いいものを作るうえで、「予算が少ないことは言い訳にならないが、時間が少ないことは言い訳になる。」と、ある有名な建築家がいったそうですが、半分うなずけるし半分うなずけない部分があります。というのも、私個人のWEBのCreativeDirectorとしての体験からいきますと、時間があるとわかっていると後回しにしてしまうということも往々にしてあり、時間がたっぷりあればいいというものでもないだろうと考えるからです。すなわち、クライアントが甘いとどうしてもルーズな方向に力が働きますし、締切に厳しいと自分に対しても厳しくなるという現象が、意図するしないにかかわらず影響があるのだと思われます。思うに、適度な時間との戦いというのは必要であり、設定された締切の中で、最後の最後に神が宿るということもあることをわかっています。最初から明らかに時間がないものはやる気をそがれることはわかってますが、幾ら時間があっても、作り上げたものをみて、「毎回後1週間あればなぁ。」と思うこともしばしば。仮に1週間延期したとしても、「後1週間さらにあればなぁ」と思うのが宿命なのではないかとすら、思ってしまいます。などなど。
そこで、お聞きしたいのですが、施主としての時間軸に対するスタンスはどういう感じで望めばいいのでしょうか。基本は建築家さんに気持ちよくいいものを作ってもらうために、時間はたっぷりとるというスタンスでとにかくのぞんだ方が結果的に良いのでしょうか。何をもってよいと判断するのかが難しいですが、このあたりについてどんな内容でもいいので、何か心構えのヒントとなるようなエピソードがあれば、教えてください。
そこで、お聞きしたいのですが、施主としての時間軸に対するスタンスはどういう感じで望めばいいのでしょうか。基本は建築家さんに気持ちよくいいものを作ってもらうために、時間はたっぷりとるというスタンスでとにかくのぞんだ方が結果的に良いのでしょうか。何をもってよいと判断するのかが難しいですが、このあたりについてどんな内容でもいいので、何か心構えのヒントとなるようなエピソードがあれば、教えてください。
このアドバイスは、旧HOUSECOの家づくり相談のアーカイブを移行したものであり、現行SuMiKaが提供する機能と齟齬がある場合があります。