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高低差のある土地の既存擁壁と建築方法

13m×11mの角の土地を購入しました。緩やかな坂道に接道し、高低差は最大1.5mから0.5mです。既存擁壁は昭和初期の薄い10センチ程度のセメントのようなものです。建築に伴い、擁壁を作り直すか、擁壁を潰して建物基礎を工夫などできないかと思っております。ハウスメーカーの案は費用ばかりかさみ、悩んでおります。建築家の先生方でしたら、建物と
外溝の関係をどのように工夫されるのでしょうか。
ちなみにハウスメーカーでは擁壁11m分を潰して深基礎にし、駐車場を確保、15m分はそのまま利用で250万と言われています。
よろしくお願いいたします。

このアドバイスは、旧HOUSECOの家づくり相談のアーカイブを移行したものであり、現行SuMiKaが提供する機能と齟齬がある場合があります。

専門家の回答

5件

2012年 6月 8日
アンパンマンさん、お話の内容が少しつかめません。13mの方の道路が傾斜がついているんですね。11mの接道道路に向かって下がっていっている。
駐車場は11mの接道道路から入る。よって建物地盤と11m接道道路のレベル差は1.5m??
矢印
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ユーザーの返答

2012年06月09日

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わかりにくくなり申し訳ありません。返信にお礼申し上げます。
土地は北と東に接道し、11×13mです。どちらの道路も坂になっていて、土地の北東角が一番下がっています。北東角の擁壁高さが1.5mで、北西角、南東角、それぞれ50センチくらいの高さです。既存擁壁は石を積んでいるような大掛かりなものでなく、スカスカのセメントのように見えます。

2012年 6月 9日
アンパンマンさん、
ご趣旨は擁壁の強度がなさそうなので、それを安価で補修したいということでしょうか。きっと擁壁のコンクリートが、経年変化で表面がざらざらな状況なんでしょうか。セメントのみでは既に崩落しているはずです。もし私であれば、状況がいまいち飲み込めないので、ざっくりですが、まず土工事の際に、擁壁直近の裏側を掘ります。
こうすると擁壁の基礎が確認できます。擁壁は基本 L 字型になっておりLの字の底辺のところに土が乗っかっており転倒しないようになっています。この底辺の状況、垂直の擁壁の壁の状況を確認して判断します。現状を解体するとその分経費がかかります。解体せず、まずL字の底辺が悪ければ、既存底辺をそのままにしてその上に配筋をして
新たな基礎底盤を作ります。壁のみ悪い場合は、既存底盤に差筋をして現状擁壁の内側にコンクリートで壁を設けます。つまり既存の擁壁基礎、擁壁を解体せず、それを型枠の一部として利用することで減額を計ります。既存の擁壁は、モルタルで補修して、外壁を吹く際に同時に吹くと安く仕上げられます。お分かりにならないようでしたら、ご連絡ください。
矢印
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2012年 6月10日
どうもご理解いただけないようです。私の懸念するのは、ハウスメーカーがどうやって15mの擁壁を構造上OKと判断したかということです。図面があるなら提出させて、構造上これこれで既存の壁は今後100年OKであるという判断をもらわれた方がいいでしょう。最良は掘削し、現状を確認することです。穴を掘るのはユンボーで、一日もかかりません。土は敷地内に借りおきすればいい。穴を掘るコストは20万もしないと思います。
おそらくハウスメーカーでの見積もり項目で、産業廃棄物処理というのがあろうかと思いますが、それは擁壁を解体した材の処理費です。これが最近高いです。よってこれを出ないようにするのが私の案です。既存のものを積極的に利用し、産廃を出さない。水みちも注意すべきです。現状地下水位がわかりませんが、雨が敷地内に降ってその水が、擁壁から流れ出ている場合、擁壁に穴を開けています。水圧で擁壁が押し出されないようにです。新規で擁壁を新設する場合は注意しましょう。
計画上駐車場は、北西の角から入れると思います。この部分高さ50cm
幅2・5mは撤去するのでしょう。
お考えの建物がどの階数で、大きさなのかわかりませんが、基礎は恐らく地耐力を受けるベタ基礎あり、また民法上あるいは法規上のセットバック距離があるとすれば、基礎、外壁は敷地境界から500以上離れる事になります。よって擁壁と建物基礎をからませることはおこないません。唯一、駐車場を建物内にいれた場合絡んできますが、斜路にされるのか、低いまま建物基礎を下げるのかは使い勝手で考えられるものでコスト的にはあまり差がでません。
矢印
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ユーザーの返答

2012年06月10日

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お礼が遅くなり申し訳ございません。ハウスメーカーがなぜOKしたか私もわかりません。しかし、自分の都合以上に擁壁が崩れるなどで近隣に迷惑をかけることの方が懸念されます。水みちの件、非常に勉強になります。気をつけます。既存擁壁に鉄筋のような支えは入っておらず、コンクリートを塗り固めただけのようです。そこに薄い石のいたを貼っただけと見受けられます。産業廃棄物処理、仰せの通り50万となっておりますので高額です。家を考えるより先に外溝の予算が懸念されてなりません。まずは先生のおっしゃるように、既存擁壁の確認をしてみたいと思います。

2012年 6月10日
まずコストをかけずにできるのは、ご自身で高さの一番低いところの擁壁の背面を長さ1mくらい、基礎まで掘り、基礎と擁壁を確認することでしょうか。特にL字型の底辺のところの長さ、厚みを確認されることお勧めします。お困りのご様子、わからないこと、写真を確認ということであれば、下記にメールいただければ、写真でコメントもさせていただきますよ。
mae.m-d*****jp
矢印
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ユーザーの返答

2012年06月12日

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親身にご相談に乗っていただきありがとうございました。近々自分で確認をしにいってきます。本当にありがとうございました。

2012年 6月11日
テキネコムと申します。
住宅コストを研究しています。

擁壁を解体して作り直す。と言う費用が掛かる。

どうすればよいか。・・・

大きなポイントは2つほどあると思います。

1つめ。はplanningです。

Planによって、擁壁に対する計画が変わるので、擁壁
を壊さずに出来るPlanがあるかを考えることが出来るか。
という点ですね。


2つめ。は全体のコストバランスです。

Planとの関連性が強くありますが、コスト的なバランス
として250万円が適正であるか。と言う部分を比較、検証
するべきですね。


私どもテキネコムは建設コストのエキスパートとして
活動しています。

是非、ご相談下さい。



ご相談は無料です。お気軽にお問い合わせ下さい。

参考になれば幸いです。

建築で悩んだら・・・テキネコムまで
ご連絡下さい。

スカイプであれば24時間チャット受付実施中です。

MAILにて連絡頂ければこちらからご連絡します。
*****e.com

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沖縄に移住を希望されている方は・・・
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矢印
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