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家づくり相談

気密パッキンがない場合の対策について

地元のローコストメーカーで新築を建て、つい先日引き渡しも終わりました。
ひょんなことから、ハウスメーカーの標準仕様として気密パッキン施工が無いことを知り、不安になっています。

・基礎はベタ基礎です。
・基礎に土台を直に置き、鋼製束で土台を支える施工が標準仕様。
・基礎断熱のため床に5箇所ガラリが付いています。

もう完成してしまっているので根本的な解決は難しいかと思いますが、土台の腐食を少しでも防ぐために何か有効な手立てはないでしょうか。
床下に炭を置く・点検口に除湿機を置き回し続けるなどは有効でしょうか。
無知だった自分を悔やんでいます。
どうかご教示頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

専門家の回答

4件

2023年 7月19日
へぇ~今時、基礎パッキン使わないで、コストダウンなんてしてんですね。
大して安くもならないでしょうに。まぁそういうスタンスの業者なんでしょう。

質問の内容が、なんとも分かりにくいので、すっ飛ばしてパッキンのことを
回答しますが、別にパッキンなんて無くたって良いですよ。
それなりの土台を使っていれば。基準法じゃないですけど、設計指針みたいなのが
出ていて、ヒノキだとか防腐処理してある木だとか杉だって135あれば良いとか、
色々あります。昔は基礎パッキン入れると「地震の揺れ」を拾ってくれるってのを
売り文句にしてましたね。まぁ効果は有りますけど。
あと「通気性能」が、ガラリよりも大分向上するってらしいです。

基礎の施工が簡単になるので、もう常識化してしまいましたね。今じゃ気密を
取るために穴の開いていない、かまぼこの板みたいなのを入れてやってますね。
木造の家ですから「環境」によって長持ちするかどうかは変わりますよ。
白アリに食われなきゃ、自然環境で土台が腐るまでにはmaさんも生きていないんじゃ
ないでしょうかね。ツーバイなんかだと水が回っちゃって、昔は酷いものが
多かったですけどね。
水が回らなきゃ、そんなに心配しなくて良いですよ。

大概、30年後には建て替えの話が出ますから。50年も使えれば十分元が取れる
のが、ローコスト住宅です。それまでには、あちこち不具合が出るのが「木造」
だって思って置けば良いです。
しっかりしたものは、やはり高いです。ローコスト屋のオプションで何とかなる
レベルじゃないですよ。

URBAN GEAR 本多
矢印
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矢印
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2023年 7月20日
基礎断熱仕様なら基礎パッキンいらないですよ。
特に寒冷地でしょうから、わざわざ冬場に床下を外部と同じ環境にする必要ないです。

また、床に通気口を設けてるということですので、床下の空気を室内に引っ張ろうとしているのでしょう。その場合は土台に塗布する防腐材をホウ酸などにして気を配りたいものです。

土台の腐食については、水分計で測ってみるといいと思います。きっと許容値です。それよりも雨漏れとか施工不良で材木は腐るケースが多いです。床下の湿気が気になるようでしたら数値を測ってみてください。季節によっても変化します。床下に除湿器でもいいでしょうし基礎の入り組んでないのなら送風機でも十分効果はあると思います。

たぶん少ない予算で解決できることだと思いますので、プラスに考えながらプロに相談してみてくださいね。
矢印
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矢印
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2023年 7月21日
こんにちはmaさん。
少しでも不安が軽くなるのなら・・・との思いで個人的なアドバイスです。
今はいろんな工法がありますし、お住まいの地域や敷地の状況にもよりますので、あくまでも参考程度にお聞き頂ければと思います。

まず、気密パッキンは高気密高断熱に強くこだわらなければそこまで気にされなくて良いかと思います。
これは基礎と土台の隙間を埋める働きと、コンクリート打上がり後のコンクリート中の湿気を防ぐものなので、打上がり後1年くらいは水分が土台に染みてくることはあるかもしれませんが、雨漏れのように頻繁に水に濡れなければ土台は常時乾燥していると思います。
例として、お寺などの門柱や支柱がコンクリートの土台に直接立っていることを見れば分かりやすいかと思います。※実際は小口(木の断面)の方が繊維の構造上、水を吸いやすいです。
また、基礎パッキンは通気用に穴が開いている部品と気密を兼ねて穴が開いていない部品の2種類あり、皆さんがおっしゃっているのがこれにあたります。これは通気工法と言われ、床下に外部の空気を取り入れて換気する工法で、外壁周りは穴の開いた部品を使い、玄関や水回りなど通気しない場所には穴の開いていない部品を使います。
maさんの住宅は外部の空気を取り入れない基礎断熱工法と思われ、その中で基礎パッキンに代わる気密テープも省略した仕様なのでしょう。この気密テープとは基礎パッキンが2cm程度の厚みがあるのに対して、数ミリのテープを湿気対策と気密を兼ねて土台と基礎の間に敷くものです。もちろん有ったに越したことは無いのですが、冒頭で説明したように絶対にないといけないかと言われれば、南国の湿気が多い場所に比べるとリスクは少ないのではないでしょうか。
基礎断熱工法であれば床に5か所のガラリがある訳ですから、部屋の中は常時24H換気しているので、床下と室内は繋がっていますしそこまで心配しなくて良いと思います。
もちろん炭を床下に敷くのは良い事だと思いますが、なくても構わないのではないでしょうか。
もし問題が起きても原因が分かれば、そこへ対処すれば良いだけの事。
現時点ではそこまで心配されなくて良いかと思います。

どうです?気は休まれましたか?
矢印
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2023年 7月21日
これは寒冷地でよく見かけるやり方ですよ。
私もやります。
基礎断熱で床ガラリということは、床下は室内と同じ環境ということです。
床下全面に打設された防湿コンクリートが、土からの湿気を遮っているはずです。
湿気は床がラリから抜けるという考え方です。
確かに、最初はコンクリートなどから湿気が出るかもしれません。
気になるようでしたら、床下点検口から下を覗いて見て下さい。
木材やコンクリートに触ってみれば、大体は乾いていると思いますよ。
それでも気になるようでしたら、床下に湿度計を置いて、湿度が高ければ、床下に小さな扇風機でも置いて空気をかき混ぜればいいですよ。
矢印
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