はじめましてURBAN GEARの本多と申します。
ローコストというか、お金を掛けないで家を作ることを
得意としています。
さて、「建坪」なんですが、これ結構みなさん勘違いされる
ことが多いんですけど、建坪は「建築面積」のことです。
建築面積ってのは家を真上から見たときの大きさのことです。
ですから例えば建坪が32坪の総2階建てでしたら、延べ床面積は
64坪ってことになります。64坪の家が1500万で出来るかって
話なら、逆立ちしたって出来っこありません。
恐らく「延べ床面積(延べ面積)」で1500万円程度で出来ない
かという御質問だと想像いたします。
で、それでも出来ないでしょう。普通なら。
市街化調整区域には普通は、住宅は建てられません。既に宅地に
なっているか、農家か医者でもなければ無理です。大丈夫ですか?
土地を購入するにも不動産の仲介手数料も掛かります。
登記費用も掛かります。借金をするなら銀行の保証料も掛かります。
いくらの土地か分かりませんが、ここだけで100万くらいは見ておいた
方が良いと思います。
建築も建物本体価格に含まれていることは無い「設計・監理」、
「確認申請」、その他の経費が掛かります。設計施工の工務店ならば
見かけ上、それらが多少安く計上されると思いますが、それでも
請負金額の3%から5%は最低でも乗ってくるはずです。
木造、在来工法の2階建ての工事原価は現場経費を除いても40万円
以下では作れないんじゃないでしょうか。当然、利益を載せる訳
ですから、ローコスト住宅屋でも坪単価45万円+諸経費で30坪の家で
1500万円程度、それに浄化槽工事が助成金などの利用で後々返って来る
としても当初100万円程度は見ておく必要が有るでしょう。
それに73坪の土地に最低でもアプローチと駐車場の整備くらいを
考えたとしても50万円程度は考えておきましょう。
もちろんエアコンや家具なども必要になります。
考え方としては最初に「~坪」というものを設定しないことです。
一番大切なことは「予算」です。予算内で「何が出来るのか?」という
ことを検討するのです。本来は設計事務所の建築家に依頼した方が、
良いアイデアが得られると思いますが、設計事務所が、何処の誰でも
良いアイデアを親切丁寧に検討して作ってくれるかというと、
そんなものは妄想です。縁と運だと思います。
ネット上で思い悩んでいないで、兎に角、一度「数社」の建設会社に
直接、見積もりを依頼してみるべきです。
現実が分かれば、次に何をするべきかが見えてくると思います。
是非、夢のマイホームを手に入れてください!!頑張って!!
URBAN GEAR / アーバンギア 本多