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施主の時間感覚の持ち方

いいものを作るうえで、「予算が少ないことは言い訳にならないが、時間が少ないことは言い訳になる。」と、ある有名な建築家がいったそうですが、半分うなずけるし半分うなずけない部分があります。というのも、私個人のWEBのCreativeDirectorとしての体験からいきますと、時間があるとわかっていると後回しにしてしまうということも往々にしてあり、時間がたっぷりあればいいというものでもないだろうと考えるからです。すなわち、クライアントが甘いとどうしてもルーズな方向に力が働きますし、締切に厳しいと自分に対しても厳しくなるという現象が、意図するしないにかかわらず影響があるのだと思われます。思うに、適度な時間との戦いというのは必要であり、設定された締切の中で、最後の最後に神が宿るということもあることをわかっています。最初から明らかに時間がないものはやる気をそがれることはわかってますが、幾ら時間があっても、作り上げたものをみて、「毎回後1週間あればなぁ。」と思うこともしばしば。仮に1週間延期したとしても、「後1週間さらにあればなぁ」と思うのが宿命なのではないかとすら、思ってしまいます。などなど。
そこで、お聞きしたいのですが、施主としての時間軸に対するスタンスはどういう感じで望めばいいのでしょうか。基本は建築家さんに気持ちよくいいものを作ってもらうために、時間はたっぷりとるというスタンスでとにかくのぞんだ方が結果的に良いのでしょうか。何をもってよいと判断するのかが難しいですが、このあたりについてどんな内容でもいいので、何か心構えのヒントとなるようなエピソードがあれば、教えてください。

このアドバイスは、旧HOUSECOの家づくり相談のアーカイブを移行したものであり、現行SuMiKaが提供する機能と齟齬がある場合があります。

専門家の回答

2件

2006年10月 5日
自分にとっては予算と時間は言い訳にならないというスタンス仕事をしています。

同じ「予算と時間」の条件で他者と比べられた場合、
他者より優れた案を提示できなければ、
結局他者のほうが優秀と考えざるおえないからです。

ただ他者より最も優れた案であっても、
自分の中ではBESTではないかもしれないのが事実だと思います。
BESTに向けての修正は、その後可能な範囲で常に必要だと思っています。
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ユーザーの返答

2006年10月05日

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納得です。
ありがとうございます。

2006年10月 7日
建築に限らず、作品をつくる人は結果が全てですので、言い訳は基本的には通用しないとは思います。
作家個人で完結する仕事もあれば、職人に作ってもらう仕事もあります。
建築や映画などは、作品をまるごと作家が買うことが不可能なほどの莫大なお金と、大勢の職人達を動員して行う一大プロジェクトです。個人ではとても完結できないものです。
予算や設計期間だけでなく、現場に入っても、いろいろな事が起こりますし、天災の影響も受けることもあります。
予想通りに完結することを理想とするならハードルの多い厳しい仕事だと思うでしょうけど、僕はそうした時間や社会ともみ合う事も建築をつくることだと思っていますので、それが結果に繋がらないなら建築家の責任であるとは思います。
実際、上手い建築家や監督(映画やサッカーなど)は、自己表現の部分だけでなく、作品を実現させるための第二の手腕(チームのモチベーション作りなど)にも長けていると思います。

設計期間は個人差があると思いますが、密度の濃いコミュニケーション(特にスタート時点)のほうが大切だと思います。
形に入る前の、その建築の目的(テーマ)は何なのか?という点が明確になれば、テンポ良く仕事は進むと思います。
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ユーザーの返答

2006年10月08日

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確かにそうですね。引き受けた以上は、どんな理由も言い訳にはならない。といったところでしょうか。

「第二の手腕(チームのモチベーション作りなど)にも長けている」

なるほど納得です。

ありがとうございます。

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