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デザインの伝え方について

デザインをお伝えする際に、
なかなかイメージを表現しずらい上に
自身イメージしきれていないところもあるのですが、
デザインを説明する際に、注目すべきポイントを教えていただけないでしょうか?
すいません、抽象的になってしまい。。。

このアドバイスは、旧HOUSECOの家づくり相談のアーカイブを移行したものであり、現行SuMiKaが提供する機能と齟齬がある場合があります。

専門家の回答

2件

2006年 7月11日
イメージを伝えるということほど難しいことはありません。
実態がないのがイメージですから。
それで模型やイラスト、写真、文章などできるかぎり具体的なモノに変換して伝えるということになります。
アマチュアの人は、そうした変換する技術がありませんので、できるだけ既存のモノで自分のイメージに近いものを探すしかないと思います。
自分のイメージに近い雑誌の切り抜きや、写真、素材、形などを10点集めれば、それなりに伝わると思います。言葉は非常に誤解を生みやすいので。

先ずは、自分のイメージに近いものを探すことです。
どこかに必ずありますので、実現の可能性の有無や、国内の住宅などに限定せず、輸入雑誌や映画のシーンでもいいので頑張って探してみてください。
恐らく、これまでの人生でどこかで心が動いたモノに、そのイメージは関連あると思います。

ポイントとしては、、、

開放性:完全の閉じているのか、完全に開放的なのか、ある方向に開放しているのか?メンタルに影響あるところです。
素材の質感:暖かみのある質感なのか、スッキリとした清涼感のある質感なのか?複数の素材によってある種の活気を求めているのか、逆に少ない素材やパーツでシンプルな構成をしたいのか?
空間の質感:そこの空間でゆったりとした気持ちになりたいのか、緊張感のある気持ちになりたいのか?
等々

ゆるくて活気のあるラテン系か、堅くて几帳面なアングロサクソン系(英国やドイツ)か、シンプルでナチュラルな北欧系かというところが一番わかりやすいポイントかも知れないですね。

しかし具体的なイメージでコミュニケーションしなくてもいいと思いますよ。
オランダのサッカーのような建築にしましょうということで両者納得できれば、それでも十分だと思います。
矢印
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ユーザーの返答

2006年07月12日

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ありがとうございます。
築き上げてく過程も含めて、
イメージがどんどん出来上がるのが大事ですよね。
音楽なんかも参考資料にしたいと思います。
具体的なイメージでなくても大丈夫とお聞きできて
安心しました!ありがとうございます!

2006年 7月15日
音楽いいですね。クリアファイルを1冊つくるといいですね。

孫子に、、
「他を知り 己を知らば 百戦危うからず」
という言葉があります。

他:目的とする住宅や、建築家、施工者のことを知り、、、
己:自分を知ることができれば、パーフェクトな家づくりができるということだと思います。

自分のこと、自分が好きな空間や生活のことを自分で説明ができるようにしっかり把握することと同時に、それを伝える相手のことも知る必要があるということです。

工事が完了するまでにたくさんの材料と大勢の人が住宅に関わります。
それらを全て知り尽くすということは無理だと思いますが、建築家(担当者)と現場監督とは、しっかりコミュニケーションを取ることは重要です。
皆さん長年仕事をしているプロですから、任せるところは任せ、施主として判断すべきところはしっかり判断するという事が大切だと思います。
矢印
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ユーザーの返答

2006年07月18日

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たびたびありがとうございます!
知らないことがほとんどで、かつ長期にわたるプロジェクト
になると思いますので、コミュニケーションには
十分すぎるほど注意したい思います。

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