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基礎打設にベストなコンクリートの配合は?

『RC造の理想の基礎養生期間は?』に続き、もう少し突っ込んだ質問をさせてください。
知識欲として、知りたいと思っています。
このような初歩的なことを、こちらの大先生方にお尋ねするのは恐れ多いのですが、他に相談できるすべを持っていないため、何卒よろしくお願いします。

基礎打設にベストなコンクリートの配合について、持論をお聞かせいただけたらと思っています。
基礎打設にベストなコンクリートの配合とありますが、ベストとは
ひび割れ剥離、白華、ジャンカ、その他の施工不良のミスが少ない方法をさしています。

上記とは別に、施工者の技量の左右されにくい方法も、補足いただけますと幸いです。

基礎打設野条件は、
?鉄筋コンクリート造(壁式)総2階建ての戸建て
?設計強度34N
?工期問わず
?季節別
?費用別

素人の私的には、特別な配合をしていない通常のフレッシュコンクリート(設計強度に達する)を、春、秋の雨の無い時期に打設するのがベストかなと、なんとなく考えておりました。

このアドバイスは、旧HOUSECOの家づくり相談のアーカイブを移行したものであり、現行SuMiKaが提供する機能と齟齬がある場合があります。

専門家の回答

2件

2008年11月 7日
永井 様
少し専門的になりますが 分かる範囲でお答え致します。

基礎打設にベストなコンクリートの配合とありますが、ベストとは
ひび割れ剥離、白華、ジャンカ、その他の施工不良のミスが少ない方法をさしています。
に対する回答
配合から〜使用材料は建築基準法で規定されてますので、JIS認定の工場から出荷される物であれば基本的には問題ないです。
が昨今その性善説が崩れてるのが業界人として辛いのですがね。(苦笑)
基礎に限らず、鉄筋コンクリート壁式構造で有れば、設計時に構造計算を行います。この時点で使用コンクリートの種類を決めなければ構造設計は出来ませんのでここで決まってしまいます。
ひび割れ〜はヘアークラック(細い亀裂)はどんなに頑張っても入ります。これは水で練っている物ですので、固くならないパンが出来ないように、これは割り切ってください。ただどうしてもとなると、ダムなどに使用する中庸性コンクリート(化学反応が遅い)と言う手があるかもしれませんが 一般的では有りませんね。
剥離〜考えられるのは鉄筋のかぶり厚さ不足による場所の亀裂やセパレーター部から起きる物。この場合亀裂が出来時間が経つにつれ、鉄筋汁(錆汁)や白華現象が見られます。この白華はコンクリート内部の石灰分等が二酸化炭素と反応し出てくる物で、強度に関係ありませんし、炭酸カルシウム等ですので、環境にも問題有りませんが、見栄えの面で消したいとなれば、塩素、ないしは塩酸を含むトイレ用洗剤で落ちます。環境が気になるとなれば、クエン酸の主成分の市販の洗剤で洗ってください。レンガ、タイル等の同じです。
ちょいと それてしまいました。
ジャンカ〜これは打設技術ですねェ。型枠とコンクリートの間の空気が抜けるように、木ヅチでとにかくタタク!のが一番。と同時に打ち継に見られるコールドジョイントも気になりますので打設計画は十分に検討が必要。(打ち放し仕上げでの話です)
吹抜けなどの高い所から流し込む場合には、骨材が先に落ちますのでジャンカが出易くなります。さらにハラミ(膨らみ)も目立ちますので要注意。
同時に、型枠の種類、大工さんの施工精度もかなり重要。
と言う事で、コンクリート工事に慣れている現場代人のいる工事店を選ぶのがベストですかね。

上記とは別に、施工者の技量の左右されにくい方法も、補足いただけますと幸いです。
回答〜打ち放しの一般的には経済設計を行いますので、躯体(壁)を厚くしコンクリート量を増やし、鉄筋のかぶり厚さを多くとってあげると施工し易いのでは。
いくら頑張っても打ち放しはきつい!あの安藤忠雄さんの建築も結構な物で、せめて5メートル離れて見れる肝要さが必要かも。
やはり 仕上げを施する施工のほうが技術をカバー出来ますね。チリ、逃げ(現場用語)は必要かも知れませんね。

基礎打設野条件は、〜 基礎も躯体も同じと考えてください。
�鉄筋コンクリート造(壁式)総2階建ての戸建て
�設計強度34N〜呼び強度だとかなり大きいですね。
�工期問わず
�季節別〜夏の暑いときは必要以上に乾燥が早くなりますので、湿度を保つ養生が必要になりますので ご注意下さい。
�費用別

素人の私的には、特別な配合をしていない通常のフレッシュコンクリート(設計強度に達する)を、春、秋の雨の無い時期に打設するのがベストかなと、なんとなく考えておりました。〜いいと思います。

とりあえず、めぼしい設計者にお話されて見ては。全てが分かるとはなりませんが、調べ方を知っております。その中で満足いく方が現れると思いますが・・・。
長々と すいませんでした。
矢印
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ユーザーの返答

2008年11月07日

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とても分かり易い解答を有り難うございます。
呼び強度ですが、
なにかの文献で見たのですが、計画共用期間100年を想定した場合、確か耐久基準強度が30Nだったかと思います。
今騒がれている200年住宅を考えると、後で手を入れられない基礎は(RCの場合全部ですが・・・)34Nくらいかな?と・・
素人のドンブリ勘定です(汗

2008年11月 7日
お役に立てて何よりです。
建造物は外的力(震動、風等)により、常に揺れております。丈夫で長持ちをさせる為には、本体の強度はもちろんの事、基礎本体よりその下の地面の力(地耐力)も大切と考えます。同じ規模の地震でも本州に比べ北海道の建物の被害が少ないには、北海道には凍結深度というのが道条例で定められており、帯広ですと1メートル地盤から埋めなければなりません。よって基礎の根入れ(埋込)深さと地震被害というのも左右されてきてる様です。只、地震被害に関しては他にも都市化というのも有る様ですが・・・。
地域によりますが、せめて7〜10メートル程度の深さ迄 調べておいた方が良いと思いますし、場合によっては免震、路盤改良工法をいう事も視野にいれてもいいと思います。さらに 建物は100年もっても配管関係が先にいかれてきますので、こちらも容易に交換出来るようなバランスの良い計画を心がけたら、理想の建築に近づけると思います。
ちなみに 日本最古のコンクリート建築は大正11年(1877)竣工 長崎市伊王島の灯台史員休息所との事。無筋コンクリート造です。
矢印
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ユーザーの返答

2008年11月11日

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かあやんさま

基礎の根入れの件ですが、盲点でした。
ありがとうございます。
何度か先生のお知恵を拝借することで、得たことがございます。
私は『建築家先生に何を求めるのか?』です。見失っておりました。

先生方にも、得て不得手はありますとおもいます。
私が求めるものを得意としている先生を探してみようと思います。

このような場で、知識の財産を分けてくださいまして、ありがとうございました。

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