 高断熱浴槽使用 長期優良住宅
ミス内容:玄関土間と土間収納、浴室周りに気密パッキンを入れるべきところを全て通気パッキンで施工してしまった。
対処案:発泡ウレタン充填と気密シートで通気孔を潰して気密を確保する。

この方法だと外壁側はパッキンの穴から断熱材がのぞいている形になり、断熱材が直接外気にさらされて劣化しやすく、後々躯体に影響が出てくるのではと心配してます。
この問題が生じて当該部分の図面を再確認して思ったのですが、土間部分(3畳)は無断熱、浴室は基礎の立ち上がりだけ基礎内断熱仕様ですが、これは一般的な設計ですか?特に土間部分に断熱材はいらないのでしょうか?

よろしくお願いします。

専門家の回答

1件

2026年 2月13日
こんにちは。大阪の設計事務所です。
長期優良住宅など断熱性能を高めた住宅の場合、
断熱材を継ぎ目なくラッピングをどのように行うかは
予め計算し申請図面に記載しますので、
今回は現場での見落としのようですね。

ご心配①
断熱材が通気パッキンの間(基礎立上り天端と土台の間)から外壁側から見えてしまうという事は有りません。
外壁側には土台と基礎に被さるように基礎見切り(金属製)を一般的には設置し、
通風は確保しつつ、雨水が入らないようになっています。
断熱材は外壁側の外気にはふれますが、吹きッさらしではないので
そこまで心配しなくてもよい、と私なら判断します。

ご心配②
玄関土間と土間収納は、長期優良住宅や断熱等級を上げるためには室内同等とみなして、断熱材でラッピングする考え方があります。
(考え方によって計算方法が異なる。以下同)

外壁に面する内壁部分には断熱材を施工していると思いますので、
基礎の立上り部分も外部に面する部分には断熱材を貼ります。
『土間部分は無断熱』というのが、具体的にどこか?などご心配なことは工務店に確認するといいでしょう。
断熱計算しているはずなので、断熱材を入れないと計算が成り立たないはずです。
計算結果に基づいて図面記載→申請 なので、
現場が異なる場合は図面記載と異なっている、ということになります。
図面に記載されていない場合は、その内容・計算で通っているので
無しでも良い、ということになります。

浴室は、高断熱浴槽のユニットバスならば、基礎立上り部分は居室同様に通気空間でも構わないはずで、
基礎立上り部分には断熱材はいれませんが
計算としては「基礎内断熱仕様」にしているということでしょうか?
まあ、高断熱浴槽と合わせての過剰にはなりますが、、
通気空間にしなくてよいのか、気になります。

基礎の立上り部分だけでなく、内壁側(UBで見えなくなる部分)も断熱材は入れますが、
それはありますか?
時々、無くて良いという施工者がいますが(隠れてみえなくなるので)注意が必要です。

今回の断熱計算上、どのような扱いにしているのか、申請図面や計算と、現場が異なっていないか等は
確認する必要があるでしょう。

良い住まいになりますように。 

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