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RC造の建物への撥水剤塗布について

2004年に建てたRC造の建物に塗った浸透性の撥水剤の効果が切れたようで、打ち放しの外壁に雨が染み込むようになりました。
撥水剤を塗り直した方がいい事はわかっているのですが、何ぶん費用がかかるものですから躊躇しています。

そこで、いろいろネットで調べてみたものの、根本的な事が見つからなかったものですから、専門家の先生方にお伺いしたいと思います。

それは、コンクリート打ち放しの建物に撥水剤を塗らなかった場合、時間的にどのようなスパンで、どのような問題が発生するのか、という事です。
例えば、5年程度で鉄筋が錆びてコンクリートが爆裂するなどの現象が起きてしまいますか?
それとも、塗っていれば50年の寿命だったものが45年になるというレベルなのでしょうか?

関連して少し疑問なのですが、撥水剤の役割とはどのようなものなのでしょうか?
塗らないとRC造の通常の寿命を著しく縮めるような必須のものなのでしょうか?
それとも、RC造の通常の寿命をさらに延ばすためのオプションのようなものなのでしょうか?
併せてご教授いただければ幸いです。

よろしくお願い致します。

このアドバイスは、旧HOUSECOの家づくり相談のアーカイブを移行したものであり、現行SuMiKaが提供する機能と齟齬がある場合があります。

専門家の回答

5件

2013年 1月25日
URBAN GEARの本多と申します。

現在目視でコンクリートに雨水が染み込んでいるのが確認出来るんですよね?
そうであるならば、お金の問題では無いと思いますけど。
常識的に考えて調子が悪ければ、壊れていれば直すのが普通じゃありませんか?

建築でも機械でも車でも体でも。

コンクリートを打放しにして、その上に何も保護を施さないなんて有り得ません。
もちろん鉄筋や鉄骨が錆びます。コンクリートは、ゆっくりと中性化して行きます。
鉄は酸化して錆びます。酸化しないようにコンクリートは出来ていますが、
永遠ではありません。それが寿命です。50年もつか45年なのかは
コンクリートの設計強度だけでは決まりません。その後の扱いでも違います。
撥水材は呼んで字のごとく水をはじく為のものです。大した浸透性も無く
5年程度で効果はなくなります。もっと早いです。定期的に最低でも撥水材を
塗布するか、お金は掛かりますが塗装を施すしかありません。

ただ現実には雨漏りさえしなければ「汚れ」程度が気になるだけで
コンクリートの家が倒壊してしまうなんてことは、ないです。

木造でもRC造でも家を維持するにはお金が掛かりますね。
大変です。
矢印
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2013年 1月25日
 はじめまして。

撥水剤は基本的に打ち放しの美観を保つのが目的です。

鉄筋コンクリートは弱アルカリ性で空気に触れることによってすこしずつ

酸化して中性化に向かいます。これによって鉄筋がさびてゆくという順番。

 通常、コンクリートの表面から決められた距離、かぶり厚をとって鉄筋

を配筋してさらに2~3㎝のフカシ(余裕)の厚みをとって打ち放しします。

 コンクリートの中性化の速度は年1ミリ程度だったように思います。

きちんとした施工でかぶり厚がとられていれば心配はありません。

 ただ、コンクリートが廻りにくい形状のところや、ジャンカ(すのようなもの

)がある箇所ではかぶり厚がすくなくなっているところもあります。

 ヘヤークラックほどの細かいひび割れはむしろ自然にできるものです。

 日本の雨の降り方で、撥水効果が薄れると雨に濡れたまだらの染みの

ように見えるのは仕方のないこと。コンクリートの強度は、打設時の水が

少なければ少ないほど上がって寿命が延びるものですが、実際は混和剤

を混ぜて柔らかくして打っているので、出来上がってから寿命をどうこうは

不可能だと思います。が、通常の施工であれば、撥水剤をしないから

コンクリートの寿命が短くなることはありません。

 一種のコーティング効果と光触媒のような汚れがつかない効果が

合わさったものがあれば、それはコストもかかるでしょう。

 美観も大事ですが、大きな視点で住まいのお手入れ、頑張ってください。

矢印
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矢印
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2013年 1月26日
「洗車ワックス」なので、コンクリートの性質上、根幹に関わる問題では

ありません。撥水剤をしないからと言って鉄筋がさびることがないのは

先に回答した理由によります。20年で2センチ中性化しても、施工不良が

なければ鉄筋にまで影響はしないはずなので。

 施工不良による大きなひび割れがあれば、そこから水が入って鉄筋は

錆ますので、撥水剤の水をはじく程度の性能いかんではないからです。
矢印
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矢印
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2013年 1月26日
やっぱり文字で意思を伝えるのは難しいですね。
ちょっと受け取られ方が、ずれちゃったかもです。
でも上手に表現されていますね。車に例えて。
私は最後に書きましたが、撥水材は塗布しなくても
美観を損なうだけで構造的には問題ないと
はっきりと申し上げたつもりです。
なぜなら撥水材程度ではコンクリートの完璧な保護は
望めないからです。これも大した浸透性も付着力も
ない材料にだからです。

塗装についてもです。
コンクリートは、それ自体とても堅牢です。
しかし元々表面に表して使用するには
白華現象等美観に於いて好き嫌いが分かれる状態を
避けるために表面を保護する傾向があります。

雨水が染み込んでいるとありましたので、
これについて早急に手を打つべきだと
申し上げたかったのです。

ここを判断するのは流石に現場をみなければ
なんとも言えません。

そういうことです。
矢印
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2013年 1月31日
撥水材よりもRCガーデックスという浸透性防水件アルカリ中性化防止材があります。ナノテクで7センチ位浸透します。樹脂がコンクリートを掴むように入り込みますので強度もあがります。なんといってもひび割れ防止に繋がりますし、鉄筋のもちが良くなります。
矢印
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