イメージを伝えるということほど難しいことはありません。
実態がないのがイメージですから。
それで模型やイラスト、写真、文章などできるかぎり具体的なモノに変換して伝えるということになります。
アマチュアの人は、そうした変換する技術がありませんので、できるだけ既存のモノで自分のイメージに近いものを探すしかないと思います。
自分のイメージに近い雑誌の切り抜きや、写真、素材、形などを10点集めれば、それなりに伝わると思います。言葉は非常に誤解を生みやすいので。
先ずは、自分のイメージに近いものを探すことです。
どこかに必ずありますので、実現の可能性の有無や、国内の住宅などに限定せず、輸入雑誌や映画のシーンでもいいので頑張って探してみてください。
恐らく、これまでの人生でどこかで心が動いたモノに、そのイメージは関連あると思います。
ポイントとしては、、、
開放性:完全の閉じているのか、完全に開放的なのか、ある方向に開放しているのか?メンタルに影響あるところです。
素材の質感:暖かみのある質感なのか、スッキリとした清涼感のある質感なのか?複数の素材によってある種の活気を求めているのか、逆に少ない素材やパーツでシンプルな構成をしたいのか?
空間の質感:そこの空間でゆったりとした気持ちになりたいのか、緊張感のある気持ちになりたいのか?
等々
ゆるくて活気のあるラテン系か、堅くて几帳面なアングロサクソン系(英国やドイツ)か、シンプルでナチュラルな北欧系かというところが一番わかりやすいポイントかも知れないですね。
しかし具体的なイメージでコミュニケーションしなくてもいいと思いますよ。
オランダのサッカーのような建築にしましょうということで両者納得できれば、それでも十分だと思います。