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災害に強い家造りについて

23区内に住んでいる者です。
年末の新聞で2017年に住宅資金贈与の非課税枠の拡大が報じられたことや
今年からの相続税性の変更、近年の住宅ローンの拡充などを鑑み、
2017年の住宅資金贈与の非課税枠拡大のタイミングに併せて家を建てようと考えています。

そして、家を建てるにあたっては①災害に強いこと②地震等で停電になっても数日間は過ごせること③室内の熱効率が良いこと④省エネであることを重視しようと思っています。(①と②、③と④はそれぞれ重複する部分もあるかと思いますが両親との話し合いで出てきた事項をそのままあげさせて頂きました)

これらの条件を全て満たせる工法となると、やはりRC造になるのでしょうか?
(今住んでいる家は重量鉄骨で基礎を深めにやってもらったおかげか、東日本大震災の時も目立った被害はなかったので強度的は大丈夫なようにも思うのですがエアコンと床暖房の電気・ガス代が結構な額になっているため、重量鉄骨だと③④が満たせないのかなと感じています。)

また、上記の条件を満たす3階建て家を30坪ちょっとの土地に建てる場合、
どの程度の費用がかかりそうでしょうか。(土地は既に取得済みです)

ご回答頂けますと大変助かります。
宜しくお願い致します。

専門家の回答

7件

星マーク
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2015年 1月 7日
もこさん

高田馬場で、高品質でローコストの注文住宅設計をしている
マックスネット・コンサルタントの片瀬と申します。

ご希望条件が、どの程度のものか、数値化されておりませんので
回答ずるのが難しいのですが、簡単にいうと、長期優良住宅仕様
にすれば、大丈夫だと思います。

また、耐震性・省エネ等は、構造に関係しないので、木造・鉄骨・RC等
全てに対応することができ、同じグレードになります。

また、土地30坪に3階建ての計画ですが、道路状況や用途地域にとり
面積・コストが異なってきます。
準防火地域で、3階建て40坪の工事費は、以下になります。
(長期優良住宅仕様です。)
木造・・・20,000千円~
鉄骨・・・28,000千円~
RC・・・32,000千円~

詳細ご希望条件等、下記までメールして頂ければ、ラフプラン+工事費概算
を作成致しますので、ご検討ください。
katase@maxnet-g.co.jp
土地探し:http://www.maxnet-g.co.jp/associates/associates.html
注文住宅設計:http://www.maxnet-g.co.jp/associates/residential_design.html
注文住宅等作品集:http://www.o-uccino.jp/kenchikuka/designer_0000000413/
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ユーザーの返答

2015年01月07日

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ご回答有難うございます。長期優良住宅仕様にすれば耐震・省エネ性は構造に関係せず同じグレードになるとなると、構造の違いは耐火性と間取りの取りやすさの差になってくるのでしょうか…?
長期優良住宅の仕様がどの程度の災害を想定して定められているのかもう少し勉強してみます。

ありがとうございました。

星マーク
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2015年 1月 7日
https://sumika.me/p/works/f0dd8ee1de9097fd791cf519f7cc39c9d1249cfb
参考にしてみてくださいませ。
漆喰の家はログハウス1m分の性能をもちます。日本の長期優良住宅はまだまだ玩具です。気が向いたらどうぞ、、、、、、
矢印
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ユーザーの返答

2015年01月07日

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ご回答有難うございます。
ヨーロッパの基準と日本の基準だとかなり違うんですね。
ここまで違うとは思わなかったのでビックリしました。
木造でここまでの性能があるとなると、ちゃんと作れば
他の構造との差は無いということになるんですかね。
当初木造は個人的なイメージのせいもあって念頭に置いていなかったのですが
偏見なく考えてみようと思います。

とても参考になりました。
ありがとうございます。

星マーク
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2015年 1月 7日
こんにちは。
根岸達己建築室の根岸と申します。
①~④の条件を満たした建物は、どの構造でも出来ます。
予算や用途、住まい方により構造を選べば良いと思います。
費用は、条件等により異なりますので、一概にお答えすることは困難です。
先ずは、好みの建築家を選び、条件等を提示した上で、相談してみてはどうでしょうか?相談は多くの方が無料だと思います。
ご参考まで。
-----------------------------------------
根岸達己建築室 根岸達己
東京都板橋区若木2-18-15
[P] 03-3931-1016
[F] 03-3931-1019
[E] negishi@kenchikushitsu.jp
[U] http://www.kenchikushitsu.jp/
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ユーザーの返答

2015年01月07日

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ご回答ありがとうございます。
どの構造でも①~④までを満たす家が作れるとすると、
家を建てる方の大部分は費用的に安価と言われている木造を
選ぶと思うのですが…。あえて鉄骨やRCを選ぶ方は何を理由に選ばれているんでしょうかね。
本やインターネットで調べてはいるのですが、
どうもその辺りがイマイチはっきりしないので
根岸先生がおっしゃられるように、機会を設けて建築家の先生に
相談してみようと思います。

ありがとうございました。

星マーク
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2015年 1月 7日
汎 建築事務所の大房 汎と申します。 今まで建てたNO1(世田谷区)でR.CでB1F2Fは地震にも強く安定していますが費用がかかります。NO2(港区麻布)は3Fでラーメン構造で4本柱アースドリル杭で岩盤まで支持杭を打ちました。NO3(江東区東陽町)は壁構造で岩盤まで深いため摩擦杭でやりました。今度の東日本大震災で江東区では近くのビルは被害を受けましたがNO3は大丈夫でした。その敷地に応じた構造にし基礎に費用をかける事、安定したプランが必要と思います。
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ユーザーの返答

2015年01月08日

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ご回答ありがとうございます。
具体的な建築例を出していただいたうえで
敷地に応じた構造にし基礎に費用をかける事が大事だと
ご指摘いただいたのでとてもよく理解できました。
基礎をしっかりやろうとすると、その結果構造がRCや鉄骨になるのですかね。
基礎についてもっとしっかり調べてみようと思います。

大変参考になりました。
ありがとうございます。

星マーク
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2015年 1月 7日
①は、立地によって災害の種類が違いますので、建築より立地の方に主たる要因があります。
②は、テントでも、たとえばカセットコンロ・携帯トイレやキャンプ用品と備蓄品で可能ですから、建築だけの問題ではありません。
③は、建物の断熱が大きく影響しますが、RC自体には断熱効果がありませんので、壁厚においてRCに限らず、構造体の厚さに断熱の厚さがプラスされます。2~3階建てであれば、木造が最も壁厚に対しては有利でしょう。
④は、建設時の省エネであれば圧倒的に木造です。生活時の省エネであれば、生活スタイルにかなり影響されます。たとえば照度の明るい家となれば、採光や照明器具に関係しますし、暖かいのが好きか涼しいのが好きかでも対処は異なります。
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2015年01月08日

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ご回答ありがとうございます。
②についてですが、実家が建設予定地のすぐそばにあるので
地震等の災害があった際には両親も避難し、そこで数日日常生活と
限りなく近い生活ができるようにという趣旨で上げさせて頂きました
説明が悪くて申し訳ありません。
やはり断熱性、省エネという点からは木造が一歩リードという感じなのでしょうか。

参考になりました。
ありがとうございます。

星マーク
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2015年 1月 8日
もこ様
はじめまして、【快適環境+Design】森建築設計と申します。
快適環境性能を計算で確認しながらプランや造形デザインを整える設計手法で快適、健康、デザイン住宅を設計している事務所です。①~④の疑問についてお答えします。

①災害に強いこと
 地震、火災、強風(竜巻)、津波などの災害に最も強いのは鉄筋コンクリートで間違いありません。耐火性能を持たせた木造も開発されていますが現状ではコストが高いです(鉄筋コンクリート以上)。鉄骨と木造では鉄骨の方が強いと考える方が多いですが実際は違います。耐震性は同等にできますし、火災時の構造体への被害も同程度です。
 →RC>木造=鉄骨

②停電時の対策
 これは二つの視点で考える必要があります。東日本大震災後の住宅調査により断熱性の高い家は室温が安定し無暖房でも凍えることなく過ごせたという事実から温熱性能を高める必要があります。
 2点目はオフグリット(電力会社との契約無しで電力的に自立する家)です。太陽光発電と充電設備だけで生活できるようにすることで停電時にも日常生活を送る事ができます。私が所属する「パッシブハウスジャパン」でオフグリット住宅の実績がございます。(実際には緊急避難的に電力会社と15Aの契約はしています)
 RC、鉄骨、木造にかかわらず同程度の性能にできます

③熱効率のよい家
 これは夏と冬、さらに中間期の熱効率をトータルで検討する必要があります。また万能な回答はなく、立地条件(気象・気候・敷地の向き)・建物の形とゾーニング・日射取得量・日射遮蔽性能・断熱性能・蓄熱性能・表面温度・気密性能・換気設備・空調設備・内部発熱量など、熱効率のよい家を設計するには建物の計画の初期段階からこれらの要素を考慮に入れてを相互にマッチングさせることが重要です。快適性と温熱環境を熟知した設計者に依頼して計算で定量的に確認していく以外方法はありません。
 RC、鉄骨、木造にかかわらず同程度の性能にできますが鉄骨は熱橋による熱損失が大きくなり不利です。

④省エネ
 省エネ建築(CO2発生量が小さい家)に対しても万能な方法はありません。個々の与条件(気象の影響・環境の影響・建物本体性能・再生可能エネルギー・経済状況)などから個別に全体性のコンセプトをもって考える必要があります。その上でそれぞれの構造を3つの視点で比較する必要があります。
一つは建設時と解体時のCO2発生量
二つ目は居住時のCO2発生量
三つ目は求める省エネ性能(低エネ?、光熱費ゼロ?、一次エネルギー消費量ゼロ?、プラスエネルギー?・・・)です。
 構造別にみると居住時の省エネ性はRC、鉄骨、木造にかかわらず同程度の性能にできます(③と同じ理由で鉄骨は不利)。建設時と解体時のCO2発生量はRC3:鉄骨2:木造1です。つまりRCは木造の3倍にCO2を発生します。
 仮にプラスエネルギーまで求めるならば木造以外ありません。

⑤総括
 3階建て住宅という前提でRC、鉄骨、木造の構造別性能を比較します。
①~④のご要望から考えて鉄骨は除外するべきです。4階以上の高層建築ならば鉄骨はRCよりもコストメリットが高いので採用する建て主様が多いのです。
RCと木造の比較では災害時の安全性や火災後の再利用を重視するならRC造、
建設コストから考えた費用対効果を重視するなら木造になります。
①~④の性能を持たせることを前提とした場合、RCは木造より25万円/坪程高くなります。

以上、長文になりましたがご検討ください。
また私のホームページやブログも是非ご覧くださいませ。
森建築設計
川崎市中原区等々力17-5
044-744-1596/090-9134-2670
info@mori-ken.com
ホームページ
http://moriken.p1.bindsite.jp/
ブログ
http://moriken1ro.exblog.jp/

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ユーザーの返答

2015年01月08日

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ご回答有難うございます。
疑問に思っていたことに対して明快に、そしてわかりやすい説明のお陰で
大まかな家のイメージが出来てきました。
また、HPやブログを拝読させていただきましたが
コンセプトが明確でとても参考になりました。

もう少し考えをまとめた上で改めてご相談させて抱くかもしれませんが
その際は何卒宜しくお願い致します。

ありがとうございました。

星マーク
相談者が役に立った
2015年 1月10日
イデア建築デザイン事務所の吉村と申します。
東京と金沢に事務所がありまして、関東、関西、北陸で活動しております。
災害に強い家を考えているとのことですが、
私自身の自宅も同じ様に考えて作りました。
構造は、鉄筋コンクリート組積造という構造で、壁式RC構造の一種で、コンクリートの型枠が、合板ではなく、積み上げるとヨーロッパの石造りの建築の様な壁になるユニットを、レゴの様に積み上げて行き、空洞に、鉄筋を配筋して、コンクリートを流し込む工法で作ります。型枠ユニットを積み上げて行くので、極端な話、敷地境界線いっぱいに建設が可能です。自宅を建てたのは、阪神大震災の直後に確認申請を出し、構造も割り増しで対応して作った家で、19年経ちました。型枠ユニットの会社が大阪の会社で、震災前に、関西地方での施工例を、会社の人に案内してもらい見学して、耐震性も良かったのですが、壁のデザインが採用の決め手でした。震災後、関西地方のこの工法の建物は構造的には無被害でした。ただ、焼け野原になった地域では、この工法の建物が他の木造住宅が焼け落ちて、この工法の建物だけ残りましたが、窓から火が入り、内部は焼け落ちましたが、建物は残っていました。
②は様々な設備や、年々開発される設備で対応できます。
③、④、熱効率、省エネに関しては、鉄筋コンクリート組積造の外壁側に断熱材を貼る、外断熱にすると一番良い方法ではないかと思います。外断熱により、室内側のコンクリート壁が蓄熱体となり、少ないエネルギーで良い室内環境になります。
この外断熱工法を2階建てで鉄筋コンクリート組積造で作って、坪85万円で建設しました。
3階建てで50坪として、基礎から下の杭は別として、4250万円程度と考えられます。杭に関しては、支持層の深さで検討しますが、設計した実績では、借地である土地に建設することから、抜きやすい鋼管杭工法や、敷地の土壌を利用した地盤改良など様々な勉強をしていますので、ご相談いただければと思います。
ホームページに施工写真がありますので参考になればと思います。
宜しくお願い致します。
イデア建築デザイン事務所 吉村正一郎
事務所HP http://www.shcc.co.jp/idea/toppage.html
石造りの家  http://www.shcc.co.jp/idea/palazzo-idea.html
東京事務所 港区南青山2-12-15 5階
金沢事務所 金沢市疋田1-333
e-mail: mailadm@shcc.co.jp
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2015年01月13日

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お礼が遅くなりまして申し訳ありません。
ご回答ありがとうございました。

ホームページの写真等を拝見させていただきました。
鉄筋コンクリート組積造、とても興味深い構造ですね。
壁のデザインも確かにちょっと他の造りとは違った感じがします。

また、基礎の下の杭の事も考える必要があるということも
勉強になりました。
ありがとうございます。

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