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家づくり相談

高齢者の家づくりの進め方やコツなど

両親が、現在、祖父母から相続した土地に新しく家を建てることを検討しています。
子の自分としては、両親に納得のいく家づくりをしてほしいと思っていますが、
今後、どのように両親に家づくりを進めてもらうと、両親ともに納得のいく家を建てられるのかよくわかりません。
私が間に入って、両親が納得いくまで、とことん比較検討の手助けをしてあげるのがよいのですが、当方も子育てしながらの夫婦共働きのため、あまり時間的な余裕がないのが現状です。
住宅建築に詳しい皆様に、高齢者である両親の家づくりの進め方やコツなどについて、アドバイスをいただければと思い、ここで質問させていただきます。

両親の年齢等:父65歳(自由業、時間的余裕あり)、母61歳(再雇用、比較的時間的余裕あり)
両親の住所:千葉県北西部
両親の住まい:大手ハウスメーカーで10年前に新築。約30坪。建築費は、土地抜きで総額3,500万円。オール電化、床暖房、庭付き1戸建て(2階建て)
相続した土地に新築後、現在の住まいは子である私たち夫婦が親から賃貸して住む予定
相続した土地:現在の住まいの隣の土地(約35坪)
予算:2,000万円~2,500万円
希望など:
<父>
・地震に強い家としたい(倒壊しないだけでなく、できれば破損もしない家)
・冬に素足で生活できる床暖房付き(温度ムラなし、故障もしづらい仕組みのもの)
・アフターフォローがしっかりしたところで建てたい
・違法建築や手抜き建築が怖いため、よく知らない会社や専門用語を乱発してくるような業者は怖い
・現在の住まいは、耐震性、床暖房ともに満足しており、次の新築も同じハウスメーカーを最有力候補として考えている
・家づくりノートなどを作って自ら積極的に動いて家づくりをするのは面倒だと感じている
・母の意見を最大限尊重したいと考えている

<母>
・現在の住まいには、小さいけれども様々な不満を抱えており、もう1度家を建てて、それらを改善したい
・現在の住まいと同じハウスメーカーにこだわる必要はないと考えている(設計事務所や工務店もあり)
・現在の住まいの購入額は少し高すぎたと感じている
・家づくりノートなどを作って自ら積極的に動くほどの行動力はない

<私>
・両親ともに納得のいく家づくりをしてほしい
・もし将来に介護の問題が出た場合でも、比較的両親だけである程度対応しやすい家がよい(平屋なので老々介護がし易い、低コストで建築したので気兼ねなく潰して老人ホームに入れる等々)


よろしくお願いします。

専門家の回答

10件

2017年12月24日
ありっくさん
第一に千葉県お母様と相性のいい方が完成まで担当してもらえるかどうかのような気がします。
大きな地震で破損もしない家であれば揺れを軽減する制震装置や免振の機能を検討してはどうでしょうか。

一級建築士事務所 匠拓:寺澤 秀忠
WEB: http://www.syotaku.jp/
矢印
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2017年12月24日
ありっく様

論点がずれてしまい恐縮なのですが、お父様に至っては、現在のお住まいに満足してらっしゃる。お母様にいたっては小さな問題点がいくつかある程度。そうした場合、現在のお住まいを部分的にリフォームされてはいかがでしょうか。
家は住めば住むほど愛着が増すものです。新しく建てればよりよい生活が約束されるわけではないような気がします。今のお住まいに不満がないようでしたら、末永く住むことで更に愛着がますのではないでしょうか。
余計なことですが、相続された土地はお若いありっく様ご家族が、新居を構えてはいかがでしょうか。

論点がずれてしまったこと、お許しください。
矢印
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2017年12月25日
千葉県船橋にて設計を行なっております。自宅も北西部です。

家造りはとても労力のいる作業です。
メール等でのやり取りが多いですが、直接すぐこれる様なフットワークの軽いお近くの設計事務所等から候補を絞っていかれると良いと思います。

当方も無料相談を行なっておりますのでお気軽にお声かけいただければと思います。
矢印
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矢印
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2017年12月25日
文を読んで、思うのは自分も高齢者の仲間入りかと・・
時は無常に経ちました。笑
こつといえば、実務家からのアドバイスはたいしたことは
無いような気がします。
「住まう方がどのような思いでどのように住みたいか」を
伝えて戴ければ良いかと思います。
あとは、それをまとめて提案する形です。
・地震に強い家
・省エネの家
・健康に気遣う家
・自然素材の家
・使い勝手の良い家
・デザインを考えた家
・コストを考慮した家
世間一般的に言われている家づくりですね。
どれをどのように採用するか
やはり、今後の生活を形にする話し合いです。
最後にコストについては、
現在の家が費用がかかっているので、
今はやりのつまらない言葉
「コスパだとかいうローコストな家」より、
リフォームという選択肢もありそうですね。
家づくりは、イベントでは無く地道です。
せっかくの家づくりの機会、「家族と暮らす」
をテーマにいろいろ考えてみましょう。
鶴崎より
k-tsur*****.com

矢印
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矢印
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2017年12月25日
ありっく様

はじめまして。千葉県成田市を拠点にしているヒラヤマホームと申します。
私共は設計から施工まで一貫して行っている地元の工務店です。

住宅に関することは新築から増改築、リフォームまで対応しております。

ご相談の内容ですが、しっかりと考えられているようですので、
その方向性で具体的に検討してみると良いかと思います。

気になるのは10年前の建築費3,500万円のローン有無、
隣の土地の接道条件、既存住宅のリフォームの有無でしょうか。

ご相談は無料ですので、もし宜しければご連絡下さい。
矢印
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矢印
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2017年12月25日
ありっく様
柏市、印西市に拠点を置いて活動している高野三上アーキテクツと申します。

大手のハウスメーカーにはないものを求めたいが、地元工務店などでは情報が少なく心配ということであれば、設計事務所をご活用ください。
設計事務所が工務店に比べて優れているところはプレゼンテーション能力、きめ細かな説明の手段を持っているところです。
特別にデザインに凝る場合でなくとも、メーカー住宅のように規格化されていないものを建てる場合は、CGや模型、スケッチなどを用いて細かい所まで納得した上で建てたほうが良いと思います。
打合せをするのは、ハウスメーカーであれば営業職の人、工務店であれば社長や大工で、いずれも設計の専門家ではありません。ぜひ一度我々の説明を聞いていただいて、違いを感じて下さい。

当事務所は、自然素材を活かした温かみのある作りを得意としています。
床下エアコンや太陽熱を活かして少ないエネルギーで小さい家の全体を空調する手法にノウハウがあります。
掲載事例やホームページではかなり凝った造りのものを紹介していますが、そういったものだけではなく、あくまで建主さんに必要なものを設計、施工監理します。
弊社は設計事務所ですが、設計だけをして工事は一括して工務店に投げてしまうのではなく、各専門業者を直接手配する分離発注工事のコーディネートを行っています。
この方法は、余分な経費を省けるのと共に、工事の原価を把握できるのでコストをしっかり管理できます。
ハウスメーカーにも工務店にも、一般の設計事務所にもないものを持っていると自負しています。
お気軽にお問い合わせください。
矢印
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矢印
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2017年12月25日

最終的にお母様の意見で我々建築家の設計で家造りが行われるのなら、
ご相談に対応させて頂くことは可能です。
また、実際の設計で細かい部分での改善も改善できます。

お父様のご意向で、ハウスメーカーさんで再びお造りになられるのなら、
そちらの方々とご相談なさった方が手っ取り早いと思います。
ハウスメーカーさん等は、自社の利益をより得られるように、
要望がに対して出来ないこと、単独依頼の工事費より割高なオプション
工事費を支払えば可能なことが明確にございますので、
ローコストで自由設計という相反することでなければ、
対応できないのはすぐ判るのでそこそこ希望の住宅は可能です。
(法律等で規定される地震に強い家は原発並みにコストをかければ、
実現可能だと思いますが、全く破損しない家は原発並みにしても
無理だと想定できます。[免震や制震装置を戸建て住宅に採用する自体、
ナンセンスと正直思いますが、]安心感というイメージを得る為に
これらの装置を設置する事は否定しませんが、日本の建築物の構造計算は
超高層ビルでも大地震時にも壊れないのではなく、ビルから避難する
時間を確保すればいいという規定だということをご認知ください。
また、現在の先端事例として免震装置のあるビルについて、これだけで
耐震対応を想定しているので、ビル自体は華奢な構造で想定外の他の
外力がかかった際(または垂直力)は問題があることが大手の設計事務所では
懸念されているそうです。住宅並みのコストで耐震性を求めるのなら
古民家のように軽量化を行ない、伝統工法で家毎基礎からずれたり、
貫による力の分散を行なう方がいいのかもしれません。
関東大震災、阪神大震災、熊本地震でも木造の戸建て住宅の倒壊は、
耐震壁の不足、配置の偏り(店舗つくり)がなければ少なかったです。
あるメーカーさんが、大地震に何十回来ても大丈夫と宣伝していましたが、
大地震が何十回来る時間では、建築物そのものの耐用をはるかに超えてしまいます。
話がそれてしまいましたが、このようなことも認識なさっていた方がよいと思います。

平屋は基礎の価格負担が1階となりますので、最低でも5~10万円/坪以上、コストが上がります。
ローコストで造っても30坪以上の時で60万円/坪以上の工事費(税別)はかかります。
矢印
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矢印
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2017年12月25日
さいたま市のマツザワ設計松澤静男です。
高齢者と言っても私と変わらない歳ですね。まだまだ先は長いので、じっくりとしっかりと考え、話し合って作るのが良いと思います。選択肢を増やして、選ぶのではなく、自分たちの暮らしを考えるところからスタートするのが良いと思います。まだまだ年寄り扱いする年齢ではないと思います。
でも、まあ今後は高齢者である事は確かでので、暮らしやすい家にすることは大切です。希望される事は特に問題ないと思われますので、最初にすることは信頼できる相談相手を選ぶ事だと思います。なかなか大変ですが・・・
HPをご覧頂き、宜しければご相談下さい。信頼できる人が見つかるまで面談する手もあります。その場合もHP等で、どのような家づくりをしているか?情報収集をしてから会うのが良いと思います。

********************************

一級建築士事務所 マツザワ設計    松澤静男
〒330-0073 さいたま市浦和区元町2-38-2 パークプラザ元町204
Tel 048-885-8241/Fax 048-885-8219 携帯 *****
E-mail       *****t.net
URL        http://www.aa-mat.net/

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矢印
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2017年12月26日
ありっくさまへ   
はじめまして くろふね建築研究所 杉原 生広です。

高齢者の家づくりの進め方やコツなどについては、いろいろな考え方や方法などがありますから、いろいろな方々のご意見や感想を聞いて頂くとして、私ならこうするだろうとしてお話します。

1.ご両親に今後どういう暮らしをしたいのか考えてもらう。
考える時のポイント:・若い時と違って還暦を過ぎてからの生活は違う。(子から自分、親の問題が出てくる年)
・すまいには、生活に応じた「すまいの器」がある。 大きな家は本当に必要なのか?
・これからの老いに対する配慮や将来の不測(不安)への備えはどうするか?
・20年30年先、住い手がいなくなったらどうするのか(いえの後始末)?
・子供たちはどう思うか(家族のことは家族で考えてみる)?

2.具体的な技術的要件や条件は後からついてくる。
ご両親が考え方や判断の優先順位(なにを大切にして、なにを捨てるのか)を決めてしまえば、技術的な要件や条件は、現実的なことなので自ずと決まっていきます。
もし、迷ったら原点に返って考えてみる事の繰り返しで前に進んでいくと思います。
最後に、具体的なことは信頼できる専門家(ここでは建築設計事務所を想定)と縁を結ばれ、相談しながら解決していかれたらいいのではないでしょうか。

3.家を建てたい方へ伝えたいこと
家を建てるという煩わしさ(面倒くさい事)を避けたい気持ちはわかりますが、
残念ながら自分が欲しいものは自分から求めないと手にはいりません。(あなた任せは駄目)家づくりが、新たな人生のスタートになると考えて頂いてはどうでしょうか?

61歳のおじさんより 
矢印
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矢印
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2017年12月28日
初めまして。両親様はまだまだお若く、あと20年以上住まう家ですのできっちりと計画を立てて作られることをお勧めします。各世代、人によって意見、希望がさまざまです。特に高齢者(?)型住まいは、健康性、移動のしやすさ、将来対応等の多くの機能が求められます。そして何よりも大事なことは意見の違いをうまく調整しながらもめないように住まいを作ることが大事です。お父様の意見を立てながらお母様の希望をかなえるなど気配りのある計画が求められます。多くの経験や実績が設計には求められます。当方はその期待に十分こたえられと考えております。気楽に声をかけていただければ幸いです。下記に当方のHPも付記しておきますので参照していただけたらうれしいです。
(株)空間設計研究所  代表 高橋孝栄
住所:〒160-0022東京都新宿区新宿2-4-2カーサ御苑404
TEL:03-3359-2863
FAX:03-3359-2864
HP :http://www.ne.jp/asahi/takahashi/kuukansekkei/
MAIL ; taka*****.email.ne.jp





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