はじめまして、渋谷で設計事務所を運営しております日比生寛史建築計画研究所の日比生と申します。
賃貸集合住宅や敷地条件の厳しい個性的な住宅など数多く手掛けております。
「渡辺篤史の建もの探訪」や「完成!ドリームハウス」には度々出演しており、余談ですが、二年前に終了しましたフジテレビの月9ドラマ「恋仲」の模型や図面の資料提供、建築関連のアドバイザーも努めておりました。
お問い合わせの件ですが、そもそも大手ハウスメーカーは安く建てられるところではありません。何の要望も無く、言われたままの仕上、仕様、設備で比較的安めに出来るというだけで、全てがオプションで特殊なこと(個性を出そうとする)を考えると高くつきますし、当然設計料を始め諸々も工事費に含まれており、単純に考えてみても各地に存在する住宅展示場のモデルルームはハウスメーカーが費用を出しているはずが無く、お客さん一人ひとりの負担なのです。
詳しくは頂いた情報だけでは不十分ですが、数字だけを見ると、工事費は重量鉄骨造で1億3500万円は非常に高いと思います。
正直にお伝えすると近年RC造はコストが上がっていますが、それでも何とか120万円/坪で可能です。それでも工事費1億2000万円です。
資産価値や耐用年数を考えると断然RC造がお薦め出すが、コストの問題がありましたら重量鉄骨造で工事費約1億円です。
他に何か多きな追加金額が発生するということは基本的にはありません。
一番グレーなのは杭工事で、地盤調査をすればコストは分かりますが、調査を行っていない状態であれば概算で予算取りをするしかありません。これはハウスメーカーも同様です。
どこにでもあるような無難賃貸で、将来的に空室が生じる懸念を含めても長期性能保証を取るか、他類似物件とは差別化が図れ、個性的なデザインで空きのない人気を取るかはクライアントの価値観です。
過去に2棟ハウスメーカーで建てられているので、何も問題なく人気の賃貸であれば引き続きハウスメーカーにお願いし、空室が出てきたなど何か満足されていないような思いがありましたら建築家とのプロジェクトを試してみても良いのかもしれません。
2015年は手掛けたサービス付高齢者賃貸住宅がグッドデザイン賞にも選ばれました。フレキシブルな新しい個性的なデザインはお任せ下さい。
創意工夫のデザインに特化した建築が得意ですので、もし手掛けた建築の事例に興味をもって頂きましたら、是非ともご連絡下さい。
長年に渡り愛され続ける建築を創り出したいと思っておりますので、是非、微力ながら長いお付き合いと夢のお手伝いが出来ることを願っております。
日比生 寛史/日比生寛史建築計画研究所
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