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契約図書

契約時に請負業者(HM等)が施主と確認する書類は、契約書、約款、見積明細書、図面、仕様書でよろしいでしょうか。図面につきましては、配置図、平面図、立面図、断面図、矩計図、求積図でよろしいでしょうか。図面には、電気図も含めるのでしょうか。
契約の際に上記の書類が1つでも欠けていると、そのHMや工務店が罰則を受けることになるのでしょうか。

契約書を締結する際は、請負業者と設計士が同席して、上記の書類を1つずつ確認していく手順になりますでしょうか。

また、上記の書類が正しい場合、見積明細書を算出した根拠になると思うのですが、(SUMIKAの会員で、同様の質問をされていた方がいらっしゃいましたが)見積明細書に予算取りという工事費用が含まれています。仕様書には工事で使用する資材等の記載がありません。これらの工事費用の内容(資材等の数量、メーカー名等になるかと思うのですが)は、どこまで請求できますか。
予算取りというのは、見積金額が確定した際には、教えてもらえるのでしょうか。
 

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星マーク
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2022年 6月19日
図面について明確に決まりは無いと思います。
そもそもはハウスメーカーは図面が少ないので…
契約書は双方の話なので、図面が不足していても罰則はないと思います。 

契約の流れは契約する会社に聞いてください。
図面や見積は事前に確認しているはずですから、
契約書と約款の確認が多いと思います。

見積内容については、図面や情報が少ないので
このくらいの金額で増減なしでやります、という意味の場合があります。
細かく請求はできると思いますが、そのための根拠となる図面の作成が必要です。その図面作成の時間や費用がかかると思います。
また、このくらいで抑えるという意味合いもありますから明細を出すと費用が上がるケースもあります。
矢印
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星マーク
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2022年 6月19日
予算取りというのは、見積金額が確定した際には、教えてもらえるのでしょうか。
→単純に予算が発生する前に、請負業者にどういう理由でどういうものかを聞けばよいことだと思いますが。現状、うまくコミュニケーションを取れていないのでしょうか?
一生に、一度のことだと思いますので、悩みもあったり慎重になるのも当然です。なのでなおさら請負業者との信頼関係が必要なのでは?と思います。でないと、この先も不満だらけでうまく進まないと思います。このようにsumikaにご相談されて、少しでもすっきりされるのも良いことだと思いますが、基本はお施主様と請負業者との間で話し合うべき事柄だと思います。でないと、罰則を・・・という言葉を書かれるなんてちょっと怖いですね。お施主様のことも請負業者のことも何も知らないですが、設計事務所の場合は基本、お施主様の為にいろいろと考え、考え抜いてコミュニケーションをとりながら計画を進めていくものなので、こういうことをかかれているのを見るとゾッとします。
因みに、ハウスメーカー等の場合は図面の枚数も設計事務所での設計図よりはるかにすくないと思います。その分、お見積りの根拠になるものがないのでお見積枚数も少ないですし、内容も薄いのかもしれません。そういうことから、今までの経験値がありますので予算取りとして予算を計上しているのだと思います。根拠となる資料を作成すればするほど、図面を描く費用、お見積りの中身も細かくなりますので費用はあがっていきます。少しでも費用をおさえたいのであれば、書かれている請負業者のやりかたが正しいのでは?と思いますが、契約のことですので、両者間でしかわからないと思います。
後悔しない為にも、積極的にわからないことはわかるまで聞くなどコミュニケーションをはかっていくことだと思いますよ!! それで、請負業者の対応がまずいのは請負業者に非があると思いますが!!
矢印
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2022年 6月19日
設計事務所図面による見積契約以外は略式契約でまともではありません。設計事務所なら図面50枚です。ハウスメーカーなら10枚程度です。そもそもインスタントラーメンです。それは設計図面とはいえません。
矢印
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星マーク
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2022年 6月19日
ハウスメーカーと工事請負契約をされたのですか?

残念ながら、あなたのご希望はほとんど叶いません。ハウスメーカーの仕事というのはそういうものです。どちらかというと、家を商品として売っている感覚です。ハウスメーカーは公言して初めからそういう商売をしているわけで、彼らが悪いわけではなく、それは社会一般の常識ですから、そういうことを全部承知の上で、あなたがそういう会社を選んでしまったということです。(そんなこと知らなかったと言っても、どうしようもありません。)

設計事務所が設計監理業務を請けて、施工者を合い見積もりで選定し、その設計事務所の工事監理の下で施工者が工事を行う仕事とは根本的に異なります。従って、ハウスメーカーに同等の仕事を要求しても、対応できないでしょう。
矢印
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2022年 6月20日
初めましてアーキネットデザインLLC代表の市川均と申します。出来るだけ簡単にSumikさんの間違えを指摘します。
1、工事請負工事に際し必要書類の決まりはありません。
2、HMと工務店は違います。
3、HMは家を商品として捉えていますので見積明細書は作成しません。車を買うのと基本同じです。よって価格は工事費ではなく販売価格です。その価格については展示場やカタログを見て施主が勝手に判断するしかありません。
4、工務店は大工であることが前提ですが、施主が設計者の役割も責任も負って大工に工事を依頼します。価格も施主が自ら判断するほかありません。
5、基本的な工事発注形式は以下の通りです。
1)施主が設計者に依頼し(設計業務)、工事費見積もりが出来る図面と仕様書を作成する。一般的には計画概要書、求積図、仕上げ表、配置図、平面図、屋根伏図、平面詳細図、断面図、立面図、矩計図(ここまでが一般図)、展開図、天井伏図、鋼製建具表、木製建具表、外構図、各種詳細図、構造図一式、構造計算書一式、電気設備図一式、給排水ガス衛生設備図一式、空調設備図一式、換気設備図一式、住宅設備器具表一式、ここまでが見積用設計図、それに加えて、建築特記仕様書、構造特記仕様書、各設備特記仕様書です。ちなみにこれは素人には説明なしでは理解できない図面です。
2)設計図と仕様書を工事会社に説明した上で、見積もりを依頼する。施工者からの質疑に回答し見積書内訳明細書が出来上がる。
3)見積明細書は素人では理解できないので、設計者にその精査と査定を依頼する。(監理業務)
4)適正な見積金額を合意できたら工事請負契約を締結する。(監理者をこの契約書に記載するのが一般的)
簡単ですが、後悔しないためには上記を理解してから家づくりを進められることをお勧めします。
アーキネットデザイン合同会社代表
早稲田大学建築学科非常勤講師 市川均
矢印
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