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停電と建築設備について

最近の建築設備は、電気がないと動かないものが多いですよね。
計画停電で、止まってしまう設備とその対応方法を一般の方にもわかるようにまとめられたらいいなー。って、思いました。

このアドバイスは、旧HOUSECOの家づくり相談のアーカイブを移行したものであり、現行SuMiKaが提供する機能と齟齬がある場合があります。

専門家の回答

3件

2011年 3月16日
*****

はじめまして、新宿で設計事務所と不動産コンサルを兼業
している マックスネット・コンサルタントの片瀬と申します。

震災に見舞われてから気付くことですよね。
電気なら安心!と思っていたのに・・・?

停電になった場合は、バックアップシステムを設けてないと
殆どの電気設備が使えなくなります。

エコウィルなどは、まったくストップしますし、太陽光発電
は、コンセント1つ使えれば良いほうです。

どうすれば良いか・・・?

バックアップ機能として自家発電機は、電力会社と協議が必要
ですし、家庭用では、認めてもらえないでしょう。

自然エネルギーと蓄電池システムのハイブリッドが一番ですね。

蓄電池は、夜間電力を利用しますので、通常時であっても省エ
ネになります。停電時には、10時間以上は使えますよ。

薪ストーブや囲炉裏などのバイオマスエネルギーを利用すれば
暖房・調理・給湯には困らないはずです。

使い方にもよりますが、上記のハイブリッドであれば、2日は
もつのではないでしょうか。

オール電化一辺倒から、自然エネルギーを含めたバックアップ
システムを常備しなければならない時代になりそうですね。

写真は、オール電化+自然エネルギーの
ハイブリッド住宅です。
矢印
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2011年 3月18日
テキネコム(tekine.com)より

震災については未だ影響も続き、いち早くの復興を協力したいと
思っております。

御指摘の通り、現在の状況は電気というインフラに依存している為、電気の安定供給は国家事業と言えるでしょう。
しかし、現状は大規模災害における限界もあり、このような
状況に至っている事実を受け止め、どのようなことが対策と
して必要であるかということを考えるべきですね。

さて、電気を使用していないものが非常に少なく、
水道、ガスに至っても管理としては電気が必ず使用されて
いるのです。

対応方法というものが確立されるのは非常に困難であると
おもいますが、現在の計画停電においても重要度を考慮
した中での対応としているのではと・・・
考えます。

自宅における対応策としては、
ろうそくや灯油、電池などの対応だと思います。

すでにスーパーマーケットやコンビニなどに各個人の
判断に基づき"買占め”と表現されていますが購入が
非常に早いスピードで売り切れていますが、

物資という意味では少しでも確保したいと言う要求は
誰でもあることですから、冷静になるという行動と
安心したいという気持ちの相反はコントロールしにくい
と思います。

ガソリンなども同じですが、政府及び東京電力がこのような
事態に対して配慮するのであれば、計画的避難を立案して
各行政機関との連携で物資がなくならないような配慮を
計画するべきです。

止まってしまう設備に対する対応策というのは
非常に難しいですが、

例えば、設備でいえば、
1、照明→ろうそく、電池による非常用ライトなど¥
2、調理器具→カセットコンロ
3、冷蔵庫→氷などを充填して利用
4、水道→止まった場合を想定して、ペットボトルへ移す
5、お風呂→銭湯や集団利用を考える。マンションなどであれば、利用制限をして一定量の使用を計画
カセットコンロにてお湯を沸かし一定量の使用を考える
6、郊外などであれば、焚き火などからお湯の供給を考える。
7、その他の電気利用はジェネレーターという発電機があれば
灯油などの燃料によってある程度の電気を生むことができます。しかし、燃料の調達が必要となります。

8、雨水や河川からの水利用も考えることができます。

とりあえず思い当たることを書いてみました。
参考になれば幸いです。


矢印
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2011年 3月19日
hana@さん。こんにちわ。大阪の岡﨑善久建築設計事務所の岡﨑善久です。家づくりの相談で面白いの質問がありましたので参加しました。遅くなり私の頭が計画停電でしたのでお許しください。東日本大地震は創造を絶する大地震。また、津波による被害が想像もできない状態ですね。30年前の仙台沖地震は私はひとりで調査にいきましたが・・・・・・。原発の危機であるのに国及び原発関係者の対応はまずいですね。だけど、原発は地震は耐えたのは素晴らしいことですね。また計画停電が余儀なくされることは残念ですね。そのためにも自宅にも自家発電を備えなければならない風潮はあまりにも短絡な感じがします。だけど、公共施設や病院等の災害で避難場所や被災者の対応が必要な場所は考えなければならないと思います。最近の生活*****するように電気がないと生活ができない状態です。
*****は電気がないと動かないものが多い中で、電気を使わない生活を基本に考えて見てはいかがですか。生活を「我慢すること」を見直しましょうか。
提案1
冬の季節:服をたくさん着る。湯たんぽを使う。エネルギーは薪木を利用することで森林の保護や植物にも役に立つ。
提案2
夏の季節:クーラーは(空冷はダメ)使用しないこと。外気温がさがる。ヒートアイランド現象を解決する。団扇を利用する。こころの涼しさ体験する:風鈴(感性が育つ)
提案3
冷蔵庫の利用の仕方を考え直す。コンビニやスーパーを我が家の冷蔵庫とする。冷蔵庫はいらなくなる。
提案4
照明は薄暗く:闇や翳の心地よさを再発見する。日が沈むとお休みとする。「早寝早起きは三文の徳」。・・・・また子供が生まれる。少子化対策にもなる。保育園や幼稚園が必要になる。経済が動く。「参考に」安藤先生の建築で人口照明がない日が暮れたら閉館という美術館もあります・・・・。(織田廣喜ミュージアム滋賀県)
提案5
照明が少なくなると心地よい都市が生まれる。都市において星が見えるようになる。翳の美しさも生まれる。
提案6
こらから一年一回は計画停電を行い訓練をして防災訓練とする。
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