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新築戸建て平屋

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設計事務所の設計力の見極めについて

 住宅建築設計事務所の設計力の見極めについて
 注文住宅を立てるに当たって、希望の住宅を設計してくれる設計事務所を探しています。
 先般、1時間程度、1級建築士1名、2級建築士1名の計2名からプランの説明があり、これについて私からも何点か質問しました。
 そこでの設計士の対応で設計を依頼するかどうか判断することになるのですが、気になる点がありましたので、この場で専門家の方に質問します。
 構造設計の目安について、明確に説明してくれない点(構造計算してみないとわからない)について
 詳しくは次のとおりです。
 設計事務所に資料請求した後、先方からプランを作成したいと提案がありましたので、当方がA4版2枚程度の要望書(当方希望の間取り(3Dマイホームデザイナーというもので作成したものでした)等を含む)を提出したところ、約1か月後にA4版1枚の間取りプランと概算資金計画書が送られてきました。その後での打ち合わせで生じた疑問です。
 当方が示したプランは次のとおりです。リビングダイニングとそれに接続する玄関として建物(南北に長い長方形)の南側半分に東西9P、南北6Pの天井高3.5メートルから4メートル程度の大空間を希望していました。
 これに対して、先方から事前にメールで東西9Pは同じなのですが、南北に4Pのリビングダイニングの提案がありました。
 事前に、プランの提案があったので、当方も説明を受ける前に事前にと6P(3間スパン)ではだめなのか、だめならその理由を説明してもらいたい旨をメールで伝えていました。
 このような事前のやりとりがあったのですが、今回のプランの説明では、
1 これまでにスパンは4Pまでが普通であり、最大でも5Pであり、6Pは設計したことがない。
2 6Pは本当に必要ですかとその必要性について疑問視。
 ここまでは、想定内の回答でしたので、それでも6Pを実現できないかと切り返したところ、吹き抜け空間(3.5から4メートルの天井高部分をさしているようです。)の西側と東側に水平構面が必要であり、もし、水平構面をとると水平構面の部分で日射が遮られることになり、日当たりが悪くなり困難であると説明されました。
 当方は、梁せいの高い構造材を使うことを前提として、平屋であり2階部分の荷重がかからないこと(屋根はガルバリウム鋼板の軽い屋根を希望する旨は、事前に説明していた。)、水平構面が必要であれば、天井に24ミリの構造用合板を敷き詰めて床倍率3として、1階床の剛床と併せて対応できないのか尋ねたところ、先方は、天井の床倍率と吹き抜けに必要な水平構面は別の問題である旨を説明しました。
 当方としては、納得できなかったので、水平構面が必要であれば、金属ブレースを水平方向に設置することで対応できないかと尋ねたところ、先方は、それは構造計算してみないと分からないこと、これ以上のことは、設計契約を受けてからでないと返答できないという対応でした。
 工務店の営業担当者であれば、おそらくこのような対応になったと思うのですが、私としては、専門家なので、それなりに明確な説明があるのかと思っていましたので残念でした。
 抽象的な質問の場合には、あいまいな回答しか得られないのは分かりますが、具体的な間取りを示した上での質問でしたので、それなりに具体的な回答を期待していました。
 専門家の目からみて6Pスパンが無理というのであれば、それは仕方ないことですが、構造設計力がなくて、今までやったことはない、構造計算してみないと分からないと、消極的態度を示しているように受け止められるのですが、どうでしょうか。それとも、これは、業界の常識なのでしょうか。
 

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2021年 4月 4日
6Pスパンが無理ということはないと思います。
コストアップになるかもしれませんが、やりようはいろいろあると思います。

構造計算してみないと、どういう形になるかわからないのは、正直なところだと思いますが、費用面などを考慮して、現実的にできる範囲のものを提案してきているようにも受け取れます。(文面からだけでは判断できませんが。)
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2021年 4月 4日
平家建て大空間の構造についての質問を拝見しました。

「東西9P南×北6P、天井高3.5メートルから4メートル程度の大空間」
9P×6P単独の建物ではなくて、その周囲に収納や水回りがあるのですよね?
9P×6P単独の建物だとしたら特殊な工法が必要ですが、収納や水回りがある平家でしたらなんら問題なく実現できます。

当事務所は意匠設計事務所ですが自社で構造設計も行っています。具体的な相談が必要でしたらお気軽のご連絡ください。とりいそぎ、A4版2枚の要望書をお送りいただければ実現可能かどうか検討してお返事できます。当事務所でもマイホームデザイナーを使用しているのでそのデーターを送っていただいても結構です。

当事務所の特徴は、快適性や心地よさを第一に考えたデザインと住宅性能の融合、バウビオロギー講座で得た知識を取り入れた健康住宅にあります。これらの要素を取り入れたご提案をしています。

HP : https://kanlabono.com/
メール:kanlabo*****.com
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一級建築士事務所 感共ラボの森
代表 森健一郎
TEL:*****
横浜市中区海岸通4-22-302
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2021年 4月 4日
LVLを使用すれば鉄骨並みにできます。後はお金の問題を貴方様がこなせるかで決まります。
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2021年 4月 4日
大きなスパンの実現にはコスト/設計手法が必要ですが、お尋ねの6m近いスパンを持つ空間は決して不可でも特殊でもありません。
(お手伝いした案件では、6.4mを逆梁など工夫して在来工法で吹き抜け空間をもつ住まいを実現しています。)
確かに実現するための構造断面/梁寸法などは、実施設計における計算に基づき決定されますが、イメージの段階でも、おおよその構造デザインもイメージしながらプランニングを行いますので、今回少しご相談された方は少しご経験が少なかったのかもしれませんね。

また「構造設計費用」についてのお尋ねですが、建築設計事務の報酬の目安は「国土交通省告示98号」に目安が示されており、計画規模から試算ができますし、本来その告示に基づいた全体の設計/監理費用に含まれます。
ただ、構想イメージについてはブレーンである構造家と打ち合わせすれば済むことで、契約しないと構造回答ができないのはおかしなことに思えます。

建築家の設計力は、やはりHPなどから手がけた作品を見さだめ、魅力的な実例/提案力/経歴/面談などからご判断することが必要になります。
今回どのようなご希望内容をご提示されたかわかりませんが、このサイトの建築家募集コンテンツをご利用され、気になる設計家から「提案」をお受けになられたら如何でしょうか。

参考していただければ幸いです。






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2021年 4月 5日
はじめまして、アーキネットデザインLLC代表の市川均と申します。私は特に大規模の木構造をたくさん経験しており、得意としておりますので、その立場でお答えします。
1、今回の対応しか出来ない建築士さんは残念ですがいたって普通だと思います。特に不勉強な訳ではありません。要は、多くの住宅をメインとしている建築士さんが、簡易な構造計算しか経験がないのです。弊社の場合は、このような設計は珍しくないですが、スパンが著しく大きい場合(9P以上)はパートナーである構造1級建築士さんに依頼して一緒に構造設計します。しかし、あくまで構造計画は私がアイデアを出しますので、当然構造設計のノウハウはたくさん持ち合わせています。尚、その場合の構造計算費用は設計料に含まれます。(適合申請という特殊な構造設計の場合のみ別途費用となります)
2、具体的な構造に関してですが、屋根の6Pは全く難しくありません。床だとちょっとノウハウがいりますが。参考ですが、現在弊社では。9.55m(10.5P)屋根スパンを飛ばし、9.55×12.74のLDKを設計中です。この規模になるとちょっと特殊な工法(2方ラーメン構法)になリます。
3、ご質問の本題ですが、残念ながら木造の設計力の無い建築士が普通です。その上で、構造の設計設計力の見極めは、今回の様な質問とその回答で見極めるのがもっとも言いと思います、ただ、やみくもに多くの建築士とこのような質疑応答をする訳もいきませんので、先ずはその建築士の経歴と実積で判断するのが近道だと思います。
最後になりますが、よろしければ当該の要望書をお送りいただければ、ご相談に応じさせて頂きます。この回答も専門的なので補足説明もさせていただきます。
アーキネットデザインLLC 市川均
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