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家づくり相談

ベタ基礎と1階床を下げる工法について

現在、都内1種住専地域(第一種高度地区)で一戸建て(3階建)の建替えを検討しております。工法は木造を前提としております。
いくつか工務店、設計事務所とお話しましたが、ある工務店から北斜線、日影規制の影響を少なくする(2階、3階のフロアの高さを確保する)ため、ベタ基礎に防水処理・断熱材を入れてその上に1階床を作る方法があると説明されました。床下がない工法との事で、基礎の立ち上がりの中に1階床があるという事になります。1階床はGLから10cmの高さです。また、水回り等の配管は一か所に纏めて、点検口を作るので問題ないとの事でした。
一般的には、床下は通気、点検、修理等のため、一定の高さが必要である思っていましたので、耐震・断熱性能、湿気、シロアリ、万が一大地震が来た場合の修理等の点で不安を感じております。
なお、西6m道路に面しており、土地は30坪弱です。
このような工法は、リスクが大きいと思いますが、専門家の方のご意見を頂きたく
よろしくお願い致します。

専門家の回答

4件

2017年12月21日
地下室を作る感覚で設計すると良いです。
地下室の通気は、防水、結露防止など施し、遮断します。ご心配の場合、床下を作って換気する方法もあります。
また、懸念のお話ですが、
・耐震は、地下の方が耐震性は高いです。
・断熱性能についても、地下の場合、地上の空気との接触がないので断熱はしやすいで す。
・湿気対策は防水と同時に必要です。
・新築して1年は、湿気が多くなる可能性は高いので、十分な換気が必要です。
・シロアリ対策については、シロアリは水気が好きですから、前述の対策をしっかり行 えば大丈夫かと思います。地上についても同様のことが言えます。
他、質問があれば下記メールにご連絡ください。
鶴崎より
k-tsur*****.com
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ユーザーの返答

2017年12月22日

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早速にご回答頂き、ありがとうございます。
地下室、予算があればと思いますが、なかなかコストが高くなりそうで断念しました。
もう少し家族と考えてみます。

2017年12月21日
なんか空しい話ですね。
URBAN GEARの本多と申します。

スラブに、そのまま土台を並べて家を建てるんですよね。
やめた方が良くないですか?もう仰る通りですよ。
土台が載る部分には「地中梁」を作るんですよね?
作らなきゃ地震で基礎を割りますよ。ちょっとでも大雨が来れば
床下に雨が入っちゃうし。
そもそも布基礎を、ケチっても30センチか40センチでしょ?

階高を下げる工夫をすれば40センチくらい稼げるでしょ?
2階と3階の天井高を諦めれば済む話です。20センチくらい
低くても工夫次第じゃないですかね...特に3階は、なんとかなる
ような気がしますが。

※当アトリエでは建築に関するあらゆる質問に随時無料でお答えしています。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

URBAN GEAR / アーバンギア 本多
at*****geardesign.com
http://www.urbangeardesign.com
054-206-4343
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ユーザーの返答

2017年12月22日

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アドバイス、ありがとうございます。
頂いたご意見を参考に家族ともう少し話してみます。

2017年12月21日
違う論点なのですが、床高をシビアに調整しなければならないほど、厳しい条件でしょうか?。敷地のサイズ、接道状況、建物配置の条件の整理、そのうえで階高の検討、屋根の検討をする。それでも斜線にかかりそうなら、床の調整という手順だと思います。

第一種住居地区
第一種高度地区

北側斜線は北側が道路ではなく隣地なら、建物の各部分の許容高さは、隣地までの水平距離に0.6をかけて、さらにプラス5mで求めます。図で見ればイメージしやすいと思います。

日影規制は、同用途地区の場合、高さ10m以上の建物に規制がかかるので、今回の場合は木造3階を10m以内で計画すれば問題ないです。

プロの工務店様、設計事務所様にご相談とのことだと思いますので、十分な検討を重ねたうえで、床の調整までアイデアが及んだことだと思います。素晴らしいです。ただ、視点を変えれば解決方法は残されている気がしましたので、もう少し議論を重ねても宜しいかと思います。

少しでもご参考になれば幸いです。


佐竹勝郎建築設計事務所
Atelier:
〒112-0002
東京都文京区小石川2-3-24 
mail: satake*****.com
http://satakearchi.webcrow.jp/
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ユーザーの返答

2017年12月22日

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アドバイス、ありがとうございます。
法規制につき家族と詳しく勉強して、再度考えてみます。

2017年12月21日

木造で非戸建て住宅を造る場合には、通常的に採用しています。
靴履きの時はさして問題はないと思っています。
断熱もべた基礎基礎で行えばいいと思います。

問題は、浸水(地下水位)との調整ではないでしょうか?
あと、降灰のある弊社の地域だとGLとFLに差がないと
住居内に火山灰が進入しますので、(都会でも砂埃が入る)
それについてどう考えるかではないでしょうか?
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ユーザーの返答

2017年12月22日

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アドバイス頂きまして、ありがとうございます。ベタ基礎の中に1階床を作ることはあるのですね。
建設予定地は、水の心配はないと思いますが、誇りの問題は気が付きませんでした。
もう少し、家族と考えてみます。大変参考になりました。

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