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間口2間の狭小敷地

2度目の質問になります。
2間の狭小敷地に3階建て住宅の建設を予定しています。
16坪・近接商業地域・第三種高度地区
建ぺい率80%・容積率300%です。

東側に8メートル道路。
北と南はかなり密接に住宅が隣接しています。

50センチ南北にスペースをとると室内が2.4m(内法)
程度になってしまいそうです。
できるだけ幅を広くとりたいのですが、何か方法はございますでしょうか。

南側の建物とは数センチ程度しか空きがありません。
北側の建物とは50センチ程度あります。

アドバイス頂ければ幸いです。

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6件

星マーク
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2014年12月 1日
やまぐちさん

土屋です。

隣地との間隔は建築基準法上では特に規制はありません。
(条例などがあれば別です。)
民法上は50cmあけるとか、隣の家の開口の前に窓をつくらないとか
といったことがあるようです。
通例でいうと、このように密集した地域では、お隣さんに
このくらいしか空けないけどいいですかという話し合いになります。

それにしてこの敷地、安藤忠雄さんの「住吉の長屋」とほぼ同じですね・・

土屋辰之助
STA
http://www.sta-architect.com
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ユーザーの返答

2014年12月01日

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ありがとうございます。
「住吉の長屋」と同じと言われると、チャレンジ心があがりますね!

星マーク
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2014年12月 1日
やまぐち様

ラウムアソシエイツの宗本です。
前回のご質問で、一番気になったのが、この件です。
狭小敷地で隣地との間をほんの数センチで作る方法は、木造の場合は発達していて、大体2種類あります。
一つは、壁を現場で1〜3階まで組み立ておいて隣地側に寄せ行く工法です。もう一つは、骨組みを組み立ててから、奥から順番に外壁パネルを差し込んで行く方法です。いずれにしても乾式工法です。
2間の間口は、京都では多くありますから、それほど難しくはありませんが、地方によってはこのように隣地に近接することを慣習的に禁止しているところもあります。工事の問題は、上記の工法に経験のある業者選んだ方が無難でしょう。3.6mの間口か,2.7mの間口かでは、使い方は大きく異なるでしょう。このプロジェクトは、建て主にとってその点がポイントでしょう。
上記の程度で、お役に立てれば幸甚です。
宗本順三

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星マーク
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2014年12月 1日
やまぐち様

はじめまして、アトリエ・ノマの野間と申します。
建物自体の大きさについてですが、
他の方も仰られるように、まず隣家の方とどこまで建築していいか協議されることをおすすめします(役所によって協議した内容を書面で提出するように言われます)。協議によって多少広さは変わるかと思います。
また、工法もありますので大丈夫かと思います。

室内の内法が2.4ⅿということですが、家具の配置や内装のプランによって使い勝手が大きく変わりますし、広く見せる工夫もあります。わりと2.4ⅿあればいろいろなプランができます。

狭小住宅は住人に合わせてつくると、とても使い勝手がよくなりますので、
ご自身の生活スタイルをよく見て、無駄を省いていけばとても良いものができるかと思います。

大変でしょうが頑張ってください。

アトリエ・ノマ 
代表 野間洋平
〒607-8082
京都府京都市山科区竹鼻扇町6-2レグルス410号
Tel/fax 075-644-5691
Mobile *****
Mail a*****ok.jp
HP http://a-noma.jimdo.com/

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ユーザーの返答

2014年12月01日

やまぐちのプロフィール写真

ありがとうございます。
隣家との相談および、2.4mのシミュレーションをしてみます。

星マーク
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2014年12月 1日
やまぐち様

アトリエ スピノザ 井東です。

隣地との50cmの離隔は民法によります。
同法によれば、隣家の人との協議により同意が得られれば、50cmより小さくすることが可能ですので、隣家の方に御願いしてみるのが一つの方法です。

また、耐火建築物(鉄骨造か鉄筋コンクリート造)にすれば、上記民法の制約は受けなくなります。工事単価は上がりますがこれが2つめの方法です。

以上宜しくご検討下さい。

アトリエ スピノザ 井東 力
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ユーザーの返答

2014年12月01日

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ありがとうございます。
耐火建築物になると制約がなくなるんですね。
勉強になりました。

星マーク
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2014年12月 2日
防火地域であれば耐火建築物にする必要もありそうですので、そうなれば敷地境界ぎりぎりに建てることができます。以前やったことがあります。ただ、その時は施工の際に足場が建てられないので、外壁面と境界を30cmは空ける必要があります。また、近隣商業地域で、南北の建物が境界ぎりぎりということであれば耐火建築物でなくても隣地の所有者と交渉の余地はあります。
あとは壁厚を薄くしていく方法があります。これには経験上のテクニックと優れた構造設計家との共同が必要ですが、幸い私にはこの経験が若いながらも豊富です。
ぜひご相談ください。
矢印
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ユーザーの返答

2014年12月02日

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ありがとうございます。壁厚を薄くするという方法もあるんですね。また相談させていただくかもしれません。宜しくお願いいたします。

星マーク
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2014年12月 2日
技術的には他の建築家が示されるように可能ですが、やはり、将来のメンテナンスも考慮することは大切です。外壁とう漏水したりすると足場を組めず直すこともできません。メンテナンス可能とした最大幅員確保をすすめます。鉄骨で外壁厚さをおさえ上下梁間でパネル工法設置し最大幅員とメンテナンススペースを確保しましょう。
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ユーザーの返答

2014年12月02日

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将来のメンテナンスという視点には気づきませんでした。そういうことも考慮して、考えます。貴重なご意見ありがとうございました。

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