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自分に必要な敷地面積について

はじめまして。
家を建てるにあたり、土地を探している者です。
自分が納得できる土地の広さが分からなくなり、投稿させていただきました。
住むのは、私と子ども2人で、開放的な広い家を希望しています。
これまで敷地約80坪、建坪約50坪の実家に住んでいたからか、敷地50坪程度で建坪35坪ほどの家をいくつか見学しても、どれも狭いという印象しかありませんでした。
また、更地の土地を見ても60坪や70坪でもとても狭いなと思ってしまいました。
しかし、土地にいくらでもお金を掛けれる状況でもなく、固定資産税・後々の管理のことを考えると、なるべく広くない方がいいようにも思います。
実際に家を建ててみないと分からないとは思うのですが、敷地や建坪が10坪違うと狭く感じるものでしょうか。
それとも、建て方や間取りの配置の仕方によって、広々とした家ができるのでしょうか。
狭いと感じない広さの限界はどの程度なのかを自分で計算するには、どのような方法があるでしょうか。
よろしくお願いします。

このアドバイスは、旧HOUSECOの家づくり相談のアーカイブを移行したものであり、現行SuMiKaが提供する機能と齟齬がある場合があります。

専門家の回答

4件

2010年 3月 9日
匿名様

『狭いと感じない広さの限界はどの程度なのかを自分で計算するには、どのような方法があるでしょうか。』
ありません。
個人の感覚です。

ずっと大きなお家に暮らされていた方は僕らが見ても「十分に広いのに」と思う住宅も狭く感じられます。

あえて書くなら、多くの住宅を見る事です。色々な建築雑誌を買って書いてあるデーターを見ながら(敷地面積と建ぺい等)大きさを確認する事である程度訓練されます。写真は広く感じますので、7割くらいの感覚で見た方が良いでしょう。

その場合、正確な寸法と感覚のズレを直す必要が有ります。
どの敷地を見ても狭いと感じるのはご自身が想像している建物のイメージが大きいのだと思われます。それらは実際の寸法よりも大き思っている事も多く、まずは正確な寸法を知る事が大事です。5m程度のメジャー(僕たちはコンベックスといいます)を持ち歩き、色々な部分を採寸してみてください。今お住まいの部屋の高さや壁の長さ、机と壁までの距離、狭いと思う通路の幅等々、、
きちんと感覚を数字として感知し直す事で、意外と小さいなとか思ったより大きいとか解ると思います。

人が広さ等を感知するのは対比による事が多いです。
敷地にいっぱい建てれば窮屈に感じますし、周りの建物が大きければ小さく見えます。住宅も部屋を細かく割っていれば小さく感じますし、天井をすこし高くしただけでも広く感じたりします。

10坪程度の狭小敷地は本当に狭く感じます。設計する前は(大丈夫かな、、)と思うほどですが、設計してみる意外とすんなり納まったりします。
さて、この場合何故かと考えると、ある程度狭い敷地の場合、お施主さんも多くの要望を我慢されている事が多く、「とりあえず狭さを感じない住宅」程度の希望で進めますので、こちら側からのアイデアにも乗って頂き出来上がった時は思っていた以上に開放的な空間に驚かれる事が多いです。また、空間というのは面白い物で、更地の状態、工事中の骨組みの状態、壁が出来た状態、最終状態全て広さの感覚が変わります。狭く感じたり広く感じたりします。すべて目の錯覚です。

敷地50坪程度で建坪35坪の住宅というのはすこし郊外の分譲住宅などでよくあるタイプですね。
設計する立場から言えば、十分な敷地と床面積だと思いますが、それらをより広く感じさせる建て方や間取りの配置の仕方は可能ですが、現実的に広くする事は無理ですので、色々な方法を考えます。中庭に向けて開放的な開口を取ったり、空が見えるような設計にしたり、部屋の高さを変え狭い所から高い所へ移動する事で広く感じさせたり、壁と天井の仕上げを揃えたり、(線を消すと境界が分かり難くなるので)建具や家具の高さを揃えたり。

全て錯覚ですが、効果的です。

ご参考までに、、、

林泰介
矢印
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2010年 3月10日
私も計算法はなく感覚で見極めるものと思います。
基準もなかなか難しいですが。
質問を拝見して、ご実家の広さが一つの基準かなと思いました。
ご実家からどれくらい狭くても納得できそうか検討されてはどうでしょうか。

建て替えだと建坪が小さくなることがたまにあります。
この前も20坪の土地に15坪建っていたお宅の建て替えをしました。
建ぺい率から建て替えは12坪になりましたが。
そこは間取りを工夫して、引っ越しで前より広く感じると言っていただけました。

土地50坪建坪35坪あればかなり開放的に出来ます。
モデルハウスのような間取りだと圧迫感がある物がありますが。
間取りの作り方、視線に配慮した設計をすると開放感が変わります。
とはいえ、ご実家が80坪ですから60〜70坪が落としどころでしょうか。
矢印
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矢印
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2010年 3月12日
匿名様

はじめまして。ご相談についてですが、他先生方のご回答通り物理的広さに対しては解決策はあるはずもなく、10坪小さくなれば、約20帖小さくなるのですから狭く感じるでしょうね。感覚的なものについても日常身についたものですので、『感覚』のキャパを広く持つことでしか解決できないと思います。

『感覚』を言うのであれば、私達の仕事として、狭い空間をいかに広く見せるか、という前出林先生のおっしゃる通り錯覚を利用することもありますが、(といいますか、それが仕事のようなものですか。)一つ意識していただきたい感覚が『高さ』です。ご実家がどのようなつくりをしていたか存じませんが、旧家であれば、日常以上の高さがあると思われません(間違っていたらごめんなさい・・。)であれば、高さに対して意識をもたれることも『感覚』のキャパを広げるの手段だと思います。

また、感覚を養うのであれば、広さ(数字)を確認しないで色々な建物(空間)をまず体験してみてください。『感覚』はまず先入観からですから、そこで自分なりに「ここはこれくらいの広さだ」ということを繰り返していくと、おそらく自分の感じていた広さ(=『感覚』)の狂いに気づく時があります。
その時、匿名様の先入観も解き放たれると思います。
矢印
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2010年 3月13日
匿名さん。はじめまして、建築家岡善久です。
住まいの価値を決めるのは”広さ”ではなくあなた自身の住まい方であると思います。
自分に必要な敷地面積については匿名さんが様々な敷地においてどうように生活を家族で楽しみあなた自身がどのように生活を営んでいくのかが肝心でそれによって敷地であり建物の大きさが決っていくのではないでしょうか。そして、素晴らしい生活を実現してください。
「参考資料」敷地による建築基準法があり住環境を考えた用途地域であります。
例えば
(1)第1種低層住居専用地域(2)第2種低層住居専用地域(3)第1種中高層住居専用地域(4)第2種中高層住居専用地域(5)第1種住居地域(6)第2種住居地域(7)準住居地域などの用途地域があります。以上の用途のなかのどのような住環境の敷地を選びどう生活をするのかそこに尽きると思います。
匿名さんの質問はまとめてみると。
(1)開放的な広い家は設計によって実現できます。建築家は考えます。
(2)敷地80坪で建坪50坪に住んでいたといわれますが新たに違った敷地で生活を楽しむのでありますので今までの条件をOFFして考え直してはいかがでしょうか
(3)固定資産については・・・・・?
(4)更地をみても敷地は小さく見えるのは建築家も同じです。建物を有効に配置することで大きく感じることもあります。そこで建築家に相談しながら敷地を決定するのも一つの方法ではないでしょうか
(5)間取りによって広々とした家はできます。十分の考えることが可能です。
(6)狭いと感じる広さの限界は住み方の工夫によります。
例えば
昔の住居のように茶の間であり寝る部屋であり様々な空間をうまく利用しておりました。外国から日本の住まいは「うさぎ小屋」言われた時期がありました。この住まい方は日本の文化であったのではないだしょうか。小さな空間、コンパクトなものを生かしきるというのは日本人の素晴らしい特技であり偉大な才能だと思う。外国のようにダイニングやリビング等のように家族が使わないときはただの箱です。そのような無駄ない空間をどう考え生活するかでかわってくるのではないでしょうか。建具等を利用して必要に応じて空間を間仕切るのも一つの考えです。精神的な高さを求めて、物質的なものを拒否した生き方が「いい家に棲むことではないでしょうか?」また、住まいの価値を決めるのは”広さ”ではなくあなた自身の住まい方であると思います。狭い家もまた便利です。
矢印
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矢印
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