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建築工事費

豪雪地域で家づくりを考えている者です。

現在 工務店に見積もりを出していただいているところです。
その内容を見ての、疑問を持ったので、教えていただきたいです。

木造2階建て(土地に段差があり、半地下、中2階あり)延べ床38坪で約3500万円(税金、カーポート(既製品)、地盤改良込)です。

建築家に頼んでおり、
これ以外に設計料、管理料もかかります。

当初の話し合いでは、予算は2500万円ぐらい(設計料ぬき)でできるかと思っており、それも先方に伝えていたのですが、この回答でした。

正直言うと、相場より金額が高いと思うのですがこのぐらいは妥当なのでしょうか?(4層の構造が価格に反映されるということなのでしょうか?)

まだ契約をしていないので、概算ということですが、
細かいことを詰めていったとしても、
ここから1000万も下がるとは思えません。

また、そんなにいい設備を入れているわけではないのですが、
更にそこから仕様を下げないとならないかと思うと、家づくりが憂鬱です。
やはり庶民は、HMの企画住宅のほうがいいのかな・・・、
と悩んでおります。

地域差もあるかと思いますが、皆さんからご意見いただければと思います。

このアドバイスは、旧HOUSECOの家づくり相談のアーカイブを移行したものであり、現行SuMiKaが提供する機能と齟齬がある場合があります。

専門家の回答

6件

2013年11月14日
3500万円を38坪で割るだけなら結構掛かっているなぁと思いますが、
どういった「地盤改良」なのか「半地下」の構造など聴いて見なければ
判断が出来ない材料も多くありますね。

また建築費は設備費が大きくなくても「複雑な構造」「手間のかかる納まり」
などで随分と高額になってしまうことは普通にあります。
質問者さんの現在の心境を鑑みて、ここで本気で問題を解決したいという
心境ではなく、意外と皆さんが通る「ブルー」を吐き出しているように感じます。
いかがでしょうか?

建築費は予算設定されても「そこに近づける作業」を設計者、施主共に
共同で行ってゆく必要があります。
設計者もスーパーではありませんから、ご要望をある程度精査した時点で
予算オーバーになるであろうことは想像が付いても、そこから予算に近づける
作業を施主にお伺いを立てながら、つめて行かなければなりません。

HMの企画ものでも予算オーバーは簡単に起きます。
逆にHMでは見積時点でのオーバーは「見えている部分」でしか
ダウンさせる事が出来ませんが、設計事務所や特に建築家を名乗る
レベルの方であれば、根本から解決する設計能力を持っていなければ
いけません。

1000万円のダウンについては、やりようによっては可能です。
問題は質問者さんが依頼した建築家の方との信頼関係を
気づく事が出来るかどうかです。
これはHMでも同じです。
建築家は手品師ではありませんし、建築家でもレベルの差は大きいです。
良くその程度で建築家を名乗るなと呆れるような方も多いのが事実です。

このHOUSECOでも問題にされる予算と見積もり金額の「大差」については
真面目に仕事に取組んでいる設計者であれば、滅多に無いことです。
地盤改良など不可抗力の金額アップは避けられないとしても、要望を
伺って前後30パーセント以内(本当は20%でも多い)の設計が出来ないものは
能力不足かペテン師です。

とにかく、もう少し根気良く建築家の方とプランを詰めてみてください。
御予算に近づく事ができると良いですね!
矢印
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ユーザーの返答

2013年11月14日

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早速の回答ありがとうございます。

地盤は調査していないのですが、最大ということで120万弱で概算見積に入っています。
半地下ですが、うまく説明できずすみません。土地に段差があるので、その形状を利用して入り口が1階としたら、階段を上がってリビングダイニング(中2階)、入り口の上に2階、リビング等の上に個室、寝室(中3階)となっています。

「質問者さんの現在の心境を鑑みて、ここで本気で問題を解決したいという
心境ではなく、意外と皆さんが通る「ブルー」を吐き出しているように感じます。」

そうかも知れません。

ただ、契約してしまえば、相場より高かろうとお金を払わなければならないので、ここで質問して、専門家であり第三者でもある方々の意見を聞き、このまま進むのか、一度白紙に戻すのかを冷静に考えたいと思ってもいます。

この予算で建築家さんと家を建てようなんて考えが甘かったのか、建築家さんの提案とは予算は度外視なのか、プランや施工のやり方によっては想定していた金額で望むような家が予算内で可能なのか・・というのことを知りたかったのもあります。

ご回答をいただき、今回の案が誤差の範囲内でないこと、施主の予算を踏まえて提案するというのも建築家の仕事のうちであることがわかりました。

今の建築家さん+工務店(セットになっています)とは、既に4ヶ月かけて話をしており、はじめの概算見積もりはさらに1000万円近く高いものでした。早く家を建てたい気持ちでいっぱいでしたが、再度予算の確認をして、それでもダメなら、白紙に戻すことも視野に入れたいと思います。

星マーク
相談者が役に立った
2013年11月14日
 有名な住宅作家(常に造った住宅が作品集になったり常に本に掲載されるような建築家)ですと40坪規模で80~85万/坪程度、20坪規模であれば100万/坪が普通です。そのような住宅作家レベルの建築家に依頼しだのならば別ですが、、、
 事前に予算を伝えていたのならば初期条件遵守とお伝えし直してみてはいかがでしょうか。通常は1割程度の誤差がほどほど適切範囲と思います。
矢印
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ユーザーの返答

2013年11月14日

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早速の回答ありがとうございます!

そこまでは有名な建築家さんではないと思います。

始めは、もっと高い見積りが提示されており、
予算を確認し、プラン変更してこの結果でした。

高い金額で提示するものなのかと思ってしまいましたが、
誤差は、1割ですか…

もう一度、確認してみようと思います。

2013年11月14日
ん?建築家と工務店がセット?
全く無いことでは、ありませんが...

建築家には設計・監理料を相当お支払いになっているのでしょうか...
もし常識から大きく逸脱している契約金額であれば、工務店からの
キックバックが乗っている可能性は「大」ですね。

私は悪いことではないと思っています。ビジネスですから、
そういったやり方でご商売をすることで生計を維持する必要があれば、
非難や中傷はできませんが。

自分のことで恐縮ですが、そのやり方では建築家として良い仕事が
出来るとは到底思えないんですけどね。
監督ってのは、優しかったり物分りが良かったりするだけが仕事じゃ
ありません。「また建築家の先生の作品のお手伝いをさせて頂きたい」
なんておべっかを使うような施工業者と建築家の関係なんて嘘です。

本来なら「あんな面倒な建築家の現場なんて二度と御免だ」くらい
言われるようでなければ、本当に「設計をした」本当に「監理した」とは
言えませんよ。
もちろん上手に和やかな雰囲気で最初から最後まで行くに越した事は
ありませんけどね!私も、いつもそうありたいと頑張っています(笑)

PS:追記された基礎や半地下の工法であれば、その部分はRC造ですね?
その場合には通常の木造2階建よりも大幅に建築費がアップされます。
その部分の建築費が全体に影響しているように感じます。
矢印
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ユーザーの返答

2013年11月15日

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丁寧な回答ありがとうございます。

建築家と工務店がセットというところがネックなんですね。
両者が癒着しているというよりは、仲介の会社が入っているので工務店を変更できない(システム?)なのです。本当の意味で「監理する」ということを考えるとこのシステム自体に問題がありそうですね。

「PS:追記された基礎や半地下の工法であれば、その部分はRC造ですね?」
多分違うと思います。そのような話はなかったので・・・小さい2階建ての家が二つくっついている感じです。

2013年11月14日
てんてんさん

新宿で高品質でローコスト注文住宅の設計をしている
マックスネット・コンサルタントの片瀬と申します。

現在の仕様や敷地条件がハッキリしませんので、一般的な回答に
なってしまいますが、お許しください。

一般的な注文住宅
地上部分・・・50万/坪
地価部分・・・75万/坪

上記から判断すると、38坪で、地下部分が15坪とした場合
約約2300万
地盤改良やその他外構にコストがかかっても、

3500万 は高過ぎます!

最初に、建築家に予算を伝え、その前後で設計できない場合
コストコントロールできない場合、債務不履行になるケースもあり
建築家の責任です。

予算に関しては、設計契約書に記載するようにしましょう!

現在、建設物価は急上昇しており、コストコントロールは大変です。
しかし、だからこす依頼するのであって、もっと強く、コストに関して
主張したほうが良いと思いますが、如何でしょうか?

写真は、半地下スキップフロアーの住宅
矢印
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ユーザーの返答

2013年11月15日

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丁寧に具体的な数字で回答いただき、ありがとうございます。

(状況によって異なるとはいえ、)具体的に示していただいたことで、当初の予算でもプランによっては家が建てられるのではないかという可能性が見えてきました。これまで、専門家らが示した金額であったので、「こんなにかかるものかな??」と疑問がありつつも自分の予算に無理があったのだと思っていました。

「コストコントロール」!!
設計(デザイン)するということは家の形を決めるだけじゃないですよね!予算内で設計するということも建築家の仕事なんですね。きちんと求めていきたいと思います。

2013年11月17日
Lightning様へ
10%以内の誤差は住宅規模では調整しやすいという適正範囲と言う事です。そのままほったらかしではないのですよ。
予算内に収めるときコスト調整ができる誤差という意味で使っています。値段を決めるのは工務店ですから最初から手品のようにぴったりとは行きません。工務店でも腕の立つ会社は同じ見積もり図面でも値段が違います。

しかし、20%~30%オーバーと言うのは正直言って補正が効かない範囲ですね。原因は能力がないマト外れな建築家であって、契約書にのっとって最後まで依頼内容通りに予算内で設計をやらせるべきですね。

 きちっとした住宅を造り質を保つ建築家は、自分が良しと思う質を保った住宅を責任もって造ろうとします。そのためその質の良さを求めて自然と施主が集まり設計依頼が来ます。そのような場合は施工坪単価はおのずと最初からある程度の最低基準価格が経験上あります。
 それに満たない場合は、責任をもった住宅ができないのでと丁重にお断りする方もいるようです。自分が良しとする質を維持する事をポリシーをもち仕事を受けないようにしているようです。よってそのようなスタイルで設計されている住宅作家は多分に80万/坪以上の仕事がおおいいようですね!

 住宅作家に人気があってファンのように集まってくるスタイルで設計をされているかたと、そのスタイルがまだできていない建築家はお客様の好みに合わせて予算にあわせて仕事をする別のスタイルの建築家となります。

 仕事のスタイルは人それぞれですが、基本的に受けたからには契約にもとずき最後まで仕事をするべきですね。また、社会情勢として東北の復興等で職人が確保できないので工事費が高めになってきています。今まではできたのですが、社会情勢によっていつもより余分にださないと工事をしてくれない時期というのもあります。そのような事前調査も必要ですね!そのような能力を持ち、前向きにできることとできない事を事前に正直に伝えてくれるタイプの建築家を選ぶことも大切ですね!仕事の仕方、姿勢や能力差をしっかりと品定めしないといけません。
矢印
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2013年11月17日
今回の質問に敷地高低差の説明があればもっと良いと思います。通常の設計とは違ったコストのかかり方が判断できるからです。勾配のきつい敷地ではコストアップになるからです。そこが明快でないと高いか解らなくなってしまいます。土地の段差はどのくらい、そしてどのように勾配があるのでしょうか。
矢印
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ユーザーの返答

2013年11月18日

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建築家の方を含めて予算を見直しているところです。アドバイスいただいたように、誤差は10~20%の範囲ではありませんが、頑張ってみようと思っています。
敷地内の高低差は100㎝ぐらいであったと思います。

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