暖炉と薪ストーブの違いから説明します。暖炉は、家の中で焚き火をするのと同じです。当然
空気は、温まると上昇しますので、煙突から煙と共に抜けていきます。空気が煙突から抜ける
と言うことは、当然、何処からか冷たい空気がその部屋に入ってくるので、部屋の隅とか流入
部の近くは寒くなります。
薪ストーブも原理は同じですが、こちらは、輻射熱で部屋全体を暖めるので、暖炉に比べて
効率的と言えましょう。しかし、注意が必要なのは、空気は、暖められると、上昇すると言うこ
とです。普通に設置してしまうと、天井面近くだけが暖かく、床面は、さほどでもないことになって
しまいますので、それを循環させるようにすることがベストです。
一番注意が必要なのは、低温火災です。木材は、高温で発火するのは当然ですが、低温が
繰り返されると、同じように発火しますので、注意してください。
一般的には、薪ストーブを周辺の壁からある程度離し、煙突を二重の物にするのですが、問題
は、天井裏です。煙突を支持する物は、全て不燃のものにすることが大事です。
価格は、大きさにもよりますが、ブランド物でも10万〜35万程度で購入できますが、煙突は
安くて50万はしますし、付属アクセサリー等も必要になります。また、煙突の工事費が掛かり
ますので、実績のある工務店に相談してください。
そして燃料になる薪の調達ですが、購入すると非常に高く馬鹿馬鹿しいので当社の場合は
間伐材の有効利用をしております。これなら無料で無制限なのですが、採取場所は、投稿で
きませんのでお許しください。
当社は、年中無休の相談会を開催しておりますので、詳細技術情報は、そちらで御願い致し
ます。
http://maxnet-g.co.jp