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お餅投げについて

二人の子供を持つ都内在住のシステムエンジニア34歳♂です。土地は取得済み、訳あって来年の春ごろからになりますがライフスタイルや価値観が近い建築家さんに家づくりを依頼しようと思ってます。いろんなことがまだ決まってないのでちょっとあせってきてますが・・・。

設計とか施工についての質問ではなくて、ちょっと気の早い話ですが上棟式(?)のお餅投げについて教えて欲しいのです。私は地方の小さなまちの出身で、子供の頃は近所で家が建ったときは必ずお餅投げもセットであった記憶があります。そこで、自分の家が建ったときはお餅投げしなきゃならんもんだ、と思ってました。

先日、都会育ちの妻に相談したところ、『いまどきそんな人少ないよ、やらなくていいよ〜』と取り合ってくれません。。。オレがローン払うんだから新築気分をちょっと味わわせてくれてもいいじゃないか(涙)と言うこと以外にも、購入した土地が新興住宅地じゃなく、ゆるいながらも古くからのコミュニティがシッカリ存在する地域なので、そこに新参者として越してくるわれわれからご近所さんへの挨拶もかねて、やっぱりお餅投げやるべきだろう、というのが私の意見です。

そこで、みなさんのご経験上から、餅投げした方が楽しいよとか、餅以外にもこんなの投げると喜ばれるよとか、こんなことに注意して、とかなんでも結構ですので餅投げ不要論の妻説得のために『前向きになれるリアルなお話』をお聞かせいただけないかと思い、質問させていただいた次第です。

まったく設計などの本来のお仕事と関係のない話ですみません_(。。)_。質問が不適切でしたら削除していただいても結構です。お手数おかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。


追記
Googleで検索したら、結構な情報がでてきますね。
新築 餅投げ
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E6%96%B0%E7%AF%89%E3%80%80%E9%A4%85%E6%8A%95%E3%81%92&lr=

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専門家の回答

2件

2006年 8月 4日
いいですね。

15年ほど前に餅まきをしたことがあります。
その地方では、当時は餅まきは当然やるべきこと。という風潮でした。
恐らく今でもやってると思います。三河地方です。

子供の頃は乾燥した紅白の餅を投げていましたが、そのときはビニル袋にお菓子(駄菓子やかっぱえびせんの小袋など)や餅や紙にくるんだコイン(5円とか10円)を入れて撒いていましたね。
工事中はご近所に迷惑をかけますし、昔はクレーンがなかったので、建前の時にはご近所の男手を使って柱や梁を上げていました。建前は個人の行為と言うよりも、冠婚葬祭と同じように、地域との共同イベントだったわけです。

以前やったときは、基礎をつくってる段階から、ご近所の人は建前の日を現場の人に聞いていたらしく、餅まきの時には、どこからわいて来たのか!というくらいの人手でした。
餅まきをされるのでしたら、事前にお子様手製のポスター貼ったり、ご近所への挨拶の時や町内会長などに、告知すると盛り上がると思います。

餅まきについても、地域の古老(町内会長?老人会長?)に聞いてみてもいいと思います。地域の人やしきたりと調和するということがポイントですから。
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ユーザーの返答

2006年10月10日

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林様

ご返答ありがとうございます。
また諸事情により、お礼が遅れてしまって申し訳ありませんでした。


> ビニル袋にお菓子(駄菓子やかっぱえびせんの小袋など)や餅や紙にくるんだコイン(5円とか10円)を入れて


思い出しました〜。私が小さい頃もそうでした。5円とか紙に包まれてた記憶があります。子供たちだけでなく、ご近所のおばさんやご老人たちもたくさん集まって、わいわいと楽しんだ記憶がよみがえってきました。

でも、完成したときでなく建前のときにやるもんなんですね。なんせ小さいときの経験だったので記憶がおぼろげでした。


>お子様手製のポスター貼ったり

これもいいアイデアですね。この一文を読んで、自分の子供たちにも自分の体験を伝えていければなぁ、なんて柄にもなくそんなことを思いました。

林さんのとてもお気持ちのこもったコメントに心から感謝です。
どうも、ありがとうございました。

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[退会した専門家]
2006年 8月 4日
2年前、東京都内でやりました。
この地域で行なわれるのは、なんと30年ぶりとの事で、ふだんは集まることのない、近所の方も集まり、大変な賑わいでした。
19坪しかない敷地での餅なげだっため、前面道路の整理やらで、大変でした。

東京では、なぜ、餅投げが行なわれないのか?
ちょっと考察してみました。

1.東京はもともと「長屋」の町であって、持ち家をつくるのは一部の人たちだけだったので、一般の人は新築自体がめずらしいことで、餅投げ以前に「新築」をするという思想がなかったため。

2.東京の人は、とにかくきれい好きなので、包装してあっても、地面についた食べ物を拾うのを嫌がる為。

3.東京は、地方から出てきた人が多い為、早く都会になじもうとするあまり、自分の故郷の風習を行なわないようにした。
その最たる「餅投げ」は必然的に行なわなかった。

4.上記の理由で、「建て替え」ではなく、新しい土地に「新築」になるので、あまりなじみの薄い、近所の方と、和気あいあい」というのはやりにくい。

なんて結論が出ました。
調べてみると、いろいろ面白いですね。

ちなみに、以上を考察して、ウチで餅投げを仕切ったときは、前面道路にブルーシートを敷いて、落ちた物が汚くならないように。
また、子供達はお餅よりお菓子を喜ぶので、お菓子の詰め合わせを投げたり、けっこう工夫しました。

でも、夏休みの思い出に、みなさん楽しんでいただき、とってもよかったです。
餅投げの仕切りについて、お聞きになりたいことありましたら、ぜひとも。お問い合わせください?

ユーザーの返答

2006年10月10日

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青山様

ご返答ありがとうございます。
お返事が遅れまして、たいへん失礼いたしました。



>2年前、東京都内でやりました。

東京でもやられる方がいらっしゃるんですね!
ちょっと驚きました。

ご考察もなるほどですねー。建築家さんというのは、いろんな観点からモノを見ておられるんだな、と関心してしまいました。

ブルーシートもナイスアイデア!ですね。ぜひ、餅まきをする際にはそうしたいと思います。

こんな他愛のない質問に、ご丁寧にここまでお答えいただき、心から感謝です!
どうも、ありがとうございました。

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