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防音対策について

現在JRの線路沿いに平屋一戸建てを考えています。防音対策で内断熱にセルロースファイバーを使用するパターンと外断熱内断熱にロックウールを使用するパターンとどちらが防音に良いか。
また、二重サッシと防音ガラス(ペアガラス)とトリプルガラスどれが防音に良いか教えて頂けたらと思います。

専門家の回答

3件

2019年11月13日
防音で断熱材の種類がどれが良い?との事ですが、結果としては断熱材自体の密度に因り音の伝わり方が変わることから高密度の物がお勧めとなります。外断熱だからといっても中間に空気層があれば元も子もないので、内断熱材の密度で検討されるのが良いと思います。手元に数値資料が無いのでロックウールとセルロースファイバー充填の密度比較が出来ませんが、高密度の物がお勧めとなります。

サッシについてですが、結果的には二重サッシがお勧めです。サッシ間の空気層(気密性のある)の大きさが大きいからですし、それぞれのサッシでペアガラスを使用するのが一番だと思います。
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2019年11月13日
Nisukeさん

線路沿いであれば、地盤改良で振動が伝わりにくい対策をとってください。

断熱材はセルロースファイバーを65K以上の密度でしっかり充填してください。
防音効果はかなりいい結果になります。

サッシは取り付けた後の気密性を調整すれば二重にしなくても大丈夫です。

ただ、調整できる業者がかなり少ないので
依頼する業者さんの技術によっては2重サッシが確実です。

ガラスは断熱性も考えるとトリプルガラスを選びます。
防音ガラスという名称のわりにたいしたことないです。

簡単ですが参考になれば幸いです。
なにかあればメッセージでご相談ください。

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一級建築士事務所 匠拓:寺澤 秀忠
WEB:https://www.syotaku.jp/
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2019年11月13日
Nisukeさん

難しい話ですね。同じ厚みの場合、セルロースファイバーのほうが防音性(吸音性)は高いと思いますが、外断熱内断熱はその分厚みがありますからね。正確には、各メーカーにデータを出してもらって、厚みも考慮し検討するのが良いでしょう。中途半端ですいません。

また、二重サッシと複層ガラス(ペアガラス、トリプルガラス)は比べるものではありません。二重サッシも複層ガラスも断熱性を高めることが第一であり、防音性を高める目的のものではありません。

しかし、同時に防音性もある程度は高まります。ペアガラスやトリプルガラスであっても、外側にくるガラスと内側のガラスの厚みが同じであれば共振し防音効果はあまり無いので、ガラスの厚みを変える必要があり、そのように工務店に指示してください。

二重サッシでは、外のサッシと内のサッシの間の空間に、厚手のカーテンなどを設置して吸音性を高めるのも良いです。

木造では、騒音レベルをゼロにすることは不可能なので、コストとベネフィットのバランスで、グラデーションのどのくらいのレベルを選択するか?という話になります。セルロースファイバーを使用した家も、外断熱内断熱の家も、グラスウールや発泡ウレタンの断熱材を使用した家より防音性は高いでしょうが、程度の問題となります。したがって、○○をしたから防音性はバッチリと言い切れる工法はありません。

たとえば、室内に使用する石膏ボードの厚みを厚くしたり、鉛板が貼り付けられている石膏ボードに変えることでも防音性は上がります。ガラスや断熱材だけでなくさまざまな要素が複層的に絡みますのでバランスの良い防音が出来ると良いですね。
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