2X4の構造体は一般的に構造が完結しているつくりであると言えます。
その点、在来工法は優れていて壁があっても、耐力壁を盛り変えたりして、
容易に間取り変更ができます。2X4で大胆に変えることは対費用効果からして
新築と変わらないものとなるので、部分的はリフォームに限定されることになります。
建築は費用をかければどんなことでもできちゃいますので、大切なのは対費用効果の
判断になります。
住宅は特に新築時にある程度将来のその家族のライフステージを含めたリフォームの
可能性を加味したものとすべきです。2X4のアメルカなどで家族の変化によって移り住む
という発想のが主流です。体の体形によって、古着屋で好み体形に合ったサイズを購入
するのに似ています。日本の場合はうなぎの寝床でも価格は高いので、そう簡単に
移り住めません。ですので、家、そのものがリフォームに適してきる家づくりが肝要です。
内部の構造の変更は最小限にして、寧ろ敷地に余裕があるならば、増築を考えること
も方法としてあります。余裕が無い場合は最小限の出費で最大の効果を得る、小さい
リフォームをお勧めします。