碧さま
お返事が遅くなり申し訳けありません。
機能面や使い心地でのメリット、デメリットがあれば!ということで、そよ風もOMソーラーも太陽熱を利用し暖房や換気をまかなうという点では、基本的なしくみそのものは変わりありません。大きな違いとしては、夏場の排気の方法や循環機能などが少々異なるというところでしょうか。
以下、【そよ風(So)とOMソーラー(Om)の違い】を記してみますので、ご検討頂けたら幸いと思います。
1、集熱空気の取込み方
(So): 集熱した空気は屋根上のチャンバーから取り込む (夏場向き)
(Om):通常では集熱した空気は屋内の棟ダクトから取込むのが一般的。最近は南屋根上?(冬場向き)
2、夏排気の方法
(So): 夏場の無駄な熱い空気は屋根上で直接排気する。
(屋内が暑くならない・施工も比較的やりやすい)
(Om): 夏場の熱い空気もいったん室内のハンドリングに取り込む。
(屋根の複写熱で夏の小屋裏や2階が暑くなりやすい・2帖程度の断熱を施した機械室が必要)
3、屋内空気の循環機能
(So):屋根排気中も可能→夏日中も室内空気の循環ができる。(補助冷房の機能も追加できる)
(Om):屋根排気中はできない。(夏の効果が薄い)
4、専用部材
(So):屋内設置部材が小さくて簡素 (施工が簡単、メンテナンスもしやすい)
(Om):屋内設置の部材が大きくて数も多い(手間が少しかかる)
5、施工
(So):工務店・設計事務所に限定がない。(自由度があり、コストダウンも可能)
(Om):会員工務店に限定される。(制約もあり一部の方にクローズされる)
以上 どちらが合うかは地域性もあることなので、よく考慮されご判断下さい。
私の方では20年以上前からOMソーラーを取り組んでいましたが、設計事務所というこもあり又九州の夏の蒸し暑さを解消するため、次世代対応向けの《そよ風》をいつも採用しています。
詳しくは環境創機さんへお問合せ下さいませ。
(マニュアルの表紙の写真添付)
http://www.kankyosouki.co.jp/また何か不明な点がございましたら何なりとお声かけ下さい。
どうぞよろしくお願いします。