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新築戸建て収納充実

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新築戸建ての間取り相談

・耐震性、収納場所、老後も踏まえた間取りについて
相談させて頂きます。
当方夫婦と子供1-2人予定の家族で、田舎の比較的広い土地に新築戸建てを建築予定です。
本来ならばまず設計士さんを探したうえで相談した方がよろしいとは思いますが、一度自分たちの思い通りの間取りを一度作成してみてこんな間取りが実際可能か判断しかねたため相談させて頂きました。
夫婦の希望としては、回遊性と利便性、将来老後に一階で生活が完結できる間取り、デザインと耐震性、収納を兼ね備えた間取り、30年後などに売却できる間取り、などを検討して作成しております。
1階には水回りと室内物干し室兼ファミリークローゼット、LDK,リビングからつながり感を持たせた小上がりのある和室を配置し、エントランスを中心として玄関から両サイドに勾配屋根を計画しました。
二階にはリビングダイニングの上を吹き抜け?高天井?とし、一階水回りの上を天井が低くはなりますが1つ目の子供部屋、階段挙がってのスタディスペース、フリースペース(将来的に2つ目の子供部屋をわけれるように間仕切りの下地を入れる予定)、主寝室を予定しています。
素人考えで作成しており、実際住むにあたってなにか不便な事、耐力壁の長さや位置関係からの耐震性、老後苦労しろうなこと、など皆様からご意見いただければ幸いです。
まずは設計士に相談とのご意見もあるかとは思いますが、一度間取り相談のほどよろしくお願い申し上げます。
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専門家の回答

6件

星マーク
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2021年 4月27日
プラン相談を拝見しました。
設計事務所へ依頼しないほうがよい人の一つに自分でプランを考える人、という項目がございます。ご自分でプランを考える人はハウスメーカーの方が向いていますよ。

以下、プラン拝見して気づいた点をアドバイスしますので参考にしてください。
・収納
 ウォークインクローゼットが玄関に開放されていてよいか
 ウォークインクローゼットから玄関ホールへの動線は必要ないか
 室内物干し兼ファミリークローゼットは考え物、分離した方がよいのでは
 ファミリークローゼットが小さいように感じる
・回遊性
 1階和室収納は玄関ホール側からも出入りできるようにしたほうが便利では
・生活動線
 キッチンゴミの保管場所と搬出ルートは考えているか
 階段庭側の空間の意味合いが中途半端、玄関ホールを広くした方がよいのでは
・耐震性
 吹抜けが大きいので水平構面の確認が必要
・温熱環境
 吹抜けは広がりを生む効果はありますが温熱的な弱点でもあります
 冬2階上部窓から冷たい空気が下りてきて、夏1階窓からの日射で室温が上がる
 上下の温度差が大きくなり不快な環境となります
 上記のような環境とならないような外皮性能、気密性能、日射制御などの
 基本性能を上げて設計段階での室温シュミレーションをしたほうがよいです
・その他
 ダイニングテーブルの幅は狭いように見えます
 リビングスペースが落ち着きのない場所になっています
 ソファーに座った時、キッチンに立った時、和室スペース、2階ステディー、
 それぞれの場所から何が見えるのか、何を感じたいか、具体的なイメージが
 欠けているように感じます。

当事務所の特徴は、快適性や心地よさを第一に考えたデザインと建物性能の融合、バウビオロギー講座で得た知識を取り入れた健康環境建築にあります。これらの要素を取り入れたご提案をしています。また省エネ申請も自社で行っています。

HP : https://kanlabono.com/
メール:kanlabo*****.com
ーーーーーーーーーーーーーーーー
一級建築士事務所 感共ラボの森
代表 森健一郎
TEL:*****
横浜市中区海岸通4-22-302
ーーーーーーーーーーーーーーーー
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ユーザーの返答

2021年04月28日

うっちゃりのプロフィール写真

前提として、設計士の皆さんにご意見うかがう状況ではない中細かい間取りの指摘本当にありがとうございます。
ご指摘のようにそれぞれのスペースにいる時のビジョンがやはりかけていたような気がします。
またハウスメーカーも含めていろいろと考え行きたいと思います。
ご返答ならびにご助言ありがとうございました。

星マーク
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2021年 4月27日
こんにちは。
「一級建築士事務所 感共ラボの森」様が丁寧に書いてくれていますので、一つだけ耐震性について触れておきます。
世の中は「このような大きな吹抜けの建物」で溢れています。RC・鉄骨・木質ラーメンなどの建物で「構造計算によって安全が確認されたもの」は除きますが、一般的な木造在来工法では「大きな吹抜け」は構造計算(=許容応力度計算)を行っても、特殊な補強を行ったもの以外はNGとなります。
一般的な住宅程度の大きさの2階建て以下の木造在来工法の建物は4号物件(=建築士が設計したもの)といって構造計算(=許容応力度計算)は求められていませんし、「大きな吹抜け」を設置しても確認申請も通ってしまいます。
しかしデザイン優先ではなく構造も重要視する賢明な設計者は、安易には「大きな吹く抜け」は設けません。「大きな吹抜け」は「大きな地震時」には建物の大きな弱点となり、建物が崩壊する危険性を大きく含んでいることを知っているからです。

参考にして下さい。
矢印
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ユーザーの返答

2021年04月28日

うっちゃりのプロフィール写真

御助言ありがとうございます。
今後の間取り設計について、やはり安全を第一に構造計算で耐震性が確保できるような間取りを第一に検討していきたいと思います。

星マーク
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2021年 4月27日
これだけご自分で図面を書かれているなら
設計事務所に依頼される必要はないと思います。
この間取りでつくってくれる施工者さんを探されてはいかがでしょうか?
矢印
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星マーク
相談者が役に立った
2021年 4月27日
添付画像の解像度が低いため、大まかなことしかわかりませんが、1階は回遊性のある良いプランだと思います。階段の位置が不明で、2階の使い勝手がよくわかりません。
耐震性については耐震等級が1でよいのであれば、このプランで大きな問題はないかと思いますが、吹き抜け廻りのチェックは必要でしょう。構造計算はすべきです。
使用材料やディテールにつきましては設計事務所それぞれのノウハウがありますので、そのあたりのこだわりがあるようでしたら設計は設計事務所に依頼すべきです。こだわりがないのであれば工務店もしくはハウスメーカーが良いかと思います。
矢印
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矢印
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2021年 4月27日
自分の家族にフィットしたベストなプランというのは、プランを一つや二つ考えたくらいでは見つからないものです。あらゆる可能性を考えて、いくつものプランを作り、時間をかけて見比べることが重要です。人間というのは考えがすぐ変わるので、ベストなプランが出来たと思っても、少し時間が経てばベストでなくなることもあります。

何が言いたいのかと申しますと、自分でプランを考えている範囲では限界があるということです。希望する優先事項を建築家にすべて述べて、建築家が提示するいくつものプランを比較検討しながら、自分の腑に落ちるプランを探すのが、かえって近道になるのではと思います。建築家との対話の中から、思わぬベストプランが出来ることが良くあります。建築とはコミュニケーションすることから生まれてくるのです。
矢印
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ユーザーの返答

2021年04月28日

うっちゃりのプロフィール写真

御助言ありがとうございます。
仰られているように、複数のプランから自分たちの住むイメージを比較し色々検討していくことが重要だと気づかされました。
眼から鱗の気分です。
また家族みんなでいろいろと可能性を考えながら今後具体的にどうしていくか検討していきたいと思います。

星マーク
相談者が役に立った
2021年 4月29日
はじめまして。
様々なご検討、凄いと思います。
もし、ご参考にしていただけたらと思うことを書かせていただきます。
まず、すまいは、全体的なバランスだと思います。アンバランスな部分が住みづらさにつながります、一方でアンバランスな部分が魅力につながります。アンバランスな部分は1箇所か2箇所にとどめて、バランス良く配置、計画をしていただけたらと思います。
もう一点です。建築物、住まいは立体空間です。平面図だけで進まれ無い方が良いと思います。断面図の検討か、模型を作って検討をしていただいた方が、失敗などを未然に防ぐ事が出来ると思います。
頑張ってください!
矢印
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