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家づくり相談

北側道路に面した3方囲まれた土地について

間口6.2mの35坪の長方形、3方2階建ての家が建っている土地を見つけました
都市部で建蔽率も高く、隣家とほぼ接して家が建っている状況です
5人家族で暮らす予定ですが、採光、風通しの面がやはり気になるところです
もしこのような土地で建築した場合、日当たり風通しはどのようなことが考えられるでしょうか?

専門家の回答

7件

2019年 7月 5日
OTG様

はじめまして
東京都内で設計事務所を主宰している中川龍吾と申します。

お話にありましたような北側だけが道路でその他は隣家で囲まれた敷地、或いは旗竿地等は都内では珍しくありません。
確かに採光や通風面では不利な条件です。
とはいっても、敷地の所在や周辺環境、価格面等でベストということもあるかと思います。
今回のようなケースの場合、一般的には南に面して吹き抜けを設けるというような対策が多いかと思いますが、必ずしも合理的な手法とはいえないものになりがちだと考えています。
(そのようなことから、私のところへご相談や設計依頼を頂くケースも多いように感じています)

私が手がける家では建物の中心付近に吹き抜け等を設け、その上に大型のトップライトを設置して、そこから各階に日射しを採り込み、また煙突効果による自然な風の流れと換気をはかるようにするようにしています。
(吹き抜けやトップライトではなく、光庭を設ける場合もあります)

私はこの手法の家を天空光の家と名付け、さまざまな家でこの手法を用いています。
これにつきましては、当方のHPにスケッチ等も掲載しながら説明をさせて頂いていますので、事例と共にご覧ください↓

「明るく風通しの良い家づくりの設計ノウハウ」
https://www.atelier-n.com/style/section/

「事例1」
https://www.atelier-n.com/works/miyasaka/

「事例2」
https://www.atelier-n.com/works/suginami/

ご参考にして頂ければ幸いです。

中川龍吾/中川龍吾建築設計事務所

矢印
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矢印
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2019年 7月 6日
はじめまして、兵庫にて活動しております一級建築士事務所hifumiarchitects / ヒ フ ミ ア ー キ テ ク ツ と申します。
間口に対して奥行きが長い敷地の場合、採光を確保するためには色々な方法がありますが
一番単純な方法としては建物の中心に吹抜けを設け、上部に採光のための天窓を確保する
方法があります(光井戸)、上からの採光は通常の壁面採光の3倍の採光が見込まれます。
仕上げ材の色の工夫などと合わせ、日中は照明器具がいらないくらい明るい空間作りも
可能です、通風についても敷地と前面道路(間口)の方角によっても条件が変わりますが
、隣家の開口部位置の調査を行った上で、開口部を開ける位置により解決できる問題です。

少し条件は異なるかと思いますがご参考までに https://www.123archi.com/posts/4287796?categoryIds=391464

矢印
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2019年 7月 6日
OTGさん
中庭を作って上空からの光を取り込んで通風も確保するとか
L字型の間取りにして光と風が入りやすくするとか
吹き抜けと高窓を作って室内の明るさと通風をよくするとか
色々と工夫できます。

具体的に土地に間取りのプランを依頼するのが
納得して土地を購入できると思います。

私も土地購入からお手伝いしていますが、
そういう方は多くいますので問い合わせしてみてください。

吹き抜けの工夫の例
https://www.syotaku.jp/column/1022/

L字型の間取りの例
https://www.syotaku.jp/column/1070/

参考になれば幸いです
矢印
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2019年 7月 6日
こんにちは。
日本には都市部には、昔からこのような土地が多くあります。
他の方たちも言っているように中庭形式がいいと思います。
この中庭形式は、京都の町屋に代表されるように、風通しと採光を得る為に
昔から存在しています。

重要なのは中庭を造るだけではなく、それを利用して計画的な風と光の通り
道を造る事だと思います。
その為には南側にもあり程度の空き(庭等)を確保して、北から南まで風が
抜けるような計画も必要だと思います。

また中庭は都市部でありながら、日陰に耐える木などを植えれば、緑のある
潤い感も演出できます。
http://earth-architect.sblo.jp/article/182295377.html

参考にして下さい。
アース・アーキテクツ一級建築士事務所 鷲巣(ワシズ)
矢印
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2019年 7月 6日
私は京都の建築家ですので、市内で住宅設計の依頼があれば、ほとんどこのような敷地です。まだ間口が6.2mあるので、条件が良いほうです。通常は間口か2間半~3間程度で、奥行きが25m程度あります。ちなみに私の事務所兼住まいにしている築115年の町家は、間口が5mで奥行きが27mです。
京都の町家では、ご存知のように敷地真ん中に坪庭があり、うなぎの寝床の敷地に光と風を差し入れてくれます。このスタイルが一番シンプルで、自然に合致した方法だと思います。これから蒸し暑くなりますが、そういう時坪庭に打ち水すれば、水が蒸発する気化熱により上昇気流が発生し、部屋に涼しい風を流してくれます。また坪庭は一番シンプルな光の井戸ですので、1階の部屋まで光を供給してくれます。
風通しのことで言うと、隣との間の隙間に作った小さな窓が、案外良い効果をもたらすことがあります。これは、光を入れる窓ではなく、風通しのための窓です。隣との間の隙間は、思った以上に風が通り抜けるので、そこに小さな窓があると、部屋の空気を引っ張り出してくれます。
このような昔からあるスタイルをいろいろアレンジした手法が、いろんな建築家で提案されていますが、基本的なコンセプトは一緒です。大事なことは、あまり手法に凝りすぎないことです。やはりシンプルなのが一番で、自然の在り方に逆らわないことです。得てして、建築家は手法のための手法に凝り固まることが多いので、気をつけないといけないと自戒しております。
今までの経験を生かして、いろいろとアドバイスできると思いますので、困られた時はお気軽にお尋ねください。
矢印
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矢印
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2019年 7月 6日
こんにちは。
他の方が書かれている通り、中庭、光庭、天窓、それらに伴う開口で5人家族の住まいであっても採光、通風とも確保出来ます。
設計を依頼する時に採光、通風に関して気になることを伝えておけば大丈夫だと思います。
https://www.ststda.com/
矢印
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