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新築戸建て断熱・気密

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アクリアマットを天井に二重にする

いつもお世話になっております。
アクリアマットを天井に二重に施工することで、熱抵抗値が8.2になリますが、夏場のオーバーヒートを防止し、室内温度の上昇の抑制には有効でしょうか。、
標準的にはは、アクリアマット1枚で熱抵抗値4.1だと思いますが。

ウレタンは、廃棄の問題と加水分解の問題があり使わない方が良いのではと考えてます。

専門家の回答

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星マーク
相談者が役に立った
2018年 4月10日
長野県で設計事務所をしておりますアトリエカムイの井野と申します。
断熱性能をあげれば、温度が逃げにくくなりますので、基本的には、オーバーヒートは生じやすくなります。そのため、オーバーヒート対策を別でしっかり考えておくことが重要となります。
オーバーヒートについては、夏の日射遮蔽と通風設計が重要です。屋根からの日射を遮りながら断熱性能を確保するために、屋根にはアルミ箔断熱材を最外層に一層だけ薄くても入れて、その室内側にグラスウール二重で日射遮蔽と断熱性能を確保するなども1つの方法です。
窓の位置も風の流れがその地域でどうなっているか、太陽の動きはどうなっているか調べて、窓の大きさ、窓配置、窓の高さを決めていく必要もあり、ガラスの性能もどうするのか、併せて考えていく必要があります。もちろん意匠とのバランスもあります。
大きな庇も重要な日射調整の建築部位ですし、日射を調整できる(冬は開放して日射を積極的に取り入れる)格子戸やロールスクリ-ンなども採用していく必要ともあると思います。
あくまでも、ざっくりとした対応策ですが、建築設計プランによって、具体的にこのあたりをどう対応、採用するかは、担当する設計者がプランに合せて決めますので、このような事を参考にしながら(他にも手法がありますので・・・)相談されると良いと思います。ご参考となればと思います。
矢印
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ユーザーの返答

2018年06月02日

モーケットのプロフィール写真

個別メッセージ等でも、親切丁寧に御指導いただきまして大変親身な方で信頼出来る方だと思いました。ありがとうございました。

星マーク
相談者が役に立った
2018年 4月11日
断熱でカバー出来るのは熱の出入りの25%までです。輻射熱が75%です。輻射熱対応が肝心です♪屋根をアルミ色で太陽を反射させましょう。天井裏断熱を強化して夏場だけ天井裏を24時間換気で排熱させましょう。ウレタンは火事の時にシアンガス発生して死に至りますので私は建材として認めていません。
矢印
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矢印
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ユーザーの返答

2018年06月02日

モーケットのプロフィール写真

御丁寧にありがとうございます。
参考にさせていただきました。

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