匿名さま
はじめまして、新宿で設計事務所を主宰している片瀬と申します。
当社に御任せください。
普通、設計事務所は建築設計監理だけ、不動産屋は不動産取引だけですね。それは、日本
の縦割り行政からくる区分けです。ですが、建主は、だれもが、土地と建物は一体とお考
えだと思います。住み良い生活環境で住み良い棲家をつくること、それが目的、理想だと
思います。しかし、それを誰に相談すれば良いのか。土地と建物で、相談相手が違っては
結局、最初に土地を購入して、残金で注文住宅を建築家に依頼する。という失敗をしてし
まいます。
こんな例があります。土地を商業地域に3000万で購入したので、地上3階 50坪
の建物を残金1800万で建てて欲しい!とね。その土地から1本入ると、2000万程
度で、準防火・1中高地域が十分購入できる広さなのに、あえて、商業地域に購入してし
まったがために、予算的に非常に難しい条件での設計となってしまい、完成当初は、かな
りの我慢をしなければならない結果となってしまったのです。
そのような悲しい事態に遭遇しないように、当社は、設計事務所をメインに不動産取引業
を兼業しております。勿論、一括依頼の場合は、仲介料は50%オフで行っており、徹底
した価格交渉を行うので、エンドユーザー以外にデベロッパーからの依頼も多数来ており
ます。
普通、不動産屋は、あまり価格交渉に積極的ではありません。それは、価格が減れば、仲
介料も減るからです。適当に、依頼者が納得できる程度に行う程度です。それは、仕方な
いことですが・・・?
当社は、メインが設計監理なので、価格交渉は徹底的に行いますし、それを可能にしてい
るのです。また、建築コストも、当社独自の格安建材・資材情報を利用して、施主支給に
より、コストダウンを計っています。設計監理報酬も、工事費×料率ではなく、面積によ
り規定しておりますので、安心できると思います。
価格交渉は、その物件の優位性と時期により左右されますので、詳細情報がないと、なん
とも判断できません。10%〜30%程度が一般的です。持主が業者の場合は、決算時期
になると、キャッシュ欲しさに、相当値引きする場合もありますので、これからが、良い
タイミング時期となってくるでしょうね。
価格交渉の注意事項として、決して自分ではしないことです。ましてや、プロの前では禁
物ですね。必ず足を見られますよ。他にも購入希望者がいるとか、検討している方がいる
とか、今、決めないと買われてしまいそうな不安要因を言って、あなたを悩ませるのです
注意してください。
あなたが逆の立場だと考えてください。落とし易いのは、プロですか、エンドユーザーで
すか。解りますよね。
今の状態で、あなたがプロに仲介を依頼する場合の注意事項を上げておきます。
1)売主に、名前等の個人情報を言わないこと。
2)売主である不動産屋に合わないこと。
3)仮に、言ってしまったり、合わないとならない場合は、専属の不動産屋がいるので、
相談してから連絡すると、言い切ること。
4)売主に、この物件が気に入ったとか言わず、他に気になる物件があることを言うこと
5)物件の諸条件を確認すること。(交渉はしないでください。)
以上、参考になれば幸いです。
土地探しからの注文住宅を建築家と建てる
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